先日の記事
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にも書きましたが、今回の新宿伊勢丹マ・パティスリーにやってきた大阪ラヴィルリエ、今回の催事限定のケーキを含め、攻めまくったラインナップで。
前回7個のケーキを買いましたが、まだまだ買えなかった美味しそうなケーキがたくさんあって。
このままでは後悔が残りそう!
ということで、行ってきました2回目。
今回購入したのはこれらのケーキ。
今回は6個買いました。
グレープフルーツのタルトの大きさが際立ってるでしょ?
本当は、ケークなんかも買いたかったけど、今の自分ではこれが限界かなーという。
それでは、期待に胸膨らませながらラヴィルリエのケーキ食べますよー!
まずは、タシェット・ド・ティラミス。
このケーキは、すごく面白い構成になっていて、上半分がティラミス、下半分はサンマルク的なチョコのケーキになってるんですね。
上半分のティラミスの部分は、かなりゆるく作ってあって、保型性ギリギリのやわらかさ。ふんわり美味しい。
それに対して下半分のケーキはしっかり目の作り。
この対比が面白いですね。
対比はあるけれど、全体としての一体感は損なわれていないところが素晴らしいです。
次に、ミゼラブルを。
ラヴィルリエのミゼラブルは、ラヴィルリエが初めてマパテに来た時に買っているんだけど、だいぶ前だし、また食べたかったので買ってみました。
やっぱり見かけも味も地味ですねー。
もちろん、地味というのは褒め言葉。
ふんわりとしたスポンジ生地に、バニラ感・ミルク感がつまったほんのり塩っぱいバタークリームが寄り添って、めちゃくちゃ美味しい。
ラムレーズンが見かけ以上にいい仕事してます。
味わい豊かなミゼラブル、いいですねー。
ジョルジュ∨というケーキ。
このケーキは、見ての通り王道のショコラフランボワーズです。
奇をてらったところはなく、見かけどおりの味。
驚きはないけれど、やっぱり丁寧に作られた極上の味わいがあります。
特に上に塗られたラズベリージャムの香りがとてもいいですね。
ここでヴェリーヌを。プレモニション。
スプーンですくってみます。
このヴェリーヌは、解説ではパッションのソースに黒胡椒のブリュレ、黒糖のクランブル、とのことだったのですが、正直味を探ってみても黒胡椒は見つからなかったんですよね。クランブルも量は少なめ。
基本的にはパッションフルーツを中心としたトロピカルでさわやかな味のヴェリーヌになっています。
パッション+黒胡椒ってどんな味だろ?と期待していた部分はちょっと肩透かしでしたが、美味しいヴェリーヌであることは間違いない。
チョコケーキ、ブルネット・ショコラをいただきます。
断面。
このケーキは、全体がチョコレートで出来てる。チョコのクリーム、ムース、スポンジ。
全体のチョコのイメージは、ビターな味わいではなく、親しみやすいミルクチョコの方に寄せた造作。
食べやすく、美味しいです。マニアックになっていない。
最後に、タルトアラカルトのグレープフルーツを。
前回はプラムを食べましたが、今回はグレープフルーツを。
タルト生地は、やはりかなり甘い。
でも、そこにグレープフルーツの水気たっぷりの果肉が載って、水分が滲み出ているので、甘くてもさっぱりと食べられる。
ほんのりの苦味もいい感じ。
それにしても、やっぱりデカいな!
ということで、ラヴィルリエ2回目、美味しく食べました。
どれも美味しかった。ラヴィルリエらしさが出てましたね。
あくまでも王道、シンプルを極めて丁寧な仕事で圧倒するスタイルは、東のエーグルドゥース、西のラヴィルリエという感じでしょうか。
来年も来てくれると嬉しいな。また攻めたラインナップ、期待してます!