Nyao's Funtime!!

nyao(♂)の不可逆な日々を、チェスの騎士のように不規則にたどたどしく綴っていこうと思っています。

拙著「ケーキツアー入門」好評発売中!

ケーキツアー入門: おいしいケーキ食べ歩きのススメ

Kindle版
¥1,728から
(2018/4/27 00:00時点)

いつの間にやらKindle化されたみたいです。
紙の本は絶対イヤ!でスルーしてた人はできればよろしく。


アマイタマシイ1巻 アマイタマシイ2巻 アマイタマシイ3巻 アマイタマシイ4巻 アマイタマシイRising
甘魂者の聖典!「アマイタマシイ」Kindle版好評発売中!!
紙媒体でも復刊ドットコムから発売決定!
→復刊ドットコムのページ

Nyao's Funtime!!は漫画「ファンタジウム」と
長見良の魔法世界を応援します!

長見良の魔法世界


今年のフランス展@新宿伊勢丹はいちご!チョコ!パンデピス!

デパート催事の定番、フランス展。
イタリア展とかフランス展は多くのデパートで開催されて、それぞれめったに食べられない食べ物が販売されたりするのですが、やっぱり新宿伊勢丹のフランス展は格がちがうというか。

伊勢丹のフランス展、去年はストレーのケーキが食べられる!ということで大興奮だったのですが、今年はベルナシオンが来るとのこと。
ベルナシオンのチョコケーキが3種類、レシピだけでなく材料もリヨンから取り寄せて作る、まさに本場の味が完全再現、とのこと。
うーむ、力が入ってる。
でも、争奪戦は憂鬱だなー・・と思っていたら、今年はベルナシオンのケーキ、ネットで事前予約を受け付けていて。
事前予約をしておけば並ばずにスムーズにケーキ買える、らしく。
そりゃあもう、予約しますします。
ということで、準備万端、予約もして、いざ6階催事場へ!
f:id:nyaofunhouse:20180411105604j:plain


催事場には、開店後数分で到着したのですが、すでにベルナシオンには行列が。
うわー・・ていうか、みんなどうやって来れたの?テレポーテーション?
でも、自分は前述の通りケーキは予約済みなので、行列を尻目に、まずはローラン・デュシェーヌさんのスペースへ。
ローラン・デュシェーヌさん、MOFのパティシエなんだけど、今回フォンダンショコラとショソン・オ・ポムを持ってきてくれた。中でもショソン・オ・ポムは、フランスで生地作って冷凍で輸送、会場で焼き立て、というそりゃあもう買うでしょう的な。
ちなみに、自分最初のお客さんだったらしい。すごく喜ばれた。

ローラン・デュシェーヌの次は、ジェラール・ミュロのコーナーへ。
ジェラール・ミュロ。懐かしい響きじゃねー。
昔日本にお店あったころは、海外のパティスリーの中では圧倒的に美味しくてねー。
それが久々に、催事とは言え再上陸。感慨ひとしおですよ。

でまあ、ジェラール・ミュロ、ちょっとだけ行列できてたので並んだのですが、相変わらずオペレーションがグダグダでなかなか列が進まない。
このあたり、伊勢丹の催事はいつまでたっても全然進歩ないのはなんなんでしょうね。

しばらくして自分の番になりました。
ジェラール・ミュロで売ってたのはいちごのシュークリーム、いちごのタルト、フィナンシェとマドレーヌ。
フィナンシェ・マドレーヌは、現地で作ったのであれば買おうかなと思ったけど日本で作ったとのことだったのでスルー。ケーキだけ買いました。
ほんとはねー、圧倒的スペシャリテのクーフリボルに再会したかったのですが、なかったですねー。

さて。
とりあえず、絶対回りたいと思ってた店は完了。
でも、ベルナシオンのケーキの受け取りは12時からなんですよね。
空いた時間、どうしよう。
・・と、イートインとは別にあるフードコートへふらふらと。
そうしたら、なかなか美味しそうなメニューがあるじゃないですか。
シャルキュトリーのセットも意外と安いし、鹿肉のローストも美味しそう。
でも、自分はこれにしてみました。
f:id:nyaofunhouse:20180411111737j:plain
手前のお皿は、イノシシのアッシェパルマンティエ。
そしてワイン。
奥にある小さいのは、ノネット。ノネットは後述。

