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おこもり中でも美味しいケーキ食べたい人は・・紹介記事書きました。


ジャパンケーキショー2019と亀十のどら焼きと

今年もやって来ました、ジャパンケーキショーの季節。
でも、今年はどうしようかなー?パスしようかなー?と思っていて。
というのも、自分はコンクールではなく喫茶の利用がメインなのですが、
喫茶で食べられるケーキ、以前はかなり割安感があったのですが、
最近は値上げ値上げで、ものによってはこの会場で食べるよりお店で売ってる値段のほうが安い場合もあり。
確かに一度に様々なお店のケーキを食べられるというメリットはありますが、ちょっとうまみが少なくなってきたなーと感じていて。

でも、やっぱり来ちゃいました浅草。
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ジャパンケーキショー、喫茶コーナーは7階にあります。
2日目の午後ということで、そこまで混んでなかったですけど、座席はほぼ満席。
今年はケーキの値段こんなです。
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ケーキ1個600円。なかなかです。これでロールケーキなんてチョイスしたら、完全に逆鞘。
自分は、ケーキセット1つと、ケーキ単品3個で。
ショーケースを見ると、んーー・・食べたことのあるケーキがけっこう。
そんな中から、美味しそうに見えたケーキ、4つ選んで注文しました。
こんな感じです。
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食べていきますよー。

まずは、ユウササゲのライチパンプルムース。
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名前の通りライチとグレープフルーツのケーキですが、ライチそこまで強くはなくて、グレープフルーツも苦味はあんまりなくて、全体に味わいが弱いというかあっさりというか繊細というか。美味しいけど、ちょっと印象が弱いかもー・・・。


次に、阿部悟シェフのフィグ・パルフュメ。
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阿部シェフはお店はもってないみたい。教えるほうがメインの方みたいですが、このケーキは美味しいです。マデラ酒漬けのいちじくをジュレにして、アールグレイのムースと合わせているんだけど、ちょっとスパイスも入ってて、いちじく部分はヴァン・ショー、紅茶部分はチャイ的な味わい。どっちもスパイスとの相性いいですからね、いい感じです。すごく美味しい。


次に、インターコンチネンタルホテル東京ベイの徳永シェフのエッソンス。
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こちらもいちじくですね。いちじくと濃厚チョコガナッシュ。いちじくはプチプチとしていて美味しいし、チョコはブランドはわかんないけど高級っぽいなめらかさとややほろ苦い。濃厚かつエレガント。いちじくとよく合ってます。ホテルだといくらだかわかんないですが、かなり高級そう。美味しいです。


最後は、ジャパンケーキショーといえば!のラ・ヴィエイユ・フランス木村シェフのブリック・オ・ショコラ・バナーヌ。
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中にはチョコのムースと、ソテーしたバナナがいっぱい。
完熟バナナのソテーのねっとりした甘さとむせるような香りに、チョコのまろやかで濃い香りが、こちらも高級感ある、高級なチョコバナナですね、マッチングとしては鉄板すぎるけど、エレガントな作りですさすが。美味しい。


・・・ということで、今年はケーキこれだけ。サクッと上がりました。
そして、今年はこちらに向かいましたよ。
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亀十。
もうね、これまで何人もの人から亀十のどら焼き、亀十のどら焼き、最高だから!甘い物好きなら絶対だから!と言われ続けてて、実はかなーり昔に一回食べたことあって、その時の印象は、そこまで高評価ではなかったので、今改めて食べてみるとどうなのかなー??と思って。
さいわい行列も短かったので、5分ほど並んで、どら焼き、黒餡白餡2個ずつと最中も買ってみました。
お店出て、早速1個食べてみました。
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おー!
皮が、ふわっふわなのね。シフォンケーキみたいな。
それでいて、香ばしさもあり。
このふわふわ感は、今の日本人の好みど真ん中かも。なるほど。これが人気の元なのかな?
餡は黒餡だけど、比較的あっさり。甘さはあるけど、こてこてではないです。上品。
昔食べたときよりも、印象として美味しいなーというのはありましたが、やっぱり自分の好みとはちょっと外れるかな、とも。
自分の好みとしては、和洋問わずふわふわ食感に重きをおいていないのと、あんこはもうちょっと雑味があって下品なのが好きなので。
あんこに関しては、たい焼きわかばのあんこが自分の好みに最も近い。あの塩を入れたことによるコクは麻薬的。下品だがそれがいい。な感じですし、皮もふわふわよりもみしっとしている、要は普通のどら焼きの皮が好み。
このあたり、ふわふわとろとろ食感を好む日本人的感覚とはずれるのかもなー。と思いました。
そんなわけで、亀十のどら焼き、すごく美味しいとは思いますが、自分はというと
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余っちゃったよ。2個ずつじゃなくて1個ずつでよかったかも。デカいし。

・・・というようなことをツイートしたら、草月の黒松や、日本橋うさぎやのどら焼きや、六人衆を推薦していただいたので、今度順番に攻略していく所存。