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マテリエルとエーグルドゥースで秋の味覚!2019

お彼岸もあけたというのに、まだまだ暑いですね!
でも、朝晩はもうすっかり秋。日中も、日差しは強くても、風は少し涼し気ですよね。
パティスリーのショーケースも、すっかり秋のケーキが並ぶようになってきました。
栗、ぶどう、いちじく、洋梨、などなど・・
特にモンブランは、様々なパティスリーで一気に販売開始して、どこから回っていくか、頭を悩ませてしまいます。
とりあえず、今回はマテリエルとエーグルドゥースでモンブラン、食べようと。
あと、モンブラン以外の秋の味覚も!

実は、このマテリエル→エーグルドゥース、以前にも回ったルートなんですよね。
www.nyao.club
このルート、かなり回りやすいんですよね。だから、今年もこのルートを。
まずは池袋から東武線に乗って大山駅へ。

大山駅、多くの人がマテリエルを目指して行く駅なのですが、
そのついでに、何人かの方が、中華スイーツを召し上がっているみたいで。
よくツイッターなんかに画像が上がってて。
気になってたんですよね。
ということで、今回はマテリエルの前に行ってきました。
香港スイーツのお店、店名は「香港時間」。
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なかなか美味しそうな門構えです!
店内は、テーブルが2つ、あと長椅子、という、非常に小ぢんまりしています。
自分は最初のお客だということもあって、椅子に座って、スイーツをオーダーします。
メニューはこんな感じ。
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この中では、やっぱり豆花(このお店では豆腐花となってました)を頼みたい。
豆腐花、オリジナルミルク・あずき・マンゴーがありましたが、
ここは基本のオリジナルミルクで。
あと、エッグタルトも。

しばらくして出てきました。
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豆腐花は、とろりと滑らかで大豆の味がほのかに。シロップもほんのり甘くて、控えめな味わいが美味しい。
好きなタイプの豆花です。

エッグタルトは、焼き立てということで、手で持つとほろりと崩れる。
周囲のタルト生地はごく軽く、少しシナモンの香りがします。
クリームは、卵感があって、とろとろ。
冷やすともう少し固くなるかも?
あつあつのを口に入れると、ほろほろとろとろはふはふで、すごく美味しい。
あっという間に食べて、お会計するときに、お店の方が「実は今日でマンゴー類がおしまいなんですよー」とのこと。
なんかそれを聞くと、せっかくだから・・・と思って、マンゴータピオカを追加発注。
テイクアウトにしました。
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マンゴーの果肉がでかい!
タピオカは一般的なタピオカミルクティーよりも粒が小さく、つぶつぶしてる。
マンゴーは甘くて美味しいし、マンゴーの果肉もすごく美味しい。
うまうまと飲みながら歩いてたら、マテリエルに到着しました。
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マテリエルでは、ケーキももちろん買いますが、パフェ(クープ・グラッセ)!
9月はシャインマスカットのクープ・グラッセで、これがまあ超美味しい。
なんとか食べたいとずっと思ってたのですが、なんとか滑り込み。
イートインの席に座って、シャインマスカットのクープ・グラッセ、待ちます。
しばらくして、来ました来ました!
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相変わらずすごい!
高価なシャインマスカットがいっぱい!
でも、それだけじゃなくて、トップのチュイルも美味しいし、中ほじっていくと
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ミルクアイス→マスカットのグラニテ→ラムレーズンのアイス
この構成が、マスカットだけじゃない美味しさ、楽しさがあって、ほんとワンダーランド。
やっぱり来られてよかった!最高です。

クープ・グラッセのあとは、ケーキのテイクアウト。
モンブランも買いますが、やっぱり土日限定のタルト・オ・ミュスカははずせない。
ちょっと高いんですけどね。
保冷バッグにケーキ箱を入れて、急いで駅に戻り、大山→池袋→目白。
目白からテクテクと、エーグルドゥースへ。
暑いので、かなり汗かきます。
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エーグルドゥース、相変わらず激混み!
ショーケースの中は、かなり秋の商品になってますね。
そんな中から、トルシュ・オー・マロンや秋の新作を購入。
トルシュ・オー・マロンは1時間以内に食べてください、という条件付きなので、
大急ぎで帰ります。
電車の接続もよかったので、35分で自宅到着。
すぐさまケーキ食べます!


