とうとう12月になってしまいましたね!
冬です!本格的な冬がやってきました。
この秋は頑張って栗をいっぱい食べましたが、まだ残ってるかなー?
まだまだ食べてない栗がいっぱいあるんだけどなー
ということで、今回は小田急線へ遠征。
今年の夏以来ですね。
まずは新百合ヶ丘エチエンヌ。
エチエンヌ、でっかい栗の渋皮煮使った栗のケーキが秋の名物なのですが、
今日ショーケース見たら、もうなくなってた・・・
そっかー。遅かったかー
残念。
でも、そのかわり「ラヴィアンローゼ」という洋梨のタルトが美味しそうに出ていて。
あと、みかんのタルトも美味しそうだったなー。
とりあえず、洋梨のタルト他4つケーキを、外で食べることに。
エチエンヌさんは、イートインの人のために、ドリンクを無料で飲めるようにしてあるんですね。
今回は、お水と、レモン水と、コーヒーが飲めるようになっていた。
正直、パティスリーにとってコーヒーや紅茶などのドリンクは大きな稼ぎのひとつになっていて、だから自分としては有料でもできるだけドリンクは飲むようにしているんだけど、無料でコーヒーというのは、太っ腹すぎる。嬉しいけど、いいのかな?という申し訳無さも。
こちらが今回のケーキ。
まずは、ラヴィアンローゼのタルトから。
このラヴィアンローゼという洋梨、めっちゃ美味しいのな!
ラフランスとか、ル・レクチェとか、いくつか洋梨食べたことあるけど、こんなにとろけるように甘い洋梨ははじめてかも。
すんごく美味しい。
でも、単にフルーツが美味しいだけじゃなくて、さすがエチエンヌ、タルトもしっかり美味しい。
厚みのある、クレームダマンドがたっぷりのタルトは、かなり甘さがあって、味としては強めの印象。
だけど、このタルトの強さに洋梨が負けてない。
がっぷり四つの横綱相撲。
すごいタルトを食べてしまった、という印象です。
次に、ナーバスというケーキ。
このケーキは、アーモンドプラリネのナッツ感あるムース、ミルクチョコのムース、そしてがっしりしたナッツ入りチョコガナッシュの構成。ムースはふるふるとやわらかく、ガナッシュは重めで固め。その対比が美味しさになっている。お酒も軽く効いていて、ちょっぴり大人な味わい。とても美味しいです。
ミルクレープも食べてみました。
エチエンヌではミルクレープも名物のひとつですが、今回のはチョコとラズベリーかな?フォークを入れると、ラズベリーのソースがじゅわっと滲み出てくる。
いちばん下はカリカリのナッツ入りの生地になっていて、ミルクレープにありがちな飽きがこないように工夫されていて美味しいです。
最後に、シリアス。
これ、多分初めてかな?
持ち歩き制限30分という、かなり特別なケーキ。
断面。
このケーキは、とにかくチョコムースがとろとろ。
形を保つギリギリのやわらかさで、これは時間が経ったらどろっと溶けてしまうであろうことが予想され、だから持ち歩き時間に制限があるんでしょうね。
その究極に柔らかいチョコのムースに、ラズベリーとチェリーの酸味、そしてトンカ豆の独特の香り。
チョコにトンカ豆が加わると、味に深みが出るんですよね。独特の香りがいい感じです。
そんなわけで、エチエンヌでは和栗がなくて残念でしたが、美味しいケーキいっぱい食べられてよかったです。
新百合ヶ丘から、今度は玉川学園前へ。
次に向かったのはパクタージュです。
パクタージュ、店内に入ってショーケースを見ると、ケーキの数がかなり少ない。
午後の1時ごろに行ったのですが、ケーキが多くは売り切れていて。
モンブランも売り切れてた。残念。
パクタージュ、先日も連休取っていたし、毎週木曜日は生ケーキ販売を休止する、ということだし、
どうやら製造が追いついていない、というのは本当のよう。
うーむ、ちょっと心配・・・
と、視線を生ケーキのショーケースから移すと、美味しそうなパンがいっぱいあって。
そういえば、パクタージュのパン、ちゃんと食べたことなかったかも。
今回はケーキが少なめになったので、その分パン買って帰ろうかと。
いうことで、ケーキとパンを買って帰ってきました。
ちなみに、パクタージュさんは、2階でイートインもできるのですが、今はお休み中だそう。
できる日とできない日があるみたいなので、イートイン考えている人は要確認。
外にもテーブル1卓あるので、空いてればそこでも食べられますが。
ということで、持って帰ってきましたパクタージュのケーキ。
まずはフランボワジエから。
うーん、美味しい!
売ってるケーキの種類は少なかったけど、ちゃんと仕事した美味しいケーキなので、安心した。
このフランボワジエ、バタークリームがこってりと濃厚で、固くて、すごく美味しい。
そこにラズベリーの酸味がしっかり効いていて、シンプルだけどきっちり美味しい。
バタクリ好きとしては、大満足のケーキでした。
次に、アプリコ・マロン。
このケーキは、かなり野性味のある味ですね。
あんずの強い酸味、栗の濃厚な味わい、そしてナッツ入りガナッシュ。
全部のパーツが力強い味を主張していて、やや荒っぽさも感じられる、ワイルドな美味しさ。
このあたりは齋藤シェフらしい、男気のあるケーキですね。
そして、タルトフリュイルージュ。
断面。
このタルトは、ベリーの美味しさもそうだし、やっぱりタルトが美味しい。
タルトはサクッと軽めに焼かれているんだけど、香りがよく、フルーツのみずみずしさをしっかりと受け止めて極上の美味しさにまとめあげている。
これもシンプル美味しいケーキですね。
ということで、ケーキは以上。
次に、パンいきます。
まずはブリオッシュプラリネルージュ。
プラリネルージュは齋藤シェフの得意とするところなので、期待大ですね!
切ってみました。
このブリオッシュ、すごく美味しいです!
ふかふかっとした感触のブリオッシュ生地に、ほんのり甘いプラリネルージュ、そしてアーモンドの粒もトッピングされていて。
なにしろブリオッシュ生地がすごく美味しい。かなり大きいのですが、ふかふかふんわりなので、軽く食べることができます。
これも特に凝ったことはしていないんだけど、美味しいという、パクタージュらしさが出たパンでした。
そして、クイニーアマン。
見かけはシンプルなクイニーアマンです。
切ってみました。
このクイニーアマン、すっっっごく美味しい!
すっごく好みの味!
生地全体が、ザクザクっとした歯ごたえで、バターの香りもすごくするし、甘くてザクザクで、病みつきになりそうな食感。
表面のキャラメリゼも固すぎず、カリッサクッとした軽やかさ。
これは、今まで食べたクイニーアマンの中でもいちばん好きかも。
最高です。
そしてそして、これも買っちゃいました、冬ならではのベラベッカ。
これはもう、絶対美味しいとわかっている。けど、まだ食べてないです。
明日以降ゆっくり食べようと思ってます。
と言っても、多分食べ始めたら手が止まらなくて全部食べきっちゃう予感。