もう最近は、漫画にせよ本にせよ、ほとんどが電子書籍で買うようにしています。
だって、家にもう本置く場所ほとんどないんだもの。
紙の本で買うのは、本当に好きな作家さん、数人の新作に限るようにしています。
その、ほんのわずかの、自分にとって「新刊が出たら本屋さんで紙の本を買う」数少ない作家さんの一人が小路啓之先生でした。
先生は関西に住まわれているので、東京のイベントに来れば、できるだけ行くようにしてましたし。
サインも描いてもらったりもしてました。
www.nyao.club
大好きな作家さん。
その小路啓之先生が、今日、お亡くなりになったと知って、もう、へにゃへにゃとなってしまいました。
さっきまでスタバでまったりしてたのですが、たまたまスマホでヤフーニュース読んでて、この記事に出会って。
headlines.yahoo.co.jp
ちょっとにわかには信じられなかったです。
でも、その後ツイッターなどで次々と続報が入ってきて、これは紛れもない事実なんだと・・・。
悲しさとか悔しさとか、そういう気持ちが一緒にやってきて、ほんと、くにゃっとなってしまいました。
小路啓之先生の作品は、どれも長期連載にはならないのですが、独特のレトロモダンな風景とギッシリ詰め込まれた小ネタ、特異な設定、クセがあるけど他にはない魅力を持ったキャラクター、と、多様な日本の漫画界の中でも余人を許さない確固たる地位を築き上げた作家さんです。
現在も、2つの連載を同時進行していて、それらが単行本になるのを楽しみに待っていたのに・・・
痛恨の極み。悔しくてしかたがありません。
これから描かれるであろう新たな傑作がもう読めないというのは、当然のように期待していた、のに。いきなり巨大な穴があいたように感じます。
もちろん冥福を心から祈りますが、こんな記事を書くことになるなんて、ほんとうにつらいです。
日本の漫画界にとって、巨大な損失ですよ。
ただただ、悔しいです。