台北旅行、3日目になります。
今朝も、起きたら雨音が。
うー・・今回の台北旅行、天気にあんまり恵まれないねー。
気温も低め。
低めと言っても、真冬ほどではないけどね。
そんな悪天候の中ですが、張り切って行ってきますよ!
今日は、最初に向かったのは、観光地として有名な龍山寺。
龍山寺、観光スポットらしいですが、観光地らしく老舗の甘いもの屋さんが何軒かあるらしく、それをめぐってみようかと。
で、駅を出て、アーケード街へ向かったのですが・・
全然お店やってないよ!シャッター街だよ!
行きたかった台湾老舗スイーツ店もお休み。
あれー?
がっかり。
時間は11時半、土曜日。
観光地なら、お店やってるはずでしょう。
自分が来た時間が早すぎたのか、土曜日は営業しないのか。
よくわかりませんが、やってないなら仕方ない。
駅の方に戻ります。
行きたい店はまだあるもんね!
駅に戻り、次に向かったのは、「元祖胡椒餅」という、言うからには胡椒餅の元祖なんでしょう。そのお店へ。
でも、地図にマッピングされたあたりをみても、お店ない。
しばらくウロウロしてたら、薄暗い狭い路地の中にお店ありました。
わかんないよ!
自分が見た本には、元祖胡椒餅、大人気で予約しないと買えない!とか書いてあったのですが、お客だれもいないよ!すぐ買えたよ!
こちらが元祖胡椒餅50元です。
袋を開けると、ゴマパンみたいのが出てきた。
なんかわかんないけど、とりあえず食べてみましょうかね。
・・と、ガブリと食べてみたら・・
ドバ!っと熱い汁が!
びっくり!
手が油ぎった汁でびちょびちょに。
こちらが、かじった胡椒餅の断面です。
表面は餅でもパンでもなくて、ザクザクとした固い生地。
中の餡は、肉汁がすごくて、肉肉しくて、名前の通り胡椒が目一杯効いてて、スパイシーうま。
美味しいじゃん。気に入りました。
行列をしてまで買うものではないけど、日本にない新鮮な味のスナックとして、おすすめできますね。
胡椒餅を食べて、すぐそばにあるスイーツ店、「三六圓仔店」へ。
このお店では、様々な台湾スイーツが揃っていますが、自分は今回は湯圓を試してみようかと。
ということで、いっぱい具が入った「紅豆綜合圓」をオーダー。
そしたら、紅豆じゃなくて花生綜合圓が来た模様。まあいいんですけど。
こちらが花生綜合圓。
ピーナッツしるこですね。
でも、具は?
と思ったら、中に沈んでました。
観光地のだから、味どうかな?と思ったのですが、柔らかい茹でピーナッツのほんのりとした甘みに、お餅やらタロイモやらいろんな具の食感があって、悪くないです。けっこう好き。
そして、熱いのを食べたから次は冷たいの、というわけでもないのですが、次に「龍都冰果専業家」へ。ここも老舗のお店みたいです。
このお店、氷専業といいつつ、湯圓も売ってたり、節操がない感じでしたが、かき氷を食べてみようかと。
かき氷のシロップは色々あるんだけど、マンゴーとかは今時期はなーと思い、草苺にしました。
こちらが、いちごのかき氷です。
なーんか、見かけ普通のイチゴジャムをかけただけ?と思ったのですが、
食べてみると意外にうまい。
氷は特に言うほどのものではないのですが、いちごをたっぷり使ったシロップは思いの外美味しくて。
目白の志むらのような人気店には及ばないものの、食べる価値はあるかも、と思いました。
まずは龍山寺、休みの店もあったけど、一通り目的のお店行かれて満足。
お寺は遠くから拝観。
龍山寺の駅には、ちょっとした地下街があるのですが、主に日本語OKな占い屋さん、キッチュな土産物屋さん、などが軒を連ねてました。
龍山寺駅から地下鉄で移動、次に向かったのは、迪化街です。
迪化街、2002年に自分が行ったときは、ほんとにただの問屋街で、人通りも少ないし、日本人なんか自分ぐらいだったのですが、
その後おしゃれなカフェやショップが次々できて、今や台北市のおしゃれタウンになっているとか・・
それは見てみないと・・
と身構えて行ったのですが、
アメ横的なお店は健在。
乾物を取り扱うお店が続く中に、ポツポツとおしゃれな店がある、という感じ。
ただ、迪化街入付近はかなり観光客向けの品揃えになってるし、混んでるし、今のアメ横に近い雰囲気ですね。
扱っているのは主に椎茸。あときくらげ。それから日本人向けのからすみ。あとドライフルーツ。そんな感じ。しいたけの香りが町に充満しています。
でも、前に自分が行ったときは、バラの花のつぼみとか、ジャスミンの花とか、ラベンダーの花とか、でかい袋に詰め込まれて量り売りしていたのですが、花類はほとんど売ってる店なかったですね。
1軒だけ、バラの花売ってたので、あんまり質良くないし、高かったけど、一袋だけ買いました。
