先日、ジャパンケーキショーの帰りに浅草・亀十のどら焼きを買ったのですが、
www.nyao.club
個人的には自分の好みのどら焼きとはちょっと違う・・と書いたところ、
様々などら焼きのお店を紹介していただきました。
草月の黒松とか、六人衆とか・・
中でも、日本橋の清寿軒と日本橋のうさぎや、美味しいよ!とのこと。
そして、うまい具合に、23日は日本橋に用がある。
じゃあ、23日、どら焼き色々買いましょう!ということで。
ケーキツアーならぬ、日本橋あんこツアー、行ってきました!
調べた所、清寿軒は午前9時開店、そしてうさぎやは9時半開店。
そして、どちらも人気店で並ぶらしい。
じゃあ、開店前に行きましょう。
ということで、8時40分ごろ、清寿軒に到着。
そうしたら、先客は1人。おじいさんが並んでました。
そして、おじいさん、めっちゃ話しかけてくる。
清寿軒のどら焼きがいかに美味しいか、そして普段はもっと行列ができるのであんた運いいよとか、この界隈は昔ねーとか、オリンピックのマラソン会場が・・とかとか。
自分は、そーですねーマシンとなっていました。
その後、開店10分前にはだいぶ行列も長くなってきて。
そして開店。
お店では、どら焼きは大判と小判の2種類、そして最中とか栗饅頭とか、いくつか売ってました。
自分は、とりあえず大判小判2個ずつと栗饅頭を購入。
その足でうさぎやに。
うさぎやも、開店10分ほど前に到着。
こちらも先客は1人。サラリーマンさんです。
しばらく待つと開店。
こちらは、どら焼きや最中の他に、上生菓子を数種類販売してます。
その中から、有名なうさぎさんの上生菓子と、どら焼きを2つ購入。
日本橋三越に来ました。
三越の開店まで時間があるので、椅子に座ってどら焼き食べ比べてみました。
おー、確かにどっちも美味しい。
清寿軒はあんこが濃厚、うさぎやのは皮がふっかふかで独特。
これ、好きかも。
そんなこんなでどら焼きを食べていたら、三越開店。
今回日本橋に23日に用事があるというのは、今日から三越の美術画廊で、「山下裕二の隠し球展」というのを開催するとのことで。
若手作家を中心に、素敵な絵画・立体を展示販売する、とのこと。
値段的にはかなり高めなので買えませんが、目の保養に、と思って。
会場では多くの作家さんの作品が、1人数点ずつ展示されていました。どれも素敵。
中でも、1番人気と思われる篠原愛さんの作品は、抽選販売とのこと。
抽選販売の作品、どんなか?と思って見てみたら、
2枚ありました。1枚はかなり大きい超大作。値段は550万円。
もう1枚は、そこまで大きくはないけど、やはり大作。値段は170万円。
この2枚、これで抽選かー。みんなお金持ちなんですねー。
どっちも素晴らしい作品であることは間違いないけど、自分には縁遠い感じ。
篠原愛さんの作品、今年の春のアートフェア東京では、やや小さめの作品50万円で売ってたので、自分だったらそっちかなー。
その他の作家さんも、どれも素敵だったのですが、中でも心に残ったのは、大川心平さんの作品、ちょっとカラフルな植芝理一先生っぽい、細かくノスタルジックなモチーフを重ねていて可愛い。
そして、星野有紀さん。こちらは、女性のポートレートを主に描いていたのですが、女性の可愛さというよりも、エゴとか可愛くない部分を、可愛い部分に重ねる感じ。誰かに思いっきりパイを投げようとする女性の絵が素敵でした。
画廊では30分ほど絵画鑑賞して、で、次の目的は、日本橋のかかりつけの歯医者さんで診察が13時。
それまでどうしようか?そりゃもう、こちらですよ。
先日オープンした、コレド室町テラス。
来たかったんですよー。話題のスポットですし。
このコレド室町テラス、レストランを中心として、様々なお店が入っていますが、
中でも目玉は、2階の台湾コーナー。
台湾のオシャレ書店・誠品書店が日本初上陸ということで、すごく話題。
