ラヴィルリエ、今年の秋も新宿伊勢丹にやってきました。
去年に引き続き、二度目の来京になります。
ちなみに去年のラヴィルリエの記事はこちら。
去年の催事は大成功だったんでしょうね。今年も来るということは。
なるほどなるほど。
じゃあ今年も行ってみましょうかね。
新宿伊勢丹に着いたのは、10時ちょい前。
まだ誰もいませんでした!
やった!一番乗り!去年に引き続き先頭ゲットです!
開店と同時に真っ先にマ・パティスリーに行ってショーケースをのぞきこみます。
実は、昨日の時点で、ケーキのリストをツイートしてくれた人がいて、
ラヴィルリエ、メニュー見て気になったシブーストとシュークリームがなかったのでまた来ることになりそうだぜママン…!! URL
ですが、ショーケースを見ると、リストにあったいくつかのケーキが並んでいない。
店員さんに聞いた所、それらのケーキは「土・月・火の2便(3時以降)」でのみ並ぶのだそう。
うーむ、そうなのか・・・
じゃあ、とりあえず今日は並んでいるケーキを買って、食べてみて、美味しかったら月曜日の午後に再突入することにしようかな。
ということで、並んでるケーキの中から5つをセレクト、持って帰ってきました。
ちなみに、自分はマパテに一番乗りしましたが、自分の後ろには20人ぐらいの列があっという間に形成されていました。
なので、開店15分前にはお店に到着していればほとんど並ばずに済みますが、それより遅く着くと行列に並ぶことになりそうです。
エメ。
黄色です!断面。
パイナップル、ココナッツ、ライチ、ラズベリーのケーキ。
これはなかなか美味しいです!甘ったるくなりがちな構成を、ライチの官能性がうまくまとめて、一段上の美味しさにシフトさせている。
これはかなり好印象。
ピエール・タンタシオン。去年も並んでいましたが、去年はスルーしたので今年は購入。
断面図。
ピスタチオとチェリーのケーキ。チェリー好きとしてはどんなのだか興味津々だったのですが、チェリーのジュレはそれほど酸味は強くない。
どちらかというとピスタチオとホワイトチョコのまったり感がメインになっている。
もっとパキッとした清冽な酸味を期待するとちょっと肩すかしかも。
トール・ショコラ。
このケーキは、昨日マパテに行った人のツイートで、「こんな美味しいチョコケーキ食べたことない!」と書いている人がいたので購入したのですが、ちょーっと地味かなあー。決してまずくはないですが、都内の名作チョコケーキに比べると、もうちょっと個性がほしいところかも。
そして、ここからはヴェリーヌいきます。
まずは「テロワール」から。
ラングドック地方の赤ワインを使ったコンポートとムースに、サクサクのリンツァー生地を合わせたヴェリーヌ。
これは美味しい!すごく美味しい!
赤ワインの芳醇な味わいも生きてるし、ちょっとスパイスも効かせてあって、リンツァー生地はザクッとしていて、そして最後にプルーンが入ってるのですね。これがすごく良いです。
印象としては「ヴェリーヌ・パンデピス・プリュノー」とでも言うような構成。
真夏を少し過ぎた今の時期にピッタリの、とても風味豊かなヴェリーヌです。
これはこれまで食べたラヴィルリエのケーキの中でピカイチかもしれない。
そしてヴェリーヌもういっこ、フォネです。
ゲヴェルツトラミネールを使ったヴェリーヌとのこと。
これも美味しい!こちらはさっぱりとしたヴェリーヌですが、上に細かくカットしたマスカットが載っていて、白ワインの香りと、マスカットのシャキッとした食感と、ブリュレのトロッとした味わいと、最後にベリーのソースが隠れている。
これはいいわー。すごくいい。
ということで、ラヴィルリエ、去年はクラシカルなケーキを中心に買って、ちょっと地味だなーという印象があったのですが、今年はヴェリーヌや夏らしいケーキとチョコケーキなどを買ったのですが、ヴェリーヌはこれは素晴らしかったです。テロワールは最高。
これは、月曜日再突撃するかなー。
まあ買えなければ買えなくてもいいけど、シブースト・ラム・レザンはちょっと食べてみたい。
ということで、この記事のタイトル、仮でpt.1としてみました。
pt.2があるかどうかは、現状ではなんとも言えないけど、一応3時に行ってみることにします。