今週の新宿伊勢丹マ・パティスリーは梅島のパティスリー、ラヴィアンレーヴの登場です。
どうやら初登場のよう。そうですかね?ラヴィアンレーヴ、これまでも様々な催事に出店してたので、マパテ初めてというのはちょっと意外。
自分はラヴィアンレーヴさん好きです。夏にもパフェ食べに行きましたし、可愛らしいフォルムと本格的な味わいはなかなか好み。
今回のマパテ催事では秋のケーキをいっぱい出す、とのことで、期待して行ってきました。
マパテのショーケース、確かに秋の色彩ですね。
夏っぽいケーキもいくつかありましたが、以前にも食べたことのある、真っ赤な落ち葉の「もみじ」
とか、いかにも秋らしい。
そして、特筆すべきは、なんと栗のケーキが4種類も!
これはなかなかすごい。
ということで、栗のケーキを中心にいっぱい購入してきました。
ラヴィアンレーヴのケーキ、まずは、桃パイから。
桃の季節ももう終わり近くなので、あったら捕獲しちゃいますよね。
断面はこちら。
こちらの桃、食感はちょっと固くて、味はまあまあかな、この季節としては。
さすがに最盛期の美味しさではないかも。
でも、このパイ、カスタードがすごく美味しい。
ラヴィアンレーヴのカスタードは美味しいんですよねー。卵感あって。
パイは香ばしく焼けているけど、ちょっと湿気ってる。
全体にはもう少しパリッとした部分があるといいかなーとも思うけど、カスタードが美味しいので許せる!
次は、季節の果実のタルトレット。今回はシャインマスカットですね。
断面は撮り忘れ。中にはカスタードがたっぷりです。
このカスタードがやっぱり美味しくて、旬のマスカットも当然美味しくて、今の時期ならではの美味しいタルトです。
そして、これは伊勢丹限定とのこと、セプトンプル。
断面はこちら。
こちらのケーキは、洋梨、キャラメルムース、チョコ、ドライいちじくの組み合わせ。
トップにも洋梨のコンポートとセミドライのいちじくが載ってます。
こちらの組み合わせ、確かに複雑ですが、洋梨と相性のいいキャラメルを中心にして、さらに相性のいいチョコ、甘さのあるいちじくを組み合わせていて、マッチングは非常に良いので、安心して食べられる。美味しいです。
・・・さーて、ここからは栗が連続しますよー!
まず最初は、和栗のモンブラン!
シンプルなスタイルです。
断面はこちら。
こちらのモンブランは、マロンクリームに九州の利平栗と愛媛の栗をブレンドしているらしいです。
そのせいか、栗の美味しさが素晴らしい。香りもいいし、ホックリしていて、栗らしさにあふれている。
一方で、下のメレンゲはちょっとしっとりとしてしまっていて、このあたりはちょっと残念。
中心には半割の栗が入っていたり、王道スタイルながらよくできたモンブランです。メレンゲ以外はすごく美味しい。
次も栗!次は、ガレット・ベルエレーヌです。
大きなクレープ包みですねー。トップには栗と洋梨が載っています。
切ってみます。
こうしてみると、クレープの中はチョコクリームとカスタードクリームが交互に積み重なっている。そして、クリームの中にも栗と洋梨が入ってる。
大きさもあって、かなりゴージャスなクレープ仕立てのケーキです。
洋梨と栗と一緒に食べると、非常に秋らしさを感じられますね!
でも、チョコクリームもかなり軽めの作りなので、もたれる感じはありません。意外と軽く食べられる。親しみやすくて食べやすいケーキです。
次も栗!次はタルトマロンショコラ。
断面はこちら。
こちらは、上が栗のムース、下がチョコのムース。下のチョコムースの中には角切りの栗がいっぱい。
構成としてはシンプルだけど、ラム酒の香り、カカオニブやライスパフなどのアクセントもあり、飽きさせない工夫がいっぱいしてあります。軽めの口当たりだけど、濃厚さもある、美味しい栗のケーキです。
栗のケーキ、最後は、モンブランショコラ・ドートンヌです。
重そう!
断面はこちら。
こちらのモンブランは、マロンショコラのクリームが、かなりチョコ強めで、やはりちょっと重め。
だけど、カシスとラズベリーがしっかり甘酸っぱくて、重さを中和し、食べやすくしている。
重さとさわやかさでメリハリがあっていいですね。
美味しいです。
・・・ということで、ラヴィアンレーヴの栗ケーキ、堪能しました!
4つとも全く違った個性があって、よかったです!
今年の秋、栗のケーキ順調です!