2012年11月、小路啓之月間のラストを飾るのは「来世であいましょう」の完結4巻。
- 作者: 小路啓之
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2012/11/24
- メディア: コミック
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「来世であいましょう」、3巻のラストがえらいことになっていて、なになに!?この先どうなっちゃうの?という展開で、その後のページに
「待望の第4巻は2011年夏刊行予定!」
と書いてある。
確かに書いてある。
それが・・全く音沙汰なし。
ようやくの刊行。待ちましたよ。ほんと。
この前のライブペインティング&サイン会の時に先生がちらりと言ってたのは、やっぱり紆余曲折があった模様。
でもまあ、お蔵入りにならなくてよかった。
発売日の昨日、新宿のブックファーストで4巻を購入。家に帰ってきてから1巻から再読。そして、いよいよ4巻に。
・・・・・・・・。
うわ、うわ、うわあああ・・・・
3巻のラストから更に凄絶なことに。
そして、びっくりするほどエロい。
小路先生の描く女の子は(男の子も!)それでなくとも可愛くてエロいのですが、鼻血出そうでした。
1巻でかぴあがピョンピョン跳ねてブルマーを見せていたあの遊具であんなことになるとは。
そう!小路先生の作品にはかつて存在した(今はない)場所やノスタルジックな風景がよく出てきますが、「ごっこ」でも閉園になった遊園地がでてきたし、「来世」でもデパートの屋上遊園地が重要な舞台になっています。
こういう世界観、自分にとってツボすぎる。
そして最終話。
もうもうページをめくるたびに
大工健三郎部長の言う「度肝しか・・・抜かせねえ」
そして衝撃的なラスト。
・・・ふう。
深い溜息をついて読了しました。
きれいに完結していた。
それにしても・・・小路先生の作品、こんなにも面白いのにひとつ不満があるとすれば、短い!
かげふみさんもごっこも来世も、短いよ!
どれも世界はきれいに閉じてるので、唐突な感じはないのですが、やっぱりもうちょっとこの世界に留まっていたいのに・・・という我儘な気持ちは残ります。
ポポネポはどうだろう。どのぐらい続くのかな。