まずは、なにはともあれトルシュ・オー・マロン。
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切ってみます。
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今年のトルシュ・オー・マロンはどうかというと・・
おー、今年の栗は、殊の外味が淡い。
マロンクリームは、ぽろぽろとしていて、お皿の上にこぼれるこぼれる。
ほろほろほっくり。そして味は淡い。
甘さも相当控えめで、このケーキの特徴、バニラの香りがかなり目立つ、というかちょっと浮いてる。
メレンゲはさっくり。大急ぎで帰ってきただけあって、状態は最高。
美味しかったけど、ここまであっさりしてたっけトルシュ・オー・マロン?というのが今年の感想です。

エーグルドゥースの秋ケーキ、続いてはデリス・ア・ラ・ポワール。
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断面はこちら。
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このケーキは、洋梨のコンポート、トンカ豆のババロワーズ、サブレやビスキュイという構成なのですが、
トンカ豆って淡い味のものと組み合わせるのが難しい素材だと思うのですが、
ここではバッチリはまってる。これは、洋梨とトンカ豆だけだとトンカ豆が勝ってしまうのですが、そこにサクッとしたサブレが加わることで、絶妙なバランスになっているんですよね。
このバランス感覚は素晴らしいです。天才的。
秋の味覚ですね。

エーグルドゥースのケーキ、最後はタルト・オー・シトロン。
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エーグルドゥースのタルトシトロン?焼き菓子ではあったっけ?生ケーキとしては見たことなかったかも。
すごく気になります。
断面。
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食べてみます。
レモンのクリームはとろとろ。滑らかで、レモンの風味が爽快。酸味は弱めです。
メレンゲは少し乾燥させてあって、さっくりと甘い。
トップのレモン皮コンフィも甘くて美味しい。
とても美味しいタルトシトロンだと思うけど、個人的にはもう少しレモンの酸味がキツいのが好み。
逆に、レモンの酸っぱさが苦手な人には最高に美味しいタルトシトロンだと思います。


エーグルドゥースのケーキは以上!
引き続き、マテリエルのケーキいきます!
まずは、タルト・オ・ミュスカ。
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とにかくデカい!
そして高価なシャインマスカットがぐるりと。
上から見てみます。
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壮観です!
切ってみると・・
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このタルト、タルト生地の中は、あえてカスタード(ディプロマット?)クリームなんですね。とろっとしている。少しチーズっぽい酸味も感じます。美味しいクリーム。
たっぷりの生クリームはほぼ無糖。
なので、シャインマスカットの淡い甘さと香りをできるだけ壊さないように、軽め軽めの構成になってる。
すごく美味しい。マスカットのボリュームもあって、値段高いけど、値段以上の価値ある。


そして、マテリエルのモンブラン、今年は2種類。
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まずは和栗のモンブラン。
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断面。
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こちらのモンブランは、和栗の良さを生かしながら、ほっくりというよりもややねっとりした食感で、ちょっと栗きんとん的な美味しさ。
メレンゲはしゅわっと溶ける。
ほっくりほろほろのエーグルドゥースのトルシュ・オー・マロンとは正反対の性格の和栗モンブランです。こちらも美味しい。どっちも美味しい。

そして、登場と同時に大人気商品となった、モンブラン・イタリエンヌ。
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断面。
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こちらのモンブランは、名前の通りイタリア産の栗を使っています。
マロンクリームはさらにねっとり、濃厚。
中にキャラメルも入っているので、味はかなり濃いです。
濃厚なのですが、アンジェリーナのモンブランなんかに比べると、そこまで重すぎない。
濃厚さの中にキレがある、というんですかね?
和栗よりはもちろん濃いですが、バランスの取れた美味しさです。


・・・と、こんなわけで、栗3つ、洋梨、ぶどうと、秋の味覚、いっぱい食べました。
次はいちじくですね!いちじくは旬が短いから、なんとかいくつか食べたいですねー!