※思い切りネタバレしてます。これから映画を見る方はすぐにページを閉じて下さい!※
もう永遠に来ないんじゃないかと思ってたヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q。
でも、月日は確実に流れているわけで、ついにこの日がやってきました。
前の記事にも書いたように、自分はバルト9で17日の朝8時からの回を座席確保して、当日を待ちました。
前日はDVDで序・破を復習。その後すみやかに寝たので、金曜ロードショーは観ていません。
でも、早寝したのですが興奮しちゃってなかなか眠れず、朝も目覚ましより早く5時に目が覚めてしまい。
バルト9には朝の7時に到着しました。
外に物販の特設会場が設営されていた。
9階にエレベーターでのぼると、使徒がお出迎え。
盛り上がってまいりました。
10階のカフェもヱヴァ仕様。
パネルも何枚か展示されていました。あれ、このエヴァは見覚えがないぞ・・?
そうこうしているうちに1時間はあっという間に過ぎ、9番シアターへ入場。
自分の座席H-24、すごいいい席!よく見える。
うわーなんか緊張してきた・・・
最初に上映されたのは「巨神兵東京に現わる」。
急遽上映が決まったのはニュースで知っていたので、見れてラッキー。
これって、ジブリ作品なんですね。
内容は、まあ、東京がすごいことになっていました。
そして、いよいよヱヴァがスタート。
・・・・・
あれれ?
ミサトさんがキャプテンハーロックになっているよ?
宇宙戦艦みたいなの、なんだこれ?
金曜ロードショーで冒頭の6分間流したらしいけど、これ、見た人口ポカーンだったんじゃないかな。
少なくとも自分は口ボカーンでした。
少しづつわかってくる真実。
なんと、Qの舞台は14年後の世界。
てことは、アスカ28歳!!?
外見が変わってないのはエヴァの呪縛だそうで。
ミサトさんは中年に、ゲンドウ父は初老に。
うわああああ
そんなああああ
その後も口あんぐりの展開が続きます。
まさか、まさかアスカとシンジが本気で殺しあうなんて・・・
破であれだけ感動的だったラストシーンのレイ救出は実は失敗していただけでなく、サードインパクトのトリガーになっていたとは・・・
そして、サードインパクトが起こってしまい、どうやら人類はかなりの部分死に絶えたみたいなのに、ゲンドウ父は今度はフォースインパクトを起こそうとしています。
そのために用意されたのがエヴァ13号機。
このエヴァ13号機は2人乗りで、それに乗り込むのがカヲルとシンジ。
フォースインパクトを起こすためにリリスの骸に刺さったロンギヌスの槍を抜こうとするシンジと、それを阻止しようとするアスカ・マリ組。
観ていて悲しいです。
そして、一片のカタルシスもないままに「つづく」。
こ、これは・・
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q、とてもとても重苦しい映画でした。
公開記念のお祭り騒ぎとは正反対。
救いようがない。
まだしつこくフォースインパクトを起こそうとする初老のゲンドウ父はもはや哀れだし、自分が何者なのか完全に見失ったシンジも哀れだし。
ネルフと敵対する関係になったミサトさんやアスカ、マリたちも、全然救われない。
そしてレイも・・・レイも「次のレイ」になってるし、黒いプラグスーツすげえ違和感あるし・・・
3年間待って提示されたのがこれだとは・・・
まあエヴァファンはマゾヒスティックな人しかいないので、甘受するのでしょうが・・。
自分ですか?もちろんDVD購入しますよ。
映画館ももう一回行くかもしれない。
まあ、今日は早起きし過ぎて疲れ果てたので、とりあえず寝ます。
おやすみなさい。
あ、ちなみに最終作は「?」ではなく「:||」だそうです。
追記:なんかだんだん腹たってきたのでちょっとだけ。
アスカは28歳の自分が14歳の時の姿のままの理由を「エヴァの呪縛」と言いましたが、これはもしかしたら「エヴァの(商業的な)呪縛」なのではないか。
アスカは28歳の姿になるべきだったと思う。28歳の姿のアスカを見たかった。
でもそうはならなかった。
アスカを縛る呪縛・・・その正体とは。