六本木のグランドハイアット東京フィオレンティーナペストリーブティックでアメリカンチェリーのお祭りやるらしい、というのは4月の時点で情報を得ていて、
アメチェ大好きな自分としては、これは行かずばなるまい!と思っていたのですが、5月中旬からというざっくりしたスタートだったので、6月になったら行こうかなーぐらいに思っていました。
でも、そうこうしていたら若木民喜先生がツイッターで食べた報告をしていて。
なんか誤植見つけてしまったので、気を取り直してケーキ食う。グランドハイアットのさくらんぼのミルフィーユ URL
久しぶりのフィオレンティーナ、アメチェのケーキの他に、おいしそうなケーキがいっぱい!特にタルトが充実していました。ブルーベリーのタルト、アメチェのタルト、グレフルのタルト、などなど・・・
その中からいちじくのタルトを購入。
豪華な箱と豪華な手提げ袋に入れてもらって帰ってきました。
アメチェのケーキ、まずは「パリブレスト」から。
可愛い!
断面。
本来パリブレストはヘーゼルナッツのクリームがお約束なのですが、さすがにアメチェとは相性が悪いとみたか、カスタードクリームと生クリームの構成になっていました。
シュー皮はさっくりとした食感で美味しい。チェリーはたっぷりで、とてもさわやかなパリブレスト仕立てのケーキになっていました。
アメチェのケーキ、次に「ミルフィーユフレーズ」。
これ、美味しい!
見かけも可愛いけど。
ミルフィーユのパイは通常折りだけどさくさくでいい感じ。これ好き。通常2〜3枚しかないパイが4枚あるのも好感。
そして、上掛けのフォンダンはしっかり甘く。
中にもチェリーのコンフィチュールが挟まれていて、甘酸っぱくて美味しい。
いいですねーいいですねー。
アメチェのケーキ、フォレノアール。
周囲をチョコでグルリと覆っている。
断面。
このフォレノアール、チョコレートがチョコ本来のビターな味わいの他に、ちょっとスパイシーな香りが。シナモンじゃなくてナツメグ?みたいな臭がしました。
全体に甘さよりもそうしたビターな味とかスパイシーな味が前に来て、大人味。
中にもチェリーがたくさん入っていた。
これでもうちょっとキルシュとかお酒が効いていれば完璧だったんだけど、ちょっと濃さはあっさり気味なのが心残り。
でも、美味しいフォレノアールです。
そして、いちじくのタルト。
フレッシュのいちじくが豪快に載ってます。
中にもいちじくをたっぷり焼きこんである。
これは、見かけどおり間違いのない美味しさ。
焼かれたいちじくのほんのりした甘さと、アーモンドクリームの香ばしさがあわさって、深い味わいを生んでいる。
特に奇をてらうことなく、王道のフルーツタルト。美味しいです。
フィオレンティーナの今回のアメチェ祭り、フォレノアールがいちばん高くて700円。他は600円台。いちじくのタルトは550円。
ホテルのケーキは高い!というイメージが強いけど、これだけ贅沢な材料を使ったゴージャスなケーキでも、700円を超えることはほとんどない。
そう考えると、あの店やこの店の、800円もするケーキって、一体なんなんでしょうねー。
ちょっと考えてしまいます。