グランドハイアット東京・フィオレンティーナペストリーブティック、大好きなのです。
ホテル西洋銀座も有名パティシエ多く輩出していますが、グランドハイアットもすごい。
それについては以前まとめた記事があります。
そして、グランドハイアット時代にクープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリーで優勝した藤本智美氏のお店がエチエンヌ。
場所は新百合ヶ丘。遠いよおおお。
ということでまだ行けてなかったのですが、伊勢丹のマ・パティスリーに来たので、行ってきました。
でも実はエチエンヌ、マ・パティスリーに来るのたしか2回め。最初に来た時はどうしても都合がつかなくてスルーしちゃったんですよね。ずっと後悔してた。
なので、今回はリベンジマッチです。
4つ購入。
箱が可愛かった。ピンク色で、豚のイラストが描かれてるの。
リベルテ・ソヴァージュ。クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリーで優勝した時のケーキ。
動物の足跡みたいなのがトレードマーク。
キャラメル、チョコムース、それにソテーしたバナナ。
断面図。
けっこうチョコです。
食べてみました。
キャラメル・チョコ・バナナというから、もう少し子供っぽい味を想像していたのですが、そんなことはなかった。
シナモンやスパイスが効いていて、それと表面に貼り付けてあるナッツがサクサクで、単なるチョコムースではなかった。大人の味。
可愛らしい見かけにだまされてはいけません。
ガトーショコラ。ものすごい外見に惹かれて買ってみました。
爆発してます。岡本太郎です。
どうやって食べるんだこれ・・・
ダイナミックなチョコレート細工の下には背の高いチョコレートのケーキが。
見た感じシフォンケーキっぽいのかな?と思ったのですが、たしかに口当たりは軽めなのですが、チョコが濃厚。
これも可愛らしい見かけにだまされてはいけません。
モンブラン。これも外見にインパクトがあります。
表面に張り付いてるのはクレープ?ふにゃふにゃしてました。
それをはがして、断面図。
生クリームがかなりの部分を占めている。
下の焼きメレンゲはサクサクというよりザックザクとした食感。
マロンペーストは濃厚。お酒も効いていて、フランス菓子のモンブラン。大人味です。
クラウン。
ピスタチオとベリーのケーキ。
これも、ホワイトチョコの細工がしてあって、手が込んでます。
食べてみました。
!!!
うわ、ラズベリーがすごい!
そしてピスタチオもすごい!
濃ゆいわ〜。
このラズベリー、なんだろう。これだけ果実感があるのは。
そして、ピスタチオ、豆々しい。
個人的にはピスタチオはこのぐらい豆であってほしい。
これも見かけによらず重厚なフランス菓子でした。
・・・ということで、エチエンヌ、見かけはかなり個性的で可愛らしく、インパクトがあるのですが、味は濃厚で重厚な、オーセンティックな味わい。
マ・パティスリーのショーケースにはロールケーキやシュークリームも並んでいて、そのあたりは地元に愛されるパティスリーというところなのでしょうけれど、ガトーは容赦ない。気合が入ってる。
新百合ヶ丘・・・新百合ヶ丘といえばリリエンベルグもあるし、いいですなあ新百合ヶ丘。羨ましい。