チョコ好きの方々にとっては年に一度の祭典・・というか、戦場ですよね、サロン・デュ・ショコラがもうすぐですよね!
皆さんすでにオンラインショップなどでチョコ次々とゲットされているみたいで、お疲れ様です。
そんな中、サロショでも人気のショコラティエ、パスカル・ルガックさんが日本にお店出すというニュースが。
ふむふむどれどれ・・と情報を覗いてみたら、場所は赤坂・・というか溜池山王のすぐそば。
チョコだけでなくケーキもしっかり揃えて、カフェも展開するとのこと。
溜池山王かー。うちから近いよね。
ケーキもあるんだったら、ちょっくら行ってみるかねー
・・・と、気軽な気持ちで、行ってみることに。
うちから溜池山王までは30分かからないので、9時半におうち出て、お店に到着したのが、10時ちょうど。
ちょうどお店がオープンした瞬間に到着しました。
で、行列はどうなっているかというと、お店からずっと伸びて、ビルの中へ。
さらにビルの中の地下へずっと伸びていて。
結局自分は50番目60番目ぐらい?
まあちょっと出遅れ感あるけど、なんとかなるでしょ。
・・・と思ったのですが、
地下の列、全く動きません。
開店から30分経っても、全く微動だにしない。
あー、これは、オペレーションが回ってないパターンだなー・・・
初日あるあるですね。
かなりの長期戦を考えないと。
そして、開店から1時間経過。
このあたりで、離脱する人が続々と。
なので、離脱して人が減った分だけ前に進むという感じ。
ちょっとしんどくなってきたけど、まあ屋内なのが救いかなー
そんなこんなで、2時間経過。
スタッフの人が、ショコラショーを持ってきてくれました。
量すくな!
でも、かなり美味しいショコラショーでした。
3時間経過する頃に、ようやくビルの外へ出ることができました。
今日は気温は低めだけど、おだやかな天候で、なんとか我慢できる。
けど、足元が冷えて冷えて。
かなりキツくなってきたけど、ここまで来たら後もう少し、我慢です。
そして、4時間経過。
ようやく店内に入ることが出来ました。
店内、ゆったりめのカフェスペースは4卓のテーブル席と3席のカウンター。
ショーケースは、いちばん左端がマカロン、ケーキ。
その隣がボックスセット、そしてボンボンショコラの個別のアイテムが並ぶショーケース、という具合。
タブレットはケーキのショーケースの向かいに並んでます。
一番右の棚が焼菓子類。
ルガックさんいらしゃって、サイン書いたりお客さんと談笑したり。
でまあ、なんでこんなに並んだんだろう?というのは、どうやら
・イートインの人優先で、イートインした人が帰りにテイクアウトするのを優先してて、テイクアウトのみの人が後回しになってた
・ルガックさんとお話する人が多く、なかなかお店出ない
・そもそもレジが1台しかない
このあたりではなかろうかと。
そんでもってそんでもって、店内に入ってから10分程度、ようやく自分の番になりました。
自分は、ボンボンショコラはあんまり興味ないので、タブレットを1枚、そしてケーキ、あと、ツイッターでNyanyaさんからアドバイスをもらったマカロン、それぐらいにして会計。
たしか7200円ぐらいだったかな。やっぱりチョコは高いねー。
結局結局お店に着いてから約4時間半、ようやく離脱することが出来ました。
家に帰って、まずはマカロン!
