今週の新宿伊勢丹マ・パティスリーはメゾンジブレーが登場。
メゾンジブレー、先日は高島屋に催事出店してました。いろいろ買いました。
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あれから約1ヶ月なので、今回の催事とアイテムかぶるかなー?どうかなー?という気持ちもあり。
できれば違うアイテム食べたいよねーと思って、伊勢丹行ってきました。
初日のあさイチ、マパテのショーケースを見ると、ケーキの種類はやや少なめ。
フルーツタルトが中心で、あとはフリッソンルージュなどの定番ケーキ、あとフォンダンショコラとか焼きチーズケーキとかもありました。アイスは今回はなし。
あと、ぶどうのタルトのアントルメが2台あって、すごくすごく悩んだのですが、泣く泣くスルー。
それで、マパテのスタッフさんに聞いたところ、午後便や別の日には、違うアイテムが来る、かもしれない。シェフもよくわかんないって言ってました、とのこと。
瀬戸内のレモンタルト、食べてみたいんですよねー。
またチャンスがあれば再訪したい。
とりあえず、自分が今回買ったフルーツタルトは、こんな感じ。
でもその前に、マンゴープリンを。
このマンゴープリン、ヴェリーヌグラスは小さめだけど、マンゴーが山盛り。
スプーンですくうと、
このマンゴープリン、マンゴーの果肉はとろけるような食感、甘さはすごく強くて、香りも良い。美味しいです。
それと、マンゴーのジュレは、ちょっとパイナップルっぽい酸味も。入ってるかどうかは不明。
あとは、ヨーグルトと生クリームの間のような白いクリームが、味をまろやかにまとめていて、とても美味しいマンゴープリンになっています。
さて、ここからはタルト連続いきますよ!
メゾンジブレーのフルーツタルトは、ほんといつ見ても相変わらずサービス精神がすごい。
ここまで載せるか!?という驚きがありますよね。
このネクタリンのタルトも、こぼれんばかりのネクタリンがあんまーくて、酸味もしっかり乗ってて、まあ美味しいですよ。
タルト生地はさっくり焼かれていて、軽めの味わい。
カスタードはやや固めで、単なるフルーツの接着剤じゃない美味しさが。
フルーツが最高に美味しいし、タルトとしても最上級ですね、やっぱり。
そして、「桃武屋さんのクインニーナのタルト」。
このクインニーナ、めっちゃ美味しいな!
ぶどうとしてしっかり甘いのですが、甘さの中に清涼感がある。
これは、ぶどう本来の風味なのか、ナパージュにハーブかなんか入れてるのかなー?わかりませんが。
さっぱりとした甘さ。
濃厚なタルトになってます。
もうひとつぶどう、「桃武屋さんのシャインマスカットのタルト」。
いやね、うちの近所のスーパー、わりとフルーツ豊富で、シャインマスカット売ってるんですよ。
1房3000円。
あれ、フルーツパーラーでもない近所のスーパーに置いてあって、売れるのかなー?と心配になるのですが。
まあとにかく高いわけですよ。
千疋屋とかタカノあたりだったら、5000円とかするかも。
それが、この山盛り。
原価大丈夫なのか?と心配になる。
そんな、最高級シャインマスカットのお味はと言うと・・
これが、甘さはやさしくて、香りが繊細かつ高貴な芳香。
一粒食べただけでは、ちょっとインパクトが弱い。
だけど、それがこれだけのボリュームになると、タルトの甘さにも負けない、段違いの美味しさを見せるんですねー。
素晴らしいです。
最後に、これはフルーツではない、ブルボンバニラのタルトを。
これ、冷蔵庫に入れてたんだけど、バニラビーンズのさやが、生クリームの上から沈んでしまい・・
しかもこれ、バニラビーンズのさやではなくチョコでした。前にもあったなそんなこと。
で、どんなだろと思って食べてみたのですが、
おお!
