うわーん!
お金が無いですー!
今月は京都旅行があるから、ケーキ予算多めにとっておいたんだけど、
尽きた!
特に、交通費がやばい。新幹線代を除いても1万円超えた・・
京都地下鉄初乗り220円は地味に効いたねー・・
にもかかわらず、今週の新宿伊勢丹には
・マ・パティスリーにジュンウジタ!
・マパテ2ことトレンドスイーツにドゥブルベ・ボレロ(Wボレロ)!
両雄が同日時に催事出店。
どーするよ!困ったー。
困ったけど、後に禍根を残さないように、厳選して買うよ!
・・ということで伊勢丹へ。
実は、今回のWボレロの催事出店、目玉がタルトポワールだったのですが、
数日前の渡邊シェフのツイートで、タルトポワールは11時からの提供ですよー。
という情報が出ていて。
これは難しいー。何時に店に到着するのがベストなのか。
悩んで、結局10時半ごろに到着。
トレンドスイーツの売り場にはお客さんが数人いたけど、大行列ではなく。
これなら大丈夫そう・・ということで、自分はマリオジェラテリアでジェラート食べて待ちました。
プレミアムマリオジェラテリアのクワトロフォルマッジョのジェラート超うめー!
・・そして、10:50頃から、まずはジュンウジタのケーキを。
ジュンウジタ、やはり相変わらず地味なケーキが多い。
茶色いです。全体に。
でも、そんな中にも軽めのケーキもあったりして。
どれも美味しそうだったんだけど、厳選して、食べたことのないケーキやはずせないケーキを購入。
会計時の情報で、どうやら午前便と午後便ではケーキの種類が大幅に違うらしく、午後便ではタルトタタンやフレジェも来るらしい。
おー、そうなると、会期中にもう一度、今度は午後に行かないとダメかもですねー。
今月はもう無理ですが。
ということで、ジュンウジタのケーキを持って、Wボレロへ。
タルトポワール、無事販売開始してました!
カット売りとホールと両方あって、ホール超美味しそう!つやつやしてます!買いたい・・けど今回はカットで我慢。
それ以外は、前回もいくつか持ってきていただいた、長方形のシンプルなケーキ、焼き菓子類いろいろ、その他にクッキーやチョコも持ってきてました。
渡邊シェフもいらしたので、ご挨拶させていただいて。
今回は焼き菓子はあきらめて、ケーキを2種類購入。
帰ってきました。
まずは、ジュンウジタのケーキから。
最初は「シャルロットヴァンブロン」と書いてあったケーキ。
これはグレープフルーツと白ワインのシャルロット。
自分名前のヴァンブロン?ブロンって何?と思って、ヴァン・ブラン(白ワイン)の誤植じゃないの?と思うのですが、どうなんでしょう。
インスタの方では、お店ではこのケーキ、シャルロットパンプルムースとして売られているという情報をいただいて、結局正式名称がなんなのかわかりません。まあいいや。
食べてみます。
おー!美味しいです!
シャルロット生地はさっくりかつ弾力がけっこうある。
白ワインの風味が、予想以上に強い。白ワイン独特の酸味と渋みが、全面的に出てきている。
甘さはしっかりなので食べやすいですが、かなり白ワイン。
グレープフルーツのジュレは、軽い苦味と、酸味はそんなでもない。グレープフルーツの風味はふんわりと。
白ワイン中心のあっさりしたケーキですが、甘さのバランスは取れている美味しいシャルロットです。
次に、ムースミエルフロマージュを。
見かけ渋いですねー。
こちらのケーキは、名前からして、はちみつ入りのチーズケーキという感じ。
構成としては、大部分の白いところがふんわりとしたはちみつ入りチーズムース。
チーズの酸味やくさみは少なく、「乳製品としてのチーズ」を強く感じさせる。比較的あっさりしています。はちみつの香りは後からふんわり。
上は赤ワインといちじく。
相性のいい赤ワインといちじくの濃厚な甘さが、軽めのチーズにアクセントを。
これはあれですね、フランス料理の、デザートの前にチーズ食べるじゃないですか、あれをイメージさせますね。チーズにいちじく合わせて、さらにワインを合わせて。あれ好きなんですよね。チーズかなり値段するんだけど、ついつい頼んでしまう。それをイメージさせます。
デセール前のチーズをイメージしたケーキと言うと、シンフラのフロマージュアスがありますが、こちらのほうがさらにレストランをイメージさせるかも。美味しいです。
そして、ムースフランボワーズカシス。
これはわかりやすいですね。チョコスポンジを挟んで、下がカシス、上がラズベリー。
でも、食べてみると、かなり見かけと違う印象の味わい。
これ、カシスの酸味、ラズベリーの酸味もあって、ベリーの風味もしっかりなんだけど、
それ以外にかなりお酒が効いているんです。
アルコールも感じるし、独特の華やかな渋みがあって、これは・・シャンパン?わかんないけど、そんな感じ。かなり大胆に大人のケーキになっています。
最後は、やはりはずせないカフェノワ。
この茶色のグラデーションしかない、いぶし銀のスタイルよ!
