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おこもり中でも美味しいケーキ食べたい人は・・紹介記事書きました。


2018年のケーキ納めは・・・

今日は2018年12月31日。
おおみそかですね。
今年も、いろんな方にお世話になりました。
このブログを読んでくださっている方、コメントをくださった方、
本当にありがとうございます!深く感謝です。

このブログも、相変わらず自分が食べたケーキのことを漫然と書いていますが、
少しでも美味しさが伝われば・・!と思いながら、拙いながらもなんとかかんとか続けています。

2019年も、まああまりペースは変わらないと思いますが、
時々読みに来ていただければ嬉しいです。


そんなこんなで2018年も終わりが近づいています。
今年最後のケーキはどうしようかなー?
でも、正直、クリスマスケーキを楽しんでから年頭のガレット・デ・ロワまでの間は
なんとなくふわっとした時期で、そこまで「ケーキの食べ納め!」にはこだわっていなくて。
年末はパティスリーもクリスマス明けの休業のところも多いし、デパートも混んでるしで、
どうしようかなーと思ったのですが。



そんな状態だったのですが、12月27日に、年末の買い出しに新宿伊勢丹に行ったのです。
年末の伊勢丹、予想通り混んでました。
洋菓子売場は・・と見ると、どうやら帰省する人なのかな?手土産になるお菓子が売れているみたいでした。
中でもエシレ!とフィーカ!
どちらも長い行列が出来てて。
エシレはまあわかるのですが、フィーカ、びっくりしました。
いつの間にそんな人気に?
確かにパッケージ可愛いし、美味しいし、手土産には最高だと思いますが、
つい先日まではそんなに人気!というほどではなかったのですが・・
テレビかなんかで紹介されたのでしょうか?

そんなことを思いながら店内巡回してたら、お!というケーキ発見。
ル・サロン・ジャックボリーのお店で、パリブレストのアントルメ売ってる。
しかも安い!2000円台前半の値段。
なんでこの値付け?と、ここでもびっくり。
だって、ジャックボリーさん、タルトペッシュヴィーニュは860円だったかな?一切れ。
豪華なオペラも結構なお値段。
それでアントルメが2000円ちょいは、おかしいでしょう。
そりゃ買うでしょう。
ということで買ってきました。
これが今年のケーキ納めかなー?


こちらがル・サロン・ジャックボリーのパリブレストアントルメです!
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ね、すごくしっかりしてるでしょ?大きさも、そこまで大きくないけど、ちゃんとアントルメのサイズ。
切ってみます。
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こりゃ食べでありますね。

食べてみました。
シュー生地はもふもふっとした食感。
プラリネクリームは、そこまで濃厚ではないのですが、ちゃんとヘーゼルナッツの香りが感じられて、バランスがいい。食べやすい。
そして、アーモンドスライスや飴がけナッツのアクセントもあって、すごく美味しい。
これはお買い得なのではないか?と思うのですよ。
ジャックボリーのお店、いつ行ってもお客いないし、将来の展望がとても不安だということもあるので、
ぜひ一度食べてみてくださいパリブレスト。おすすめです。


さてさて。
これで今年のケーキはおしまい!
あとは来年のケーキ初めだねー
と思ってたら、29日土曜日の、14時ごろかな?
白金台のパティスリー、アコテパティスリーの増沢シェフが、ツイッターで
フレジエです。
と画像ツイート。
なんと!この年末のこの時期に、フレジエ出すか!
と仰天。
そして、とるものもとりあえず、40秒で支度して南北線に飛び乗りました!

そんなこんなで、お店には15時開店の少し前に到着。
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しばらく待って、開店と同時に飛び込んで。
そしたら、フレジエ、ありました!
やれうれしや。
嬉しくて、2個買っちゃいました。
だって、次いつ食べられるか、何年後になるかもわからないわけで、
買える時に思う存分味わいたいじゃないですか。
ということで2個。
あとは、キャトルカールプリュノーとアルレットも購入。
そしたら、フレジエ、まあ保冷剤はないだろうなーと思ってましたが、箱もなしで、紙袋に直接入れてもらって。
このあたり、いかにもアコテらしいといえば言える。


そして、せっかくだから、ということで、白金台→白金高輪へ。
今回は久しぶりのパッションドゥローズへ。
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パッションドゥローズ、訪れた時間は15時過ぎ、ということもあり、かなり売り切れもありました。
そして、相変わらず新作がいっぱい!
ほんとに、創作意欲衰えないですねー。
ということで、新作を中心に、いくつかケーキ購入。

そして、帰る前にもう一軒。
パッションドゥローズが移転する前、最初のお店があったところ、今はエッグタルト専門店になってるんですよね。
エッグタルト専門店、って、面白いなーと思ってて、でもまだ買ったことなかったのです。
お店の名前はオーファクトリー。
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黄色いお店。
ここで、エッグタルト、初めて買ってみました。