それに合わせて、台湾のレストランやお茶屋さん、お菓子屋さんなどが集結したゾーンを形成しているとのことで。
台湾好きとしては、そりゃあ気になりますよ。
ということで、ワクワクしながら2階へ。
誠品生活、誠品書店を中心に雑貨や文具などを集めたショップなのですが、書店が占める割合が多いかな。
そして、本はほぼ和書。日本の本です。カテゴリーは台湾の主導で作られたらしいですが、本のセレクトは有隣堂が行ったらしいですね。
それもあって、そこまで誠品書店らしさが出ているわけではない。誠品書店を参考にして作られた蔦屋書店のほうが、誠品書店らしさがある。
そして、雑貨&食品コーナーも、台湾産の製品は少なく、ほとんどが日本の工芸品。
文具コーナーも、誠品書店はすごくひとつひとつこだわりの文具を置いてあるのですが、ここでは普通にCampusのノートとか、普通に万年筆とか、ちょっとパッとしない。
全体として、本場の誠品書店の良さが出てないかなーという印象。
台湾茶のお店も、高級な茶葉扱っているんだけど、イートインで飲めるのはなぜかタピオカ入りのがフィーチャーされてたり、ちょっとちぐはぐ。もっと茶藝館みたいのがいいんですけど・・
そんなわけで、ちょっと残念な感じで店内一周して、お昼ごはんは台湾の人気レストラン、富錦樹で食べることに。
中華料理なので、1人で食べようとすると品数が食べられない。
そんな人のために、セット料理も用意されていました。
ちなみに、このお店、開店は11時なのですが、10時40分の時点では行列は数人。自分はこの時点で並びましたが、その後行列がすごく伸びて、開店5分前だと1巡目に間に合いません。20分前ぐらいから並ぶのおすすめ。
富錦樹開店して、席に案内され、自分はセットメニューをオーダー。
すぐ出てきました。
こちら、品数豊富で、1人で中華食べるにはぴったりのセット。
味は・・・うーん、どうなんでしょうね。美味しい、かな?
あんまり台湾料理、という感じじゃないですね。
でも、メインは、台湾でよく食べられる小さい牡蠣、蚵仔を油条と一緒ににんにくで炒めたのがちょっと台湾ぽいのかな。
このメイン料理、牡蠣は美味しいんだけど、めっちゃ塩っぱい&にんにくがすごい。
ちょっとなー・・という感じ。
そして、これから歯医者なのに、口の中がにんにくの匂いですごいことに。
こりゃヤバい・・・ということで、1階の離れにある、石屋製菓のカフェ、ISHIYAカフェへ。
ここでは、特製パンケーキと、特製パフェが食べられるとのこと。
そこで、匂いを消そう・・という口実。
こちらは、11時20分ごろ到着したのですが、なかなか行列が動かない。
結局40分ぐらい待って、ようやく入店。
こちらのメニュー、パフェは日本酒を使ったパフェが押しらしいのですが、ちょっと違うのを食べたい気分。
ということで、ストロベリー&ピスタチオのパフェを注文。
けっこう待たずに出てきました。
おー!しっかりしてる。美味しそう。
上から見ると・・
こちらのパフェ、ピスタチオのムースと、レモン&いちごのソルベが中心。
上に載ったいちごも、今の時期にしては悪くないし、ピスタチオのムースが、かなりしっかり豆っぽさが合って、意外や意外、美味しいです。侮れない。ちょっと高いけど。
ということで、コレド室町テラス、最終的には満足して、さあ歯医者!
歯医者さん、自分縁あって日本橋の歯科医にお世話になってるのです。
そこで、先日銀のかぶせものが取れちゃったので作り直してもらい、今日はそのチェック。
かぶせものは問題なし、口中のチェックもしてもらいましたが、歯石もなくてきれいだそうです。よかった。
さて、日本橋の用事も済んで、次は新宿へ移動・・
と思って、スマホを見たら、ツイッターにコメントをいただいていて、なんでも、日本橋高島屋に出店している浜松の和菓子屋さん、厳邑堂のどら焼き美味しいですよ!とのこと。
なに!それは、行かないと!
