もう春も本番、すっかりあったかくなってきました。
本来ならこんな陽気、ちょっと遠出して郊外のパティスリーで美味しいケーキ買ったり、ちょっと公園に出てピクニックとか、デパートでお惣菜買って、御苑とか・・
色々したいところですが、全部できません!
うー・・・
仕方ないこととはいえ、じわじわメンタル削られますねー。
でも!くさってもしかたない。
今できる最高の楽しい生活を追求する、それは変わらないわけだから。
自分の場合は、
・積ん読だった電子書籍の消化
・アート関連の本を通販で購入
・ケーキや焼き菓子をオンラインで購入
・・などして楽しく生活してます。
みなさんはいかがですか?
4/19の日曜日は、ちょっとカフェミクニズに顔を出してきました。
どんな状況かなーと思って。
そしたら・・
ランチ・ケーキのイートインは休止中、テイクアウトのみ。
それでショーケース見たのですが、ケーキの数もごくごく絞られていて、
全部で生ケーキは4種類。
あとはマカロンとか焼き菓子とかはありました。
うー、これでは売上はほとんどないよねー・・
大変だー。
なんとか応援できれば・・と思って、ケーキ買ってきました。
カフェミクニズのケーキ、まずは季節のタルト。
断面。
食べてみましたが、すごく美味しい。
ちゃんと美味しいです。作りも丁寧。これはスタッフさんの努力の賜物だなー。
そして、シュー・ア・ラ・クレーム。
断面。
ザクッとした固い生地にとろりとしたカスタード。これもちゃんと美味しい。すごくいいシュークリーム。
最後にミルフィーユ。
パイの焼きもしっかり、ヘーゼルナッツの香りもよく、きちんとできてる。
ううう・・・もうもう・・
スタッフの数も少なくなっているみたいで作ることのできるケーキも限られているようですが、ひとつひとつはクオリティ落ちてない。ほんと感謝しかないです。
頑張ってほしい!
あと、常温品として、ケークオーショコラ買いました。
箱の中はこんな。
切ってみました。
このケークは、もふもふっとした生地、濃厚なチョコの味わい、香りのよさ、隠れた逸品です。
少し薄めに切って、コーヒーやお酒と合わせると美味しいかも。牛乳にも合う。
そして、昨日。
先日予告していた、cakejpというケーキ通販のサイトが現ビヤンベイクの坂下寛志シェフ監修の元販売開始したケーキ「ル・フェスタン」。
19日から発売開始で、すぐオーダーしたのですが、21日には届くというスピーディーさ。
でも、21日午前中便に指定してたのですが、午後になっても届かず。
やっぱり、この状況で宅配業者さんがパンクしているらしく、大変だなーと。
結局13時過ぎに届きました。
こちらが梱包状態。
外箱はこんな感じ。
チョコプレートとローソクは標準装備。チョコプレートの文字はこちらで指定できます。
さて、これから解凍ですね。
インストラクションを読むと・・
冷蔵庫で10時間!
長い・・
でもまあ、指定通りゆっくり解凍しましょう・・
・・・・
・・・
・・
・
ということで、23時!
解凍完了!
さて、食べますよー!
これが、ル・フェスタンですよ!
おー!これはなかなかではないですかねー。
公式サイトに載ってた写真とほぼ同じ。
上から見てみます。
なかなかに豪華。生ケーキならいちごはフレッシュ使うところなのでしょうけど、コンフィチュールも再現度はそこそこあって、豪華さは損なわれていない感じ。
では、切ってみますねー。
多層構造ですねー。冷凍配送ケーキでここまで凝ってるのはあまりないのかな?どうなんだろ。
さーて、では味はどうなんでしょう?
食べてみましたよー。
まず、いちばん大きな部分を担ってるチーズムース。基本ムースは冷凍して作るものなので、滑らかさは全く問題なし。チーズがかなり濃厚です。こってりしてる。乳臭さと酸味も強め。
チーズムースとしてはかなり重い部類に入るのでは。
それに対して、トロピカルクリーム。これがパッションの酸味がかなり強めで、南国風のさわやかな甘さがチーズの重さを中和していて、酸味に複雑さを生み出している。
このチーズとパッションが味の柱になってますね。
いちごは甘酸っぱさもありつつ、コンフィチュール的なこってりした甘さもあり、あえてフレッシュに近づけてなくて、味のバランスを取っている感じ。このいちごコンフィチュールは載ってる場所とない場所があるので、味の変化がある。いちごがない部分はパッションが強めに出ていちごがある部分はいちごが強めに出る感じですね。
洋梨は、味わいとしてはやや弱めで、どちらかというと味に陰影をつける役割かな。でもシャリッとした果肉がけっこう入ってるので、食感の変化は感じられる。
それ以上に土台のピスタチオがけっこう強く主張していて、豆っぽさもある。ボトムもしっかり、な感じですね。
というわけで、すごく凝ってるし、材料も妥協してない感じ、製法もしっかりしてる。
そりゃやっぱり生のフルーツが載ってればさらにいいのは間違いないけど、それが出来ない状況をうまく使って、凝った構成ならではの複雑な美味しさを生み出していると思う。
ぶっちゃけて言うと中級者向け。というのもチーズムースがかなり濃厚なので、チーズが苦手な人は向いてないかも。というのもあるし、ピスタチオもしっかりなので、それが苦手な人もちょっと・・というのもあるし、もちろん多くの人が美味しい!と思ってくれると思うけど、この凄みはある程度アントルメ食べ慣れた人のほうがわかりやすいかも。
このル・フェスタンの感想はこんな感じ。
ふんわりとろとろのチーズムースケーキに物足りなさを感じる人にはオススメ、チーズっぽさが苦手な人は別なケーキがいいかも、という感じですねー。
ちなみに、先行販売は完売、一般発売は26日からだそう。
予約はこちらから。
☆パティシエ 坂下寛志 監修 クリームチーズとホワイトチョコの贅沢ケーキ Le Festin(ル フェスタン)☆
あ、ちなみに、こちらから新規会員登録すると、500円引きのクーポンもらえます。
cake.jp
cakejp、他にも美味しそうな冷凍配送ケーキいろいろあるみたいなので、ちょっとチェックしてみようかなー・・と一応思ってます。せっかくアカウント作ったし。
坂下シェフは、苦境のパティスリーさんに対して、冷凍配送ケーキはひとつの選択肢ですよーというnoteも書いていて、もしかしたら今後冷凍配送ケーキを展開するパティスリーさんが増える可能性も。
焼き菓子の配送も嬉しいけど、やっぱりケーキ食べたい!という時には配送ケーキもいいかもしれませんねー。今後の展開次第ですかねー。