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酷暑の京浜東北線ケーキツアー!

いやー。
梅雨なんですが。
九州~関西地方の、豪雨の被災者の方には、辛い目に合われて、本当に大変だと思います。もう既に大きな被害が出ていますが、これ以上被害が広がりませんように。

そちらの雨の何分の一かでも関東地方に降ってくれれば、こちらは水不足の心配をする必要がなくなり、そちらでは被害がもっと少なかっただろうに。
天気の神様はかなり気まぐれのようです。

そんなわけで、ここ関東は梅雨だというのに、毎日よく晴れて、酷暑です。
まさかこのまま夏に突入するとは思いませんが・・

そんなうだるような暑さの中、今日は京浜東北線へ。
先週、四ツ谷駅のホームに立って、「新宿方面が先に来たら西武池袋線、東京方面が先に来たら京浜東北線」と思っていて、新宿方面が先に来たので西武池袋線ケーキツアーしたのですが、今週は京浜東北線、というわけです。

京浜東北線ケーキツアー、「ケーキツアー入門」にも書きました。
浦和を中心として多くの駅に名店がひしめいています。
その中から、今回は北浦和とさいたま新都心をチョイス。


まず、北浦和といえば、こちらですよね。
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ポルトボヌール、駅からちょっと歩くので、この炎天下、かなり辛かったですが、なんとかたどり着き。
ひんやりとした店内、お客さんがいっぱいで、かなり賑わっていました。
ショーケースを見ると、この気候に合わせてフルーツを使ったケーキや、ヴェリーヌがたくさん。
そんな中から、ツイッターなどで見聞きして食べたい!と思っていたケーキを中心に、さっぱりとしたケーキを主にチョイス。

そこからさいたま新都心へ。


さいたま新都心といえばこちらですね。
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アングランパもお客さんがひっきりなしでしたよー。
さてショーケースを見ると、これが、ポルトボヌールとは対象的に、夏らしいケーキが全然ないの。
ヴェリーヌは1個もなし。フルーツを使ったケーキもほとんどなくて、かわりにオペラとか、マダムアングランパとか、濃厚なチョコレートのケーキがズラリと。
このあたり、お店によっても考え方が全然違うんだなー。と、興味深かったです。
そんな中から、食べたことのないケーキを中心に、焼き菓子なども含めて色々購入。
京浜東北線に乗って帰ってきました。
やっぱりさいたま新都心から家までは遠いなー。


なんとか家について、まずはケーキを冷蔵庫へ。
保冷剤はギリギリの状態のはずなので、しっかりと冷やして。
そして、ケーキタイムです!


先に、ポルトボヌールのケーキを食べることに。
まずは、これ前から食べたかった「ももたろう」です。
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桃だ。まさに桃。
切ってみました。
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これは、もう、桃の美味しさで9割方決まるわけで。
桃、すっごく美味しい。桃って、素人がスーパーなんかで買うと悲惨な目に合いがちですが、さすが完熟の桃、ジューシーで甘くて香りもよくて、それだけでも大満足。
だけど、ただ桃を食べた、というわけではなく、ちゃんとケーキとしての仕事もしてありますよ。
桃の中には生クリームとカスタードクリーム。そして下にはフィナンシェが。
フィナンシェ、桃の果汁を吸ってしっとりとしていて、美味しい。
いやー、食べられてよかった!

次に、涼し気なヴェリーヌ2種いきます。
まずはモスコーミュール。
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このヴェリーヌは、名前の通りカクテルの「モスコーミュール」を意識したもの。
すくってみます。
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上には、ライムのジュレ、そしてラズベリーやパイナップルが入ってる。とても涼しげでさっぱりと美味しい。
下のムースは、ややまったりとしていて、上のさっぱりとした層とコントラストが楽しめる。
スポイトの中のシロップを追加すると、もしかしてウォッカ?お酒ガッツリ?と思ったのですが、そこまで火を吹くようなことはなく、でも、じんわりとアルコールを感じるかな。
夏女、夏男向けの美味ヴェリーヌです。


そして、ティラミスジョンヌ。
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こちらも涼しげですねー。
スプーンですくってみます。
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このヴェリーヌは、上にこんもりオレンジの果肉が。その下は、ティラミスというからには、チーズのムースかな?さらに下にマンゴーのムースや、種入りのパッションフルーツソース。一番下にオレンジ風味のキャラメル。
かなり凝った構成です。
トロピカル+柑橘+キャラメルという、複数の味わいを多層的に楽しめる。
美味しいですねー。


ベルガモットというケーキ。
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このケーキも、可憐なフォルムですが、構成はなかなか凝っていて、しっとりとしたアーモンド生地にレモンクリームの酸味。そして、細かく刻んだプラム。プラムは、お酒をちょっと感じたけど使ってるのかな?最後にふわっとアールグレイの香りが。
様々なパーツを使っているけど、味がバラバラになることはなく、一つのストーリーを紡いでいる。
コクがありつつも、全体としてはこの季節でも食べやすいケーキになっています。


