先日梅雨があけた!と言うことで、マジか!となったのですが、
梅雨があけた途端、大雨の毎日!
特に九州~関西の方は甚大な被害が出ているみたいで、心配です。
これ以上被害がひろがりませんように。
こちら関東でも、まだそこまでひどい雨ではないものの、
降ったりやんだり。
そんな中、白金高輪に行ってきました。
それというのも、白金高輪、最近になって立て続けに新しいパティスリーができていて。
1店は、先月オープン、「リーブル Lible」というお店。
このお店、なんでもパリの三ツ星レストランのスーシェフが帰国して作ったパティスリーで、
昼はパティスリー、夜はレストランになるのだとか。
うーん、どうなんだろ、こういうの。
でも、やっぱりチェックしておきたい。
そしてもう1店は、7/5オープンの「ガスタ GAZTA」というお店。
このお店、なんでも同じ白金高輪にあるバスク地方のケーキを得意とするパティスリー「メゾンダーニ」の新業態店みたいで、バスク地方のチーズケーキの専門店とのこと。
これも気になる気になる。
ということで、雨のしのつく中、白金高輪に行ってきました。
駅について、まずはリーブルへ。
お店、駅から2分ぐらいのところにありました。
さて、店内に入ろうとすると、中からスタッフさんが。
「すみません、今日パティスリーはお休みなんですよー」
ありゃ。
「昨日大きなガラパーティがあって、その片付けがあるのでお休みなんです」
ありゃりゃ。臨時休業。
通常は無休らしいのですが、この日に限ってお休みとは。
残念残念。
また今度。
そして、次に向かったのはガスタ。
ガスタの場所は、パッションドゥローズの旧店舗(今はエッグタルト専門店になってました)と現店舗の中間地点。
こんなファサードでした。
お店、まだオープン2日めだというのに、もうすでに多くの人が訪れていて。
店内広くないのでごったがえしていました。
売っているのは、バスクチーズケーキのみ。
小さな8cmと、ホールサイズ15cmの2種類のみ。小さいのは1個700円、大きいのは1ホール4000円。
とりあえず小さいのを2つ買いました。
そして、リーブルにフラレてしまったこともあったので、そのままメゾンダーニへ。
メゾンダーニ、相変わらず美味しそうなケーキがいっぱい。
その中から、夏らしいケーキを中心にいくつか購入。
帰ってきました。
帰ってきて、まずはメゾンダーニのケーキから食べるでしょう。
最初に、夏全開のヴェリーヌ、ヴェリーヌ・ドゥ・ラ・マングーを。
美しいですねー。
上に載ったホワイトチョコをどけてみると・・
宮崎マンゴーがごろごろと。
スプーンですくって食べてみました。
おー!とろとろだ。
マンゴーの果肉いっぱいのマンゴーソースは、マンゴーの香りがすごく良いです。
とろとろ。
そして、下のパンナコッタも、バニラが効いていて、トロットロ。
これはヴェリーヌならではのたのしみですね。
トップのホワイトチョコを割り入れて食べると、やわやわあまあまで、身も心もとろける。
すごく美味しくて気持ちいいヴェリーヌです。
次に、カシスシトロンを。
フォルムがかっこいいですね。
このケーキは、名前の通りカシスのムース、レモン風味のサブレ。
そして中間にはあんずのコンポート入りホワイトチョコムース。
食べてみると、カシスの甘酸っぱさがドンと入ってくる。
カシス分かなり濃いです。
レモンはかなり弱め。
ホワイトチョコはやさしい甘さで、むしろあんずのコンポートやトップの刻みピスタチオがいい仕事している。
さっぱりとしながらもカシスの美味しさをたっぷり楽しめるケーキです。
次に、ネムというケーキ。
見る限りはオレンジ全開のケーキに見えますよね。
断面。
この一見オレンジのケーキ、実はコーヒーとオレンジを組み合わせたケーキ。
コーヒーと柑橘という組み合わせは、前例がないこともないのですが、かなり難しい組み合わせだと思うのですが・・
と思いつつ食べてみました。
おー・・これは。
なかなかに玄妙な味。
確かにコーヒーとオレンジの味がします。
そして、一緒に食べてみると、なんだろうね、この味・・・うーん、一番最初に頭に浮かんだのは、
中華料理のネギ炒め。胡椒風味。
なぜかそんな香りになってました。
かなり面白い。
美味しいか?といわれると、どうなんだろう?
そして、イエナというケーキ。
これもスタイリッシュなフォルムですね。
表面がチョコで覆われているので、切ってみました。
このケーキは、ミルクチョコのムース、マスカルポーネ、チョコスポンジという構成。
食べてみると、見かけのスタイリッシュさに対して、かなり親しみやすい味。
チョコの風味もマイルド、マスカルポーネはさらにマイルド。
輪郭のやわらかな甘さ。
食べやすくて美味しいです。
中に入っている刻みアーモンドと、トップのヘーゼルナッツのキャラメリゼがアクセント。
メゾンダーニのケーキ、最後はベルヴュー。
これはチョコ尽くしのケーキ。
下はチョコブラウニー、その上がトンカ豆入りチョコガナッシュ、その上がアーモンド風味のチョコブラマンジェ。
ですが、側面を見るとわかるように、チョコブラウニーの部分がかなり厚い。そしてかなり固い。そしてかなり重い。
その上のガナッシュも甘くて重い。
ということもあり、全体としてかなり重い、重量感のあるチョコケーキになっています。
特筆すべきは、アーモンドとトンカ豆の香り。これがすごくいい。
トンカ豆については、最近よく使っているケーキありますが、中には安易に使っていて失敗しているかもというケースも少なくない。
でも、このトンカ豆使いは、すごく良いです。最高の香らせ方。素晴らしい。
ということで、メゾンダーニのケーキ、色々食べました。
やっぱりレベル高い!どれもすごく美味しかったです。
そして、しばらく休憩の後、いよいよガスタのバスクチーズケーキいきますよ!
箱から取り出してみました。
おー、焦げがついてて、ちょっとスフレっぽい見かけで、期待できそう。
切ってみました。
これ、切ってみてびっくり。
ツルンとした断面なのです。
もっと気泡とか入ってるかと思ったのですが。
で、食べてみたのですが、
!!!!!
これは!
食べたことのない、新食感。
これ、確かにチーズケーキなんだけど、チーズの香りはすごくするんだけど、食感はぷるんとしていて、まるでやわらかめのプリンのよう。
チーズの香りと、カスタードっぽい甘さと、表面の焦げの香ばしさと。
すごく美味しいです。
どちらかというと、かなり日本人好みの味。
チーズケーキにしてはとてものどごしがいいし、ぷるんとして官能的な食感だし。
これは人気出るかもなー・・・
このバスクチーズケーキの詳細は、ガスタのサイト
gazta.jp
こちらを見てください。
しかし、白金高輪の駅そばの界隈、
これでパッションドゥローズ、メゾンダーニに加えてリーブルとガスタですか。
大変なことになってきました。
買いまわりには最高ですが、生き残りが大変そうだなーと。