味も、ほんと最近のジュンウジタならではの、いぶし銀、渋すぎる美味しさ。
表面のキャラメリゼの焦げくささ、コーヒーのほろ苦さ、くるみの渋み・・
地味。地味すぎる・・けど美味しい。
ケーキの世界の奥深さを感じさせる、すごみのあるケーキです。
全く飾りっ気がないのも、自信のあらわれ?まあすごいケーキですよ。
・・・ということで、ジュンウジタのケーキは今回はこの4個!
ほんとはもっと食べたいケーキあったし、タルトタタンもフレジェも気になるので、
多分月が変わったらもう一回行くと思う。
そして、Wボレロのケーキ!
まずは、最高に美味しそうだったタルトポワールから。
この洋梨のドン!と載った迫力。
これ、アントルメだと半割が4個、ドンドンドンドン!と載ってるのです。
ほんとアントルメ・・
でもまあ、今回はカットで食べてみましたが、すっごく美味しいの!
洋梨が、元々美味しいけど、厚みがあるので、食べた!感があるし、それ以上に、しっかり火入れしてあることで甘さと香りが十分に引き出されていて、生の洋梨食べるよりもはるかに美味しい。
そして、タルト生地もガッツリ焼かれて香ばしく、アーモンドクリームも甘くて香ばしく・・
とにかく香りがいいです。洋梨の香りとタルト生地の香ばしさ。
これは無限に食べられる・・正直1カットでは全然足りないです。でも、しかたなし。
ケーキは、この2つを。
まずは、ジャスマン。
冬らしい装い。
断面はこんな感じですね。
こちらのケーキは、ミルクチョコのムースが中心
なのですが、名前の通り、ジャスミンが全面に香ってます。
段階としては、まず最初にチョコの甘さが来ます、次にはちみつのこってりした風味、最後にジャスミンがエキゾチックに香る、という順番。
普通これだけチョコ使ってると、ジャスミンのような繊細な香りは消えてしまいがちなんだけど、ここではかなり強めにジャスミンが効かせてあって、チョコに独特の薫香をつけています。すごく美味しい。
そして、ノワゼットピエモン。
断面はこちら。
こちらのケーキは、もう全部が全部ノワゼット、ヘーゼルナッツ尽くし!
生地にもムースにもヘーゼルナッツの風味が強くついていて、更にローストしたヘーゼルナッツがゴロゴロと入っていて、もう口の中はヘーゼルナッツでいっぱい!チョコの要素も、ヘーゼルナッツを強化する役割で、もう香ばしさがたまらない!という感じです。
フランス菓子にとってヘーゼルナッツは、和菓子のあんこみたいなものですからね。大好きなんですよねみんな。そんなみんな大好きヘーゼルナッツが、最高に美味しい状態で味わえる。フランス菓子ならではの美味しさが横溢してます。
ということで、Wボレロのケーキは以上!
ちなみに、今回持ってきてもらっているケーキは、今回紹介したジャスマンとノワゼットピエモン以外に、スペシャリテのアイアシェッケと、オペラ・ドゥ・エムがあります。そりゃアイアシェッケ食べたかったさ!でも我慢したさ!
みなさんはぜひ、せっかくのWボレロ出店、ケーキもチョコも焼き菓子も・・楽しんでくださいね!