はい、今日は自分の誕生日です。
年齢については聞かないでください・・憂鬱になるので。
でも、そんな憂鬱も吹き飛ばす、誕生日ケーキ、今年もゲットしてきましたよー!
今年は、こちらのお店です!
はい!先月お伺いした、北習志野ラ・パージュさんですね!
先月訪問時に、誕生日ケーキの予約をしていました。
ラ・パージュのケーキについては、味も素晴らしいのですが、特にケーキの美しさが群を抜いていて、チョコレート細工がもう工芸品のよう。その美しさはプチガトーでも十分堪能できるのですが、
数年前の柴田書店カフェ・スイーツのデコレーションケーキ特集に、ラ・パージュの特別に美麗なケーキが掲載されていて、もう見た瞬間惚れてしまって、いつかはこれお願いしたい・・!と思ってました。
それで、先日お店に行ったときに、キンドル持っていって、このケーキみたいな感じでーとお願いしたのですが、その時は松井シェフが不在だったので、後ほどご連絡しますーということで。
で、数日後、松井シェフじきじきにお電話くださって、あのケーキは基本普通には受けてないんですよーという話だったのですが、じゃあ、それに近い感じで・・・ということで粘ってみたところ、ちょっと考えさせてください・・ということで、その時は保留になったのですが、後日、またお電話いただいて、引き受けてくださる、ということになり。
ほんと、クリスマスケーキの準備で忙しい中、引き受けてくださって、感謝しかないですよ。
そして、今日、再び北習志野へ。
ケーキ受け取る前に見せていただいたのですが、もう、雑誌に載ってたケーキと、ほぼ同じフォルムにしてくださって。
もうすごいの。感動。
正直ラ・パージュ、うちからだと往復3時間以上、交通費2000円近くかかるけど、それでも、このケーキはこのお店でしか作れない、そんなケーキなので、惜しくない、ですよ。
そんなわけで、午前中に家出て、帰ってきたら午後3時でしたが・・
こちらが、今年の誕生日ケーキです!
美しい・・・ほんと、ケーキとは思えないですよね。
上から撮影すると、アイフォンが写り込んでしまいます。
このチョコレート細工。黄金のメダイヨンが中央にあって、周囲は銀色の草をかたどったチョコレート。
まるでバロック時代の工芸品、芸術品のようではないですか?
アップにもしてみました。
横からも。
この完璧な美しさがあるので、プレートどうしようか?とも思ったのですが、
いちおうつけてもらいました。
これ、切るだなんて大それた事・・とても出来ない・・・
と思いましたが、切ってみます!
こちらのケーキ、ベースとなってるのはスペシャリテのひとつ、グアナラというケーキ。
ヴァローナのグアナラをふんだんに使った、リッチなチョコケーキです。
どっしりと重く、ねっとりとしたムース、ガナッシュ、グアナラの苦味と香りの良さが際立っています。全体が赤いせいか、ラズベリーっぽい雰囲気も感じますが、多分使ってない。でも、軽く酸味は感じるので、これはチョコ由来かな?どうだろ?
そして、食感も、ねっとりしたガナッシュを中心としているけど、一番下はアーモンドとカカオニブがいっぱい入ったヌガチンで、カリカリッと軽快。これがいいアクセントになってます。
濃厚で重いのですが、口溶けのよさとカカオニブで飽きさせない。
大胆に切って、どんどん食べていきます・・
美味しい・・・美しい・・
ということで、今年の誕生日ケーキはこんな感じでした。
ラ・パージュでしかありえない、美しいケーキで、感動ひとしお。味も最高でした。
松井シェフにはほんと感謝しかないです。
遠かったし、帰りなかなかバス来なくて寒くて泣きそうでしたが、行ってよかったです。
ラ・パージュ、ほんと千葉には珍しい素晴らしいパティスリーなので、遠いというのはよーくわかりますが、ぜひ一度訪れてみてください。美麗ケーキが待ってますよ!