今回購入したマカロンはショコラ、ヴァニーユ、シトロン、グランマルニエ、ノワゼットくるみの5種。
食べてみましたが、マカロン生地がねっちりねっちりで、厚みもあって、食べごたえある。
ガルニチュールも、ねっとりまったりで、重さも香りもあって、かなり美味しい。
これらのマカロンは、フランスから直輸入らしいんですよね。
大きさもけっこうあるし、味も香りもすごくいい。
グランマルニエはちょっとみかんっぽい甘酸っぱさ。
ショコラはさすがの美味しさでした。
さて!そしてケーキですよ。
まず最初に、プティシューから。
おお、これは・・
断面。
このケーキなのですが・・・
まずシュー皮、めっちゃ軽いです。ふわっとした食感。
そして中の生クリーム。バニラの香りがしますが、これも水みたいに軽くて薄い。
さらに、甘さがほとんどない。
砂糖入れ忘れたのかな?と思うほど。
なので、ほとんど味のしないケーキの中に、たっぷりのラズベリーの酸味だけが刺さるという。
ラズベリーもね、ちょっとあんまり美味しいラズベリーではなく。
うーん・・・
次に、ダックワーズノワゼットを。
このダックワーズ、構成はほぼ一緒でノワゼットとピスターシュがあったのですが、ノワゼットを選択。
断面はこんな。
まず一番に言えるのは、ちっちゃいよねこれ。
ラズベリーの大きさから考えてもらえばわかるように、ダックワーズかなり小さいです。
でも、味わいはしっかりヘーゼルナッツが香って、香りはすごくいい。
そして、これもほとんど甘さがない。
なんだろこれ、これが今のパリの趨勢なのかい?
甘さ控えめにもホドがあるだろ、というか、どうなのこれ?
これも、ヘーゼルナッツの香りはいいけど、ケーキとしてはラズベリーの酸味ばかりが目立つ構成。
でも、ラズベリー、いらなくない?
ちょっとそんな感想です。
さて、ここからは、ショコラティエならではのチョコ系ケーキですよ!
まずは、エクレールショコラ。
これも小ぶりですが・・
断面。
こちらのエクレアですが・・
シュー生地はもちもちとした、独特の食感。
中のチョコクリームは、チョコの香りはすごく良い。けどこれも甘くない。
これは美味しいエクレアだなーとは思うけど、ちょっとなんか、もう少しショコラティエならではの、存在感というかプレゼンスというか、そんなのが欲しいかも。せっかく一流ショコラトリーなんだから。
美味しいですけど、なんか・・
そして、タルトショコラ。
断面。
これは、タルト部分はごく軽い焼きで、サクッとしていて軽快。
チョコのガナッシュは、羊羹みたいにねっとりとしていて、カカオニブがカリカリとアクセント。
なかなか美味しい。チョコの存在感もあるし。
ここまで食べた中では一番好きかな。
軽いけど。
最後に、フォンダンショコラ。
フォンダンショコラ、ナチュールとフランボワーズがあったんだけど、フランボワーズを選択。
断面はこんな。
最後に食べたこのフォンダンショコラ、
ようやくこれだよこれ!という美味しさ。
チョコはもっさりねっとりとした食感で、チョコの味も香りも濃厚。甘さもしっかり。
そんなふくよかなチョコの味わいに、甘酸っぱく味の凝縮したラズベリーが加わり、絶妙な美味しさに。
これぞショコラティエの作るケーキ!というべき美味しさ。
最後の最後に来ましたねー!
なんとかこれでオチがついた感。
いやー、ホッとしました。
そして、チョコレートは、このタブレット。
オランジュ・レザン・ピスターシュ。
これは絶対ですよ!
と思って購入。
中も、こんな。
このチョコは、ほんと美味しい!めちゃくちゃ美味しい!
カカオの風味もすごく良くて、そこにオレンジやレーズンの甘さが加わって、めっちゃ美味。
これは何枚でも食べられそう・・お金があれば。
そんなわけで、4時間並んでゲットしたアイテムは以上です。
ケーキ類では、フォンダンショコラおすすめ。チョコを使ってないケーキは買う必要ないです。
マカロンはかなり美味しいですねー。
そしてチョコレートは、ボンボンは食べてないけど、タブレットだけでもすごさわかる。
しばらくして落ち着いてきたら、今度はチョコレートを買いに来たいですね。