Nyao's Funtime!!

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おこもり中でも美味しいケーキ食べたい人は・・紹介記事書きました。


もう!レピキュリアンたらツンデレなんだから!

今日は吉祥寺に行ってきました。
吉祥寺は、ちょっと遠いのですが、散髪の時に利用している激安美容室「イッツ」が吉祥寺にあるので、髪切りたいなーと思うと吉祥寺に行くのです。

そして、散髪が終わったらケーキを買うのが習慣。
だいたいレピキュリアンが多いですねー。
レピキュリアン、大好きなパティスリーなのですが、なにせ営業がきまぐれで。
正式な開店時間は何時なのか、ぜんぜんわからん。

今回も、多分12時前には開かないだろうという読みで、散髪後はコメダ珈琲店へ。
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ギリギリモーニングの時間に間に合ったので、サービスのトーストはバター塗って小倉餡で。
コメダで小一時間暇をつぶしてから、まだ12時になってなかったので、サーティーワンでアイス食べたりして、
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ようやく12時ぐらいになったので、レピキュリアン行ってみました。
そうしたら、お店は開いてた。
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だけどこんな貼り紙が。
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お店オープンは12時だけどケーキが並ぶのは13時だよー

なんだそりゃ!

相変わらずレピキュリアン、気まぐれにも程がある。
普通だったらここで激おこで帰っちゃうとこだけど、自分ツンデレに弱い、というか、レピキュリアン好きなので、待ちましたよ1時間。
コピス吉祥寺をうろうろしたりして時間つぶして、13時にお店へ。
そうしたら、確かにケーキ売ってましたが、数がめちゃ少ない。
エクレア2種類、シュークリーム、あとはケーキがいくつか。合計で7種類ぐらいしかない。
仕方ないので、生ケーキは2種類にとどめ、あとは、これまであんまり買ってなかった焼き菓子や、焼きたて!並びたて!のヴィエノワズリーを購入。
帰ってきました。


焼きたてのヴィエノワズリー、自分の好きなパンオレザンを購入。
そうしたら、こんな可愛い袋に入ってた。
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裏面も可愛い。
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そして、こちらがレピキュリアンのパンオレザン。
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切ってみました。
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パンオレザン、よくあるのがカリッと焼かれたタイプ。
でも、レピキュリアンのは、ふんわりしっとりした食感。
バターと小麦粉が美味しいなー。
これは、パン屋さんのパンじゃなくて、確かにケーキ屋さんのパンだ。


焼き菓子、次はタルトスリーズを。
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このタルト、かなり小型なのですが、印象は強く残ります。
チェリーのみずみずしさ、それにピスタチオ入りのクレームダマンドのぽってりとした濃さ。
それがいい対比をなしていて、とても美味しい。
素朴な美味しさです。

次に、ガトーバスクを。
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このガトーバスクは、すごく美味しいですねー。
中のカスタードはとろっと生の感触を残していて、味が凝縮されていてとても美味。
外の生地はどっしり、さっくり。
中がカスタードのガトーバスクの中ではかなり好きな部類かも。

そして焼き菓子最後は、店名を冠したポンムレピキュリアン。
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断面。
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これは、シグネチャーアイテムだけあって、素晴らしく美味しい。
パートフィロのパリパリ感、カスタードの濃厚さ、そしてりんごの甘さ。
幸せになる美味しさですねー。滋味深い。


焼き菓子を一通り食べて、次に生ケーキを。
まずはモンテビアンコから。
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これ、見かけは完全にモンブランなのですが・・・
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この断面を見ると分かるように、このケーキ、タルト台なんですね。
そしてタルト台の中に栗が入ってる。
でも、それ以上に特徴的なのが生クリームの中のチョコスポンジ。
このスポンジにはエスプレッソが染み込んでいるのです!
栗にコーヒー、意外に合う合う。
ちょっとティラミスっぽい味になるんですね。
だから、フランス語じゃなくてイタリア語のモンブラン=モンテビアンコなんでしょうね。
独自性を感じる美味しさです。

最後に、ローズデサーブルを。
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断面。
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これは、パートフィロにクレームダマンド、一粒栗、という構成。
なかなか美味しい。
けど、これ、見かけに対して可食部分が少なすぎる印象も。
美味しかったけど、これは自分はポンムレピキュリアンの方が好みかなー


そんなわけで、今回は焼き菓子中心のセレクトになったレピキュリアンのケーキ。
ほんと、このお店だけはどうにもならん。
ファム・ファタール。
もしくはツンデレ。
ツンツン休むけど、ケーキの味はデレデレ。
だから、振り回されてもつい買ってしまうんですねー。
今回は、まあ、営業していただけでも有り難いですよ。
次回は、少し遅めに行ってみるかねー。