迪化街、入口付近は賑わってますが、奥に行くと人通りもまばら、お店も観光客向けの店から、小売はしないよ的なガチの問屋が増えてきます。
一通り見て回りましたが、迪化街、新しくなった部分と、まだまだ古い部分が共存している感じですね。
そんな中に、スイーツ店「夏樹甜品」というお店があるということだったのですが・・
人気店らしく、狭い店内ごったがえしていて、とても割って入れる雰囲気ではないのであきらめて、
近くにあった雰囲気の良さそうなこちらのお店へ。
看板に「愛玉子」が書かれていて、そういえば愛玉子今回まだ食べてないやと思って、店内に入りました。
こちらが、はちみつレモン愛玉子です。
一緒に紅茶もたのみました。
ここの「248農學園」というのは、どうやらオーガニック農業を学ぶ機関が運営するカフェ&ショップらしく。
愛玉子も手洗い、紅茶も有機、ということのようです。
なるほど。台湾も意識が高まってるんですね。
愛玉子は甘さ控えめで、さわやかな酸味でした。ちゅるんとしてた。
カフェで一息ついてから、向かったのは迪化街から少し路地を入ったディープな地区にある、食堂「佳興魚丸店」。
かなりハードル高そうなお店ですが、魚丸ではここが美味しいと書いてあったので、勇気を出して入ってみました。
メニューはこんな感じです。
この中から、三色丸湯を注文。
すぐに出てきました。
こちらの魚丸、たしかサメを使ってるらしいのですが、
3種類のサメのつみれが入ってます。
ひとつは中に醤油味の餡が。
こちらのつみれはブリンブリンに弾力がある。
こちらのワンタンみたいのも、餡入り。
だしの効いたスープも、香草がさわやかなアクセントで、すごく美味しい。
あっという間に完飲してしまいました。
そして再び迪化街へ。
今度は、おしゃれなパン屋さん、「JIIA」へ。
ここのパイナップルケーキが美味しいとの評判だったので。
でも、台北のパン屋さん、多くがパイナップルケーキを作ってるし、観光地のパン屋さんはほぼパイナップルケーキ必ず作ってる。
そんな中でこのお店のが抜きん出てるんでしょうかね?
とりあえず買ってみましたが。
そして、迪化街最後にこれもおしゃれなスイーツ店「枝仔冰城」へ。
なぜならば、ちょっと気になるスイーツを売っているみたいなので。
きくらげのスイーツって、どんなだ?すごく興味ある。
ということで、「きくらげ+金木犀+りんご」のスイーツ、「桂花蘋果燉銀耳」を。
こちらが、そのスイーツです。
このスイーツ、食べてみたのですが・・
まず、あったかい!
そして、きくらげがめっちゃネバネバする。おくらぐらいネバる。
そして、ほとんど甘くない。
うーん、自分きくらげ嫌いではないけど、これだけ大量に食べたいとは思えない。
味も微妙だし・・
ということで、今回の旅行ではじめて少し残しました。ごめんなさい。
迪化街はだいたいいいかな?ということで、次に近くの寧夏街に移動しようと思ったのですが、
ぶらぶらしてたら、カルフールを発見!
カルフール、日本では失敗しちゃったけど、台湾では人気なのね。すごく人いっぱい。
フロア構成は、1階がレストランフロア、2階より上は全部駐車場。
そして、B1FとB2Fが売り場。
お客はエスカレーターでまずB2に行って、そこからB1に移動する感じ。
B2Fは電気機器、家具から洋服、生活雑貨まで。
B1が食品のフロア。
食品フロア、台湾みやげもいっぱい。
パイナップルケーキだけでこれだけありました。
でも、自分が買いたかったのは、パイナップルケーキではなくて、主にフルーツ!
台湾に来たならフルーツはやっぱり食べたい。
でも、市場のフルーツは質がいいとは思えない。
その点カルフールなら、値段はやや高いかもしれないけど質はある程度のレベルはあるだろうと。
こちらがフルーツコーナー。
やっぱり、台湾ならではの珍しいフルーツいっぱい売ってました。
例えば、バナナ売り場。
普通のバナナと、小さいバナナ、名前が違うのね。
これは小さいほうが美味しそう・・
と思って買い物かごにいったん入れたのですが、近くにおつとめ品で完熟バナナ(大+小)があったので、そちらを。
あと、カットフルーツを色々。だって果物ナイフ持ってないし、皮のついたフルーツは食べられないから。
その他色々買って、こんな感じに。
いっぱい買った。
で、レジを出たところに椅子があったので、そこで早速食べてみることに。
まずは、おつとめ品のバナナ。
大小両方食べてみましたが、たしかに甘くて美味しいけど、期待したほどではないかも。
せっかく日本では食べられない、出荷前に熟したバナナなのだけど、普通かなー。
ちょっとガッカリ。
次に、カットしたドラゴンフルーツを。
これはすごく美味しい!