そして帰宅。
まずは大急ぎでアコテのケーキを冷蔵庫へ。
その日はすごく寒かったので、溶けてはないと思うのですが・・
しばらく待ちます。
そして、紅茶を淹れて、いざ、アコテフレジエ、食べますよ!
こちらが、アコテパティスリーのフレジエです!
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やっぱり生クリームの部分がちょっとぐちゃっとなってますね。
というか、これ、いちごを前面に持ってきたほうが写り良くない?
今画像見るとそう思うんだけど、写真撮っている時はテンションあがりすぎて、気が付かなかったです。
こちらが1個の画像。
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さてさて、食べますよー!
ということで、ちょっと背の高いフレジエ、食べてみたのですが・・
おうおー!
濃い!
ムースリーヌが、濃い!
ムースリーヌ、ものすごく濃くて重くて、もたっとしている、というか、すこしザラッとしてさえいる。
ヘビー級の重さ。
そこに、さっぱりとした甘酸っぱいいちごが合わさることで、至高の美味しさに。
ビスキュイアマンドもかなり存在感があり、トップの生クリームもすごくミルキーで濃厚。
すごいなー。
すべてのパーツが濃いから、いちごのジューシーさがより引き立ちますね。
なるほどー。これがアコテのフレジエかー。
この濃さは他ではなかなか味わえないかも。特にムースリーヌの濃さは圧倒的。
そして、いちご、まだ12月なのに、すごく美味しいいちごで。
今、いちごの旬って、12月からなの?早すぎる気が・・
うーむ。
唸る。
あっという間に2個食べてしまいましたが、おなかずっしり。
いやー、すごい体験でした。


そして、キャトルカールプリュノー。
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美味しい。表面さっくり、中しっとり。
甘さは控えめで、プラムの甘さが引き立つ。
アコテのパウンドの香りの良さは独特ですよね。多分ブラインドで食べても、これアコテだとわかると思う。そのぐらい特徴的。

アルレットも買いました。
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アルレットは、サクッと軽い食感、そして、焦げくささ。
ほんとこれ、焦げてるよね、という焼きの深さ。
焦げた薄焼きのかりんとう的な味わいもあって、お茶に合うかも。



ということで、キャトルカールとアルレットは今後のおやつにするとして、次にパッションドゥローズのケーキ食べますよー。

パッションドゥローズのケーキ、まずはポワール。
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これは、見てみるに、洋梨のコンポート、キャラメルのムースリーヌ、チョコガナッシュ、そしてパンデピス生地の模様。
パンデピスがアニスの香りがあってスパイシー。
その香りとさっぱりとした洋梨、キャラメルと、相性の良い組み合わせで、すごく美味しい。
チョコも、そんなにうるさく感じられなくて、味に華を添えている。
すごく好きですこれ。強すぎないクセが魅力的。


次に、シブーストポンム。
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断面。
f:id:nyaofunhouse:20181229173300j:plain
この断面からわかるように、上部のシブーストクリームがかなり分厚い。
そして、クリームと言うより、プリンに近いかな。やや固め。
それに対して、下のタルトの中には煮詰めたりんごが入ってるんだけど、このりんごがタタン的に味が凝縮されていて、インパクトがある。
だから、ボリューム的にはりんごが薄くてシブーストが厚いけど、味はりんごが濃くてシブーストが軽いので、これでバランスが取れてる。
すごくいいですね。タルトのザクッとした食感も含めてすごくいい。


最後は、ズッパイングレーゼ。
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面白い形してますねー。
このメレンゲの絞りは、むしろタルトシトロンみたいですが・・
断面。
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このケーキは、カステラのようなスポンジ生地にカンパリを染み込ませて、間にオレンジやグレープフルーツの果肉を挟んでいます。
カンパリのシロップは、カンパリ独特の苦味は感じられるけど、そこまでシミシミではないので、しっとり、という感じですね。
やわらかい食感で、柑橘の果肉もさっぱりで、食べやすいケーキ。
でも、これ、ズッパイングレーゼなのか?という疑問も。
いわゆるイタリアンドルチェのズッパイングレーゼとはだいぶ違うので、名前についてはちょっとクエスチョン。
でも美味しかったです。


さて、そしてそして、エッグタルトも食べますよ。
3個買いました。1個200円。
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リベイクしてください、と書いてあったので、あっためてみました。
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そしたら、外側の生地ははらりとほどけ、サクサク。
中の卵は、とろっとして、甘さは控えめだけど、官能的な美味しさ。
個人的にはもっと甘ったるくてもいいかな?と思うのですが、すごく食べやすい。
エスニックなスイーツというより、ケーキっぽいです。


・・・ということで、2018年のケーキ納めは、アコテのフレジエで〆ることができました。
これはなかなかいい締めくくりだったのではないかと。

2019年も、どうなるかわかりませんが、美味しいケーキに出会えれば嬉しいですね。