ということで、新宿行く前に高島屋へ。
高島屋、1階ではオルゴールフェアをやっていて、高価なオルゴールから安いオルゴールまで、いろいろ売ってたのですが、それに合わせて貴重なオートマタがたくさん展示されていて。
漫画「ファンタジウム」で大きくフィーチャーされていた、ピエロ・エクリヴァンも展示されていました。
これ、液晶画面に動いている動画が映ってたのですが、1日3回実際に動かすらしく。
次は15時とのことだったのですが、ちょっと所用があるし、1時間以上は待てないので、泣く泣く断念・・
高島屋の地下では、無事に厳邑堂のどら焼きを買って、そこから新宿に向かいます。
新宿では、欲しかったゲームのCDを購入、そして、見たかった映画のチケットを発券、そこから新宿高島屋へ。
新宿高島屋では、地下のイベントスペースで、名古屋の老舗和菓子屋の若旦那が集まって、和菓子や自慢のあんこのプロモーションを行っていて。
これ、今回で2回目なのですが、自分前回も行ってるんですよ。そして今回も、というわけ。
ほんと今日はあんこ付いてる。
今回のイベントの目玉は、名古屋の和菓子屋のあんこを食べ比べられるあんトーストの販売。
1枚のトーストを4分割して、4種類のあんこを載せることができる。
載せられるのは、粒あんセット、こしあんセット、好きなのを自由に載せられるセットの3種類。
自分は粒あんセットを購入。
名古屋名物あんバタートーストが一生懸命作られました。
こちらが、粒あんセット!
やっぱり同じ粒あんでも、お店によって味が違いますねー。
自分は、やっぱりちょっと塩気のある、塩粒あんが好きでした。
新宿高島屋から新宿ピカデリーに向かい、映画を鑑賞。
家に帰ってきたら外は真っ暗。
日が落ちるの早くなりましたねー。
家に帰って、あんこタイムです!
今日買ったどら焼きプラス和菓子を並べてみます。
まずは清寿軒のどら焼き。大判小判。と、栗饅頭。
栗饅頭美味しい。どら焼きは、あんこが力強いですね。そして、皮が、普通多くの店が皮に醤油とみりんを少量混ぜるのですが、ここの皮はかなり醤油とみりんの味が強い。それがあんこの甘さと一緒に食べると、かなり濃厚な味わいが。あんこの量もすごいので、食べた!感があります。
そして、日本橋うさぎやのどら焼きと、有名なうさぎさん。
うさぎやのどら焼き、朝食べた時もおどろいたのですが、皮がふっかふかのふっかりした食感で、個性がすごく強い。皮すごく美味しいです。あんこは、けっこう上品かな。皮によく合ってる。すごく好きこれ。美味しい。
うさぎさんの上生菓子は、もちゅーっとした餅の皮にあんこの、オーソドックスな美味しさ。
最後に、厳邑堂のどら焼きと栗きんとん。
こちらのどら焼きは、清寿軒やうさぎやのような強い個性はないですが、バランスが取れた美味しいどら焼き。オーソドックスでシンプル。美味しい。
栗きんとんは栗!もっさりしていて美味しいです。
・・・ということで、朝から夜まで、あんこにまみれた1日でした。どのあんこも美味しかった!
やっぱり自分はふっかりみっしりした皮と濃いめのあんこが好きだなー。
あ、でも、だからといって亀十のどら焼きが嫌い、ということでは全然ありませんよー。
ツイートもしたのですが、
自分別に亀十否定派では全然なくて、例えるなら亀十のどら焼きはふんわりしたダウンジャケットなのですよ。それに対してうさぎやのどら焼きはもったり重いメルトンのダッフル、清寿軒はざっくりニット・・思い思いのアウター着ればいいだけ。自分はダウンよりダッフルが好き、というだけのことです。
— nyao(♪Time Heals All Sorrows~) (@nyaofunhouse) 2019年10月23日
好みは人それぞれ。どら焼きもお店によって千差万別。
お気に入りのどら焼きが見つかればいいかな、と思います。
やっぱり和菓子も奥が深い!