イノシシのアッシェパルマンティエ、アッシェパルマンティエというのは、ひき肉とじゃがいもをオーブンで焼いた、フランスの家庭料理、ということらしい。
で、このアッシェパルマンティエ、すっごく美味しい!
イノシシ肉はさすがに肉々しさがすごくて、獣食べてる感が半端ない。
じゃがいももたっぷりで、チーズもかかってて、マッシュルーム?もいっぱいで、これは大興奮の一品。赤ワインが進みます。
今回のフランス展、イートインがガレット以外はちょっと高級路線で自分には合わないなーと思ってたのですが、フードコートいいです。かなり。


そして、ノネット。
f:id:nyaofunhouse:20180411112303j:plain
こちらのノネット、ミュロ・プティジャンというディジョンにあるお店のもので、フランスから輸入してきた生地とジャム(カシスor桃)で、フードコートでも食べられる。
切ってみると、
f:id:nyaofunhouse:20180411112325j:plain
このノネット、かなり美味しい。
グラスアローのかかった生地はしっとりしていて、やわらかいパウンドぽい生地。
桃のジャムも甘くて美味しい。
これは、安いしシンプルだけど、かなりいいですね!

これ食べた後、ミュロ・プティジャンのコーナーに行ったら、このノネット以外にパンデピスも売ってて、すごく巨大だったんだけど、思わず購入。
そして、それとは別に、ノーザンエクスプレスという、ホワイトアスパラとか売ってる輸入業者のコーナーにもパンデピス売ってたので、それも購入。

・・と、まだちょっと時間ある。
ので、喉もかわいたし、ヨシノリアサミのグラスでも。
今回はコラボのブリオシュにアイスをはさむのもあったんだけど、自分は普通にアイスのダブルで。
f:id:nyaofunhouse:20180411113929j:plain
すごいボリューム!気前が良いのはいいことだ。
味は・・・うーん、ノーコメントで。

そんなこんなで会場をウロウロしてたら、12時になりました。
時間になったので、ワインコーナー端にある受け取りカウンターで名前を言って、ケーキもらって帰ってきました。


家に帰って、さっそくケーキ!
と思ったのですが、ちょっと人混みで疲れたので、しばし休憩の後、ケーキ食べていきます。

まずは、ジェラール・ミュロのケーキから。
最初に苺のシューアラクレーム オレンジの花の香りを添えて。
f:id:nyaofunhouse:20180411165125j:plain
可愛いですなー。
断面はこんな。
f:id:nyaofunhouse:20180411165756j:plain
このシュークリーム、皮がもふっとした独特の食感。塩気もけっこう。
クリームはいちごミルク味。やさしい甘さ。オレンジの花の香りは探したんだけど見つからなかったかなー。
すごく美味しいと思ったけど、ちょっと単調かなー。なんかもうひと押し欲しかったかも。


そして、苺のタルトレット。
f:id:nyaofunhouse:20180411170442j:plain
まあ、この構成でまずくすることは不可能なので、美味しいのは間違いないんだけど、「パリでいちばん美味しいいちごタルト」と言われるその味は・・
断面。
f:id:nyaofunhouse:20180411170828j:plain
これ、断面図の通り、タルトがとても薄い。パイみたい。パリッとしてる。
いちごは酸味が強く、ジューシー。コンフィチュールで甘さを補強しているので、味が濃くてすごくいい。
カスタードは、味わってみるとほんのりラム酒?香りがいいです。
美味しいいちごタルトなのは間違いない。今年食べたいちごケーキの中で一番か?と言われれば難しいですが、まずはジェラール・ミュロのケーキがまた食べられた、ということを喜びたい。
再上陸待ってますよ!