ポルトボヌールのケーキ、最後は、これも以前から気になっていた「だだ茶豆モンブラン」。
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おー、緑色だ。
切ってみます。
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だだ茶豆?モンブラン?どうなの?と思って食べてみたのですが、
美味しい!
だだ茶豆の、粗くすり潰した、豆の食感とわずかなエグみ。でも、そこまで嫌味にはなってない。生クリームやダックワーズ生地とのバランスがきちんと取れてる。
食感はもたっとしたもので、モンブランというよりは、和洋折衷の洋菓子、といった趣。
パティスリーが出しても納得だし、逆に、例えば「とらや」あたりが新商品として出しても納得できるかも。
新機軸だけど、奇をてらいすぎてなくて、好感。


ということで、ポルトボヌールのケーキ、やっぱり暑いし、ということで、全体に夏向きのケーキのチョイスだったかな。
でも、どのケーキも、さっぱりとしながら、やっぱりポルトボヌールらしさが出ていて、丁寧な仕事がしてあるなーと。
ももたろうとだだ茶豆食べられて満足。


そして、しばらく休憩の後、アングランパ行きます!
まずは、シエルディベールというケーキ。
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断面。
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このケーキは、上層がふわっふわの食感のホワイトチョコムース。
甘さはそこまで強くないんだけど、ミルキーで、軽くて、美味しい。
そこに、適度に豆っぽさを感じさせるピスタチオと、ベリーのジュレ。
どのパーツも魅力的に美味しいんだけど、全体としてはホワイトチョコの優しい甘さが支配。
チョコケーキだけど、ホワイトだし、一応夏っぽい・・・のかな?


次は、これもチョコケーキだ!ルゼーブル。
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断面。
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これは、チョコとオレンジの組み合わせ。
チョコのムースは、甘さはやや控えめ、濃厚さもそこまでではないのですが、カカオの香りが豊か。
そこに、オレンジはさわやかさというよりはビターな面を前に出した味の作り。
だから、定番のショコラオランジュではあるんだけど、かなり大人びた味わいになっています。
これも、柑橘使ってるから夏のチョコケーキ・・・?なのか?
ナッツやフィヤンティーヌのアクセントも効果的。


そして、ミルフィーユ・オ・フランボワーズ。
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確かにオーボンヴュータンのミルフィーユに似てるかも。
どうだろ?と思って食べてみたのですが、
これ、まあ、パイはガチガチに焼いてあるだろうなーと予想したとおり、キュイ・ドールな、焦げ感のあるパイなのですが、クリームがすごくて。
このクリーム、ぽってり、というより、がっちり、と言ったほうがいいぐらい濃厚で固い。
これ、ムースリーヌなんだろうけど、バターかなり使ってるのかな?
甘さもしっかりなので、香ばしいパイと一緒に食べると、かなりガツンとインパクトがある。
そこでラズベリーの出番ですよ。
ラズベリーの酸味が、この甘いミルフィーユだからこそ生きる!
結果として超美味しい!
・・・というわけです。


ここで焼き菓子を。
ムッシュ・アングランパです。
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おー!ピカピカしてる。
切ってみました。
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表面をキャラメリゼしたパイ生地、その中にはたっぷりのアーモンドクリーム。
こってこてです。大きさは小さいんだけど、めっちゃ重い。
そこに、洋梨が加わることで、重さを中和して、味を膨らませている。
アングランパらしいですね。クラシカルな風格。


最後に、これショーケースで見て買おう!と思った、ラング・オ・フリュイ。
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これ、超美味しそうでしょ!これを美味しそうと思ってくれる人は同士!
切ってみました。
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この、山盛りのメレンゲの中にフルーツを入れるスタイルの、いわゆるムラング・オ・フリュイは、時々見かけるし、自分大好きなんですよね。だってメレンゲまみれになれるなんて、至福じゃないですか。
それで、こちらのアングランパのものなのですが、まず、メレンゲの表面を焼いてあって、正直苦い。
そして、下のパイも、かなり焦げてて苦い。
この苦さが、メレンゲの甘さを引き立てるんですねー。
甘々、苦々。そしてフレッシュフルーツの果実味。
もう大好きだ・・・


ということで、アングランパのケーキ、一応夏を意識してるんだかしていないんだかわからないですが、美味しかったです。
特にラング・オ・フリュイが・・・むふふ。


やっぱり埼玉の京浜東北線沿線、いいですねー。
川口、浦和、北浦和、さいたま新都心、などなど・・
どのお店も個性的。
さあ、そして、今日は行かなかった川口の雄、シャンドワゾー、マパテ来ますねー。
楽しみだ!