うちのダイアリーのコメント欄でヴォワザンを推奨するコメントが連続してつきました。
中でもポム・キャラメル・バニーユが美味しいとのこと。
そりゃ食べたい!ということで、多少小雨降っていましたが、めげずに行ってきました荻窪へ。
今度は道間違えずにヴォワザン到着しましたよ。
ショーケース見渡したのですが、ポム・キャラメル・バニーユない!
うーむ残念。
でも他にもコメント欄で教えてもらったケーキや、まだ食べてないケーキがいっぱいあったので、ほくほくと購入。
寒い寒い言いながら帰ってきました。
こういう寒い日にはあったかいランカクラシックが最高に美味しいですね。
ほっと一息。
そしてケーキいきますよー。
まずは、サントノレ。
ヴォワザンではノーマルのサントノレは多分はじめて。
シンプルな構成。
断面。
よく焼きこまれたシューとパイも美味しいし、飴がけも美味しいし、でもなにより素晴らしいのが、たっぷりのバニラのかぐわしい香り。
力強い味わいのサントノレです。すごく美味しい。自分の好み。
たかねっこさんも召し上がったという、「マロンフィグユズ」。
栗と別素材の組み合わせ、栗+いちじくは食べたことあるけど、それに柚子を足したのはさすがに初めて。
どんな味なんだろう・・・とおそるおそる食べてみたのですが、
美味しい!!
栗のほっくり感、いちじくのねっちり感、柚子の鮮烈な酸味。
どれもしっかり感じられる。
それでいて、一体感があるのはさすがです。バラバラになってない。
栗と柚子という、古典的な和素材、よく考えれば合わないはずないんですよね。
でも、それをやってみたという人はほとんどいなかったわけで、やっぱり広瀬シェフはすごいなあ、と感心感動。
フロマージュ。
典雅な顔立ち。
断面。
中に入ってるのはレモンのクリーム。
だけどこのフロマージュ、チーズの味わいがすごく濃い!
ねとっとまとわりつく食感に、強い酸味。
チーズの酸味に、レモンの酸味が加わって、かなり酸っぱく感じられます。
ふんわり、とろとろっとしたフロマージュとの対極の味わい。
もちろん自分はねっとり酸味強め派。
だからこのフロマージュはとても好きですね。好みに合わない人も多分いるだろうなとは思うけど。
タルトレットキャラメルサレ。
断面。
ふんだんに散らされたナッツのカリコリした香ばしさと歯ごたえ、しっかり焼きこまれたタルトのカリッサクッとした食感、それにあわせた塩キャラメルの甘じょっぱさ。見るからに美味しそうだったけど、やっぱり美味しい。
うーん、やっぱりすごいなあ。
そして、最後に広瀬シェフの原点、スペシャリテのマカロンピスターシュを。
切ってみました。
中に入ってるチェリーがいいアクセントなんですよね。
ピスタチオの香りはしっかり感じられる。衰えは感じられませんね。やっぱり最高に美味しいスペシャリテ。
ということで、ヴォワザンのケーキ、やっぱり美味しいことを再確認。
雨の中行ってきてよかった。
こんな雨の中でも、お客さん途絶えてなかったし、これからも頑張って美味しいケーキをたくさん作って欲しいです。