そして、ベルナシオンのケーキ。
最初にルーズベルト。
f:id:nyaofunhouse:20180411171515j:plain
さてさてさてさて。
食べてみました。
おーーーー!!!
美味しい!美味しい!
すごく美味しいです!
チョコムースは非常に重く、固く、でも、口の中に入れると、カカオのアロマがぶわっと広がる。
口溶けすごくいい!そしてチョコの香りが素晴らしい!
チョコ、めっちゃ濃厚なんだけど、ビターだったり酸味だったりのアタックはそれほど強くない。
なので、とても親しみやすい味になってる。
だけど香りが!
これはすごいですねー。
下にはフィヤンティーヌ入りのプラリネと、ダクワーズの層があって、サクサクネチョネチョでアクセントもあって、完成度がとても高い。
ううむ、これは文句なしだなー。


次に、クレベールを。
f:id:nyaofunhouse:20180411172603j:plain
これ、グラサージュが漆黒で美しいですね。
でも、鏡のようというよりは、かなり粘度の高そうなグラサージュ。
チョコケーキ連続だけど、どうなんだろ?と思いつつ食べましたが・・
美味しい!これもすごく美味しい!
なるほどー。
ルーズベルトが固いムースでチョコ自体の味はまろやかだったのに対して、クレベールは、ムースはなめらかでやわらかめ。間にスポンジも厚めに入ってるので、全体的には軽めなんだけど、チョコが強い。カカオの味と香りはこちらのほうが濃い。苦味や酸味もやや強め。
同じチョコケーキでも、全く違ったものになっているのはさすが。
どちらも甲乙つけがたい美味しさですね。


最後に、エヴァンタイユを。
f:id:nyaofunhouse:20180411174645j:plain
このケーキ、事前に商品画像を見た時はアーモンドスポンジが厚めで、これなら楽勝?と思ったのですが、実物見たらかなりガナッシュの厚みがある。あらー?どうなの?
と思いつつ食べたのですが・・
濃い!濃厚!重い!甘い!
これ、アーモンド生地の間にガナッシュが入っているのではなく、ガナッシュの塊を薄いアーモンド生地で挟んでいる、というのが正解。
パンチ力すごい!
アーモンド生地もそこそこ甘いので、全体としてもかなり甘さの強い、特濃のケーキになってます。
いやー、これはやられたわ・・

そんなわけで、ベルナシオンのチョコケーキ、どれも個性が際立っていて、チョコの可能性の無限さに思いを致しましたよ。
チョコケーキ好きならマストですね!


・・とまあ、ベルナシオンのチョコケーキを3つ食べたらかなり満足してしまったのですが、まだ続きます。
次は、最初に購入したローラン・デュシェーヌのショソン・オ・ポム。
f:id:nyaofunhouse:20180411175716j:plain
かなり大きいです!
切ってみます。
f:id:nyaofunhouse:20180411180019j:plain
これ、中のフィリング、りんごも当然フランスのもので、やっぱり日本のりんごと風味がだいぶ違う。
けど、りんご、ペースト状になっていて、ちょっと量が足りない気が・・
美味しいのですが、もっと欲しい!
生地はしっかり焼かれた香ばしいもので、塩気もあって、とても美味しい。
これでりんごがもっといっぱいあれば最強だったかも・・


そして、フォンダンショコラは、フランボワーズを。
f:id:nyaofunhouse:20180411182812j:plain
これは、さすがに今日はチョコはもういいかなー。明日、電子レンジであっためてとろけたところを食べたいと思います。


あと、パンデピス。
2種類買いましたよ。
f:id:nyaofunhouse:20180411182703j:plain
右のミュロ・プティジャンのパンデピスが笑っちゃうほど巨大で、どうすんの?というものなのですが、朝ごはんの楽しみがあって幸せ。
ちなみに、左のパンデピスは蜂蜜の含有量が全体の50%というとんでもないもので、右のミュロ・プティジャンも蜂蜜30%配合。
本場フランスのパンデピス、実は家の近くの「世界の修道院が作るお菓子などを売るお店」で買えたりするのですが、そこのパンデピスも蜂蜜の配合量がすごい。そしてすごく美味しい。
なので、蜂蜜たっぷりパンデピス、いっぱい食べられるのが嬉しくて。


今年のフランス展、自分的な楽しみ方はこんな感じでした。
機会があればもう一回行って、フードコートでシャルキュトリー食べながら一杯やりたいかも。
ベルナシオンのケーキもあるし、行くことが出来る方は、もしよければぜひ!