甘くて、さっぱりとして、トロピカルな香りがあって。
ドラゴンフルーツこんなに大量に食べるチャンスないですからね。やったね!という感じ。
そして、カットフルーツもう一個は、柿&グァバです。
柿は台湾でもよく食べられる果物みたいで、干し柿も屋台で売られてるの見ました。
味は、日本の柿とほぼおなじ。甘くて美味しです。
グァバは、シャクシャクとした食感、青臭い香り、甘さはほとんどなくて少し酸っぱい。
まだ他にも買ったものはあるのですが、それはホテルで。
カルフールでけっこう時間を使ったので、ようやく寧夏夜市だ!
でも、その前に、夜市の近くの豆花専門店、その名も「豆花荘」へ。
このお店では当然豆花を食べるわけですが、豆花トッピングが色々。
その中から、今回は芋頭豆花(タロイモ)をオーダー。
こちらが芋頭豆花です。
こちらの豆花は、豆腐の美味しさはまあままなんだけど、タロイモがいかにも芋で、汁も甘くて、
これはこれで。というか、自分はこのぐらい甘めのほうが好きかも。
豆花を食べて、さていよいよ寧夏夜市!
寧夏夜市、道の両側に屋台が近衛兵のように整然と並んで、なかなか壮観。
でも、5時半の時点では、まだほとんどの店が準備中。
どうしようかな?と思って、そういえば寧夏夜市の近くに魯肉飯の美味しいお店がある、と思い出して行ってみたのですが
超混んでる!
これはちょっとむずかしいなー
と思ってしばらくウロウロしてたら、徐々に屋台あいてきました。
見た感じ、甘いお店より塩っぱい食べ物の店が多い印象。
なかなか楽しいんだけど、「臭豆腐」を扱ってる店からすごい匂いがしてきて、この匂いはちょっと苦手だー
とりあえずなんか食べよう。
ということで、前回の台湾旅行の時にめっちゃ売ってて気になってた、プチトマトの飴がけを。
これ、どうかと思ったのですが、美味しい!
りんご飴より美味しいかも。
りんご飴は、姫リンゴを使ってても、りんごのサイズが大きいので、飴とのバランスがりんご優位になる。
それに対して、プチトマトだと、飴の割合が増えて、より甘くなるんですね。
プチトマト自体も美味しいし、これはなかなか。
屋台飯、もう一軒行きました。
こちらの屋台。
ここで提供している、「下水湯」といのを、一度食べてみたかったんですよね。
下水湯=もつ煮込み。
でも、湯だと面白くないので、下水麺線にしてみました。
味のあるおっちゃんがあっという間に作ってくれました。
こちらが下水麺線。
もついっぱい入ってます。
で、もつだし、すごくまずい可能性もあるなと思いつつ食べてみたのですが、
美味しい!
もつは全然臭くないです。コリコリとした食感。
そして、もつ煮込みの汁もだしが効いてて、美味しいですね。
ボリュームもけっこうある。
屋台飯だけど、食べてよかったと思いましたね。
寧夏夜市、他にも惹かれる屋台はあったけど、とりあえずホテルに引き上げ。
・・とその前に、ホテルに帰る途中に、路地裏カフェ&クラフトビールバーがあるとのことで。
そこに行ってみました。
こちらが、「61 note」です。
このお店、2つのスペースにわかれてて、カフェスペースでは可愛い台湾女子がなぜか石焼ビビンパを食べてる。
そして、クラフトビールバーでは冷蔵庫に各種台湾クラフトビールが並んでて、
それと生ビールのタップもカウンターに。
こちらが今日のメニュー。
このリストの中から、浮光精醸という、台湾の黒ビールを。
こちらが台湾黒生ビールです。
このビール、黒ビールだけど、焦げ臭は控えめ。フルーティーな香りが強いです。
そこまで重くなくて、飲みやすい。
美味しいです。
店内はStereolabが大音量でかかってて、いかにも隠れ家カフェ的な雰囲気で、
ちょっと微笑ましくもあり。
そしてホテルに到着。
こちらがカルフールで買ったグァバジュース。
さっぱりとして飲みやすい。ブログ書きながら一リットル飲んじゃいました。
そして、こちらが台灣啤酒のマンゴービール。
確かにマンゴーしっかりなんだけど、違和感はなし。美味しいです。
さらに、これが気になってた、水蜜蓮霧なるフルーツ。
どうやら日本では「ワックスアップル」と言われているみたいなのですが、見たことも食べたこともない。
手のひらに載せると、りんごのような、パプリカのような、トマトのような。
なんだかわからないけど、えいや!とかじってみました。
食感は、独特。しゃくしゃくしてる。
甘さはほとんどなし。
中心に種があって、種の周りは渋い。
種は簡単に手でとれます。
不思議な果物だ・・
甘さがほとんどないので、食感命の果物ですね。
悪くないけど、6個は多かったかも・・
ということで、今日も目一杯目一杯。
明日は最終日。日曜だし、ホテルのチェックアウト後はスーツケース持ってだし、101でも行こうかなと。