圧倒的なバニラ感。
それはまるで、高級アイスが冷蔵状態で食べられる、みたいなバニラ感。
すごく美味しい。香りも素晴らしい。
そして、押しが強くない。
ブルボンバニラを使ったケーキって、えてしてバニラがむせかえるような強さで迫ってきて、バニラ好きは歓喜だけど、バニラそこまで好きでないと強すぎる・・と感じることもあるのではないかと。
このメゾンジブレーのブルボンバニラは、香りすごくいいんだけど、むせかえるような強さはないのです。
親しみやすいバニラの香り。
だから、パリセヴェとかのバニラちょっと強すぎ・・という方には強くおすすめ。
自分はパリセヴェバニラ最高と思いますが、こちらのブルボンバニラのタルトも、路線が違うけけどすごく美味しい。好き。
ツイッターではちょっと書いたのですが、これは前の記事にもあるかな?江森シェフ、今はフルーツとアイスの人、みたいな捉えられ方をしている風ではありますが、ベルグの4月時代は存じ上げないのですが、青山グラッシェル時代は、1階にケーキのショーケースを置いて、季節のケーキを色々取り揃えていたんですよね。タルトタタンも、ガレット・デ・ロワも、グラッシェルのはすごく美味しくて。
だから、メゾンジブレーのケーキ、フルーツタルト最高だけど、それ以外のケーキもいっぱい食べたいなーと思っていて。
今回はフランフランというケーキがありました。買わなかったのですが、機会があれば、レモンタルトなんかとともに買っておきたいですね。
中央林間のお店では、もっといろんなケーキ売ってるんだろうから、やっぱり行かないとダメですね。夏のフルーツタルトは堪能したので、もう少し寒くなってから訪問しようかな。
2018/9/1追記:
本来なら毎年9/1はラ・プレシューズのモンブラン!なのですが、今年はアトレ四谷のお店がリニューアル中!ということもあり、今日もまたメゾンジブレー@マパテ行ってきました。
今回は午後便を狙い、3時頃に到着したのですが、まだ午後便来ておらず。
じゃあ、ということで、先にちょっと催事場の京都展を見てきました。
京都展、いろんな食べ物のお店出てましたが、本格的な和菓子の店が皆無。みたらし団子の実演は美味しそうだったけど、「門外不出の和菓子が初出店!」とかだったらテンション上がったんですけどね・・
とりあえずかき氷食べて、また下に戻りました。
そしたら、午後便到着直後だったらしく、長蛇の列が!
みんな、どっから湧いてきたんだ?
でまあ、行列並んで、ケーキ選んで、会計して、で30分以上かかりましたよ。
いつもあさイチでサクッと済ませているので、長かったなーという印象。
さてさて、今日買ってきたのは・・
まずは、ピーチメルバ!
桃がいっぱい!
スプーンですくうと・・
このピーチメルバ、桃山盛りでサービスは相変わらず素晴らしい。
桃自体はちょっと固めで、旬の終わりを感じさせるものでしたが、ラズベリーソースやブラマンジェなどがいい具合に作られていて、全体としての美味しさはなんとか生み出していたかな、という感じ。
次に、バイオレットキングのタルト。
今回の催事では、ぶどうのタルトがシャインマスカット、クインニーナ、と、このバイオレットキングで3種類。
このバイオレットキングは、やっぱりすごく美味しくて、適度な甘さと酸味、あと、皮の軽い渋みが特徴的ですね。水気もたっぷり。
今回食べたぶどうのタルト、どれも甲乙つけがたいですが、個人的にはこのバイオレットキングがいちばん好きかも。オーソドックスなぶどうの美味しさがある。
そして、これも情報を得て買いたかったドラゴンフルーツのタルト。
ドラゴンフルーツ、去年台湾でもいっぱい買って食べたりしましたが、こうして単独でタルトとして食べるのは初めて。
ドラゴンフルーツって、独特の香りはあるけど、そこまでクセがあるわけではないし、見かけによらず甘さも含めて繊細な味わいなんですよね。
このタルトは、そんなドラゴンフルーツの美味しさを、丁寧にタルトにまとめあげていて、すごく美味しい。
見た目のインパクトと、味の優しさのギャップ萌えですね。
さて、最後は、これ食べたかった瀬戸内レモンタルト。
期待して食べてみましたが・・
酸っぱ!うま!
酸っぱうまですねこれ!
レモンクリームは、酸味かなりキツくて、そして、香りがすごくいい。
これは、レモンの皮の香りプラス、果汁そのものの香りもすごく感じられて、柑橘!という感じです。
それに対してのふわふわメレンゲも、甘さ・量ともにベストなバランス。
このレモン感の強さは、普通のレモンタルトよりずっと強く感じられて、さすが!という印象でした。