夏です!夏がやって来ました!
夏といえば・・・そう、甘い濃厚ケーキとホットコーヒーですよね!
ということで、ケーキとコーヒーを求めに、行ってきました芦花公園。
芦花公園駅から数分、目指すはルラシオン。
ルラシオンというパティスリーは、ここ最近スイーツ情報を調べていると必ずといっていいほど名前が出てくる。
なんでも、ご主人はエルメ出身、奥様が名うてのバリスタで、美味しいケーキと美味しいコーヒーが楽しめるのだとか。
まさに夏にふさわしい!!
ということで。
ルラシオン到着。
イートインスペースは店の角っこの部分をうまく利用していました。
さてさて、どんなケーキがありますかねー・・・
と見ると、けっこう大きめのケーキが多い印象。
普通のケーキの1.3倍ぐらいの大きさで、値段も1.3倍ぐらい。
なるほど、そういう趣旨なのですね。
ならばと、ケーキ4つチョイス。
そしてコーヒーを選びます。
コーヒーは普通のコーヒーなんかもあるんだけど、やっぱりここは産地限定のグランクリュのコーヒーがいいでしょう。
ということで、掲示してあるコーヒーのリストを眺めて、ケーキとのマッチングも書いてあるので、それも参考にしながらチョイス。
席についてケーキとコーヒーが来るのを待ちます。
5分ほどして、ケーキとコーヒー到着!
コーヒーはフレンチプレスで淹れてある。
コーヒー、フレンチプレスだと油脂分が濾されないので、美味しいのだそう。
ちなみに、自分が今回チョイスしたコーヒーの解説文もついてきました。
ドミニカ・ハラバコアというコーヒーなのだそうです。
ケーキを食べる前に一口コーヒー啜ってみました。
うん、美味しいコーヒーです。酸味や渋みは少な目でまろやか。
あんまりコーヒーの味が強すぎるとケーキの繊細な味が消し飛んじゃうので、このぐらいのまろやかなコーヒーがいいですねー。
では、ケーキ行きます。
まずは、例によって大好きなチェリーのケーキから。
アメリです。
まるでサントノーレのような形をしてるけど、シューじゃなくてチェリーなのです。
チェリー好き垂涎の的ですね!
切ってみました。
中はピスタチオのクリームがたっぷり。
そして、下の台がふんわりダックワーズなのですが、そこにもピスタチオが練りこまれていて、ピスタチオの香ばしさが素晴らしい。
そこにチェリーが加わって、なお美味しい。
これで、中にチェリーの甘酸っぱいソースが入ってたら、もうもう悶絶ものだった。でも、これでも美味しかったですよ。
ミルフィーユ。かなりの大きさです。
このミルフィーユ、もうお分かりの通り、アンベルセ(逆さ折り)のパイですね。この仕上がりがふわっと膨らむのがアンベルセの特徴。
表面は軽くキャラメリゼしてある。
うーん、エルメっぽいかなー?という印象。
別にエルメ的アンベルセミルフィーユも悪くはないけど、どうしてもエーグルドゥースのものすごいミルフィーユと比べると、ちょっと分が悪いかなー。
とても軽いので大きいけれどサクッと食べられるのは長所。
コーヒーのケーキも当然行くでしょう。コーヒーゼリーなんかもあったけど、今回は「タルトレット・カフェ」をチョイス。
断面図。
うん、なかなか美味しい。
美味しいけど、あんまりコーヒーが前面に来ないなー。
もっと苦みばしった味でも別に構わないんだけど、やさしい味わい。
コーヒーほんのり。
コーヒーのケーキとホットコーヒーを一緒に食べてマリアージュ!とか期待してたので、ちょっと肩透かし。
やっぱりコーヒーゼリーにすべきだったか・・・
最後は、スペシャリテのエクスクレール。
断面。
このケーキはいいですね!かなりいい。さすがスペシャリテだけのことはある。
メープルのこくと、パッションフルーツのやさしい酸味と、バナナのとろっとした甘さが混ざり合って、奥行きのある味わいになってる。
今回食べた中ではいちばん好き。
コーヒーにもよく合うと思う。
コーヒーはカップ2杯分、ケーキ4つでちょうど飲み終わりました。
カップの底にコーヒーの細かい粉が。
美味しいコーヒーでした!
ルラシオン、ケーキのクオリティは高いと思う。けど、隣の千歳烏山には超強力なパティスリーが何軒もあるので、頑張って欲しい。もうあとほんのちょっとだけ「ガツン!」とくるものがあるといいかなーという気はしないでもない。です。
やっぱりコーヒーとのマリアージュといえば濃厚チーズケーキやチョコレートケーキなんかが合うと思うし、軽めのケーキは紅茶のほうがだんぜんマッチするからなー。