今週の新宿伊勢丹マ・パティスリーはメゾン・ド・プティ・フールです。
メゾプチ、今回で食べるのは5回目です。
でも、全部催事なんですよねーお店遠くて、まだ行ってない。
本当はお店行かないと・・なんですけど・・・
マパテのショーケースのぞいてみましたが、
さすがに5回目ともなると、見知ったケーキが多い。
その中で、食べたことのないケーキを中心に5つばかり購入。
こんな感じです。
美味しそうですねー!
メゾプチのケーキ、まずは新作の「ファルス・ア・ラ・フレーズ」から。
これ、伊勢丹の一押し。期待大です!
真っ白な姿、一見アサコイワヤナギの求肥にくるまれたケーキを想起させますが・・・
切ってみました。
このケーキは、大粒のいちごを、トロトロの練乳ムースリーヌで包んだ一品。
表面はほんとトロットロです。
そりゃ練乳といちごなら、絶対美味しいに違いないですよね!
その通りすごく美味しいのですが、意外だったのはムースリーヌの部分、けっこうこってりしている。
濃厚なんですね。
いちごミルクの乙女っぽい味かと思いきや、意外に骨太の部分が見えて、思ってた味と違ってたけど、単に甘ったるいだけでない美味しさで、逆によかったと思う。美味しいです。
次に、タルト・ノルマンドを。
ノルマンディーといえばりんご。このケーキも、りんごのタルトです。
ほっこりシンプルな味。
でも、もちろん家庭で作るりんごタルトとは次元が違って、絶妙に火入れした甘いりんご、香ばしく焼かれたタルトのたっぷりとしたアーモンドクリームのコク、濃厚で冬らしい心温まる美味しさです。
シナモンをかすかに効かせていて、その抑制もすてき。
ここから洋栗2連発で、まずはモンブラン。
断面。
メゾプチでは和栗のモンブランは食べたことあるけど、洋栗ははじめてかな。
でも、この洋栗モンブラン、濃厚な味を予想していたら、意外にもほっくりとした端正な味わい。
これにはびっくり。
食感も、ねっとりとした洋栗のそれではなく、ほろほろと崩れるような軽さ。
洋栗だけど、まるで和栗のような味わいなのです。
もちろん、美味しいのは間違いない。
そして洋栗もう1つは、モンターニュ・マロン。
断面。
こちらの洋栗タルトは、モンブランとはうってかわって濃厚です。
上に絞られたマロンクリームもしっかりしているし、なにしろタルトが美味。
タルト、がっつり焼きこまれていて香ばしいし、中にマロンペースト焼きこんであるのかな?より香ばしさが増しているような気がしました。
モンブランとは全く違うケーキになっている。
モンブランも美味しかったけど、個人的にはこちらのほうがメゾプチらしくて断然好み。
最後に、これは前にも食べて美味しかったタイタニックを。
タイタニック、フィナンシェとピスタチオという組み合わせだけど、この組み合わせ、フィナンシェがきっちり焼かれていて、ピスタチオがしっかり豆らしさを感じさせる、この組み合わせだから美味しい。
どちらかが中途半端だと、味がぼやけるから。
しっかり作り込んであるから、アクセントのチェリーにヘーゼルナッツ、洋酒が効いてくる。
やっぱり美味しいです。
ということで、メゾプチ5回目も、やっぱり美味しかった!
特に洋栗を使って全く違うケーキを2つ作り出しているのは素晴らしかったですね―。
焼き菓子では、ホワイトデーにぴったりのポルポローネをプッシュしていて、多分美味しいと思う。個人的には味がミックスされたポルポローネあれば買いたかったんだけど・・・