歯が!歯がいたい!
なんだこれ。なんだこれ。
奥歯がズキズキと痛む。
なんだろ、虫歯ということはないと思うのだが。
とりあえず歯医者いこ。
・・・ということで、自分のかかりつけの歯医者さんは日本橋にあるので、日本橋に行って治療してもらいました。
結局歯は虫歯ではなく、銀歯をかぶせた奥の神経の部分に細菌がいるらしいということで、銀歯はずして掃除してもらうことに。
ということで、これからしばらくは日本橋に通わなければならなくなりました。
でも、日本橋、いいこともある。
日本橋の高島屋に先日パリ発のエクレア専門店「エクレール・ドゥ・ジェニ」というお店がオープンしたという情報は聞いていて、そこでエクレアでも買ってみましょうかね、と。
このエクレール・ドゥ・ジェニ、元フォションで派手なエクレアを作ってたパティシエさんが独立して始めたエクレア専門店で、パリでは大評判なんだそう。
でもなあ、自分、フォションのエクレア美味しいと思ったことないんだよね。ビジュアルが可愛いのは完全に同意するけど。
だからどうだろうなー。
日本橋高島屋の、エクレール・ドゥ・ジェニのお店に行って並んでいるエクレア眺めていると、なかなか美味しそうではある。
でも高い!
エクレア1本が約500円する。安いもので450円ぐらい、高いものだと550円知覚するものもある。
うわーーーーー・・・
でもまあ、お高めのケーキならばそのぐらいの値段することもあるし、エクレアでもかなりケーキに近いものになっているようなので、「エクレアの概念を変える美味しいエクレア」であれば決して高くはないな、と思い直して、4つ買いました。
エクレール・ドゥ・ジェニ、エクレア箱も可愛い!
箱を開けると・・・
うん、かなり凝った作りになっているのは間違いない。
これならば、多少値段高くても満足できる内容かも・・・
ということで、まずは「プラリネ」から。
切ってみます。
このプラリネは、おそらくパリ・ブレストを意識していると思われる。
濃厚なヘーゼルナッツのプラリネクリームに、中にごろんとヘーゼルナッツが入ってる。
クリームはかなり美味しいです。
ただ、皮が・・・皮は普通なんですよねー。
これだけクリームがしっかりしているんだったら、皮もゴツっとしていてほしかった。
でも、悪くないです。
ピスターシュオランジュ。
切ってみます。
これは断面から見てわかるように、基本はピスタチオのクリームで、中にほんのりとオレンジの香りがするようにできている。
これも、ピスタチオ&オレンジのクリームは美味しい。豆っぽさも感じられる。そして皮が弱いのもほぼ同じ。
惜しいねー。
タタン。
名前からわかるように、タルトタタンをイメージしたエクレア。
切ってみます。
これは、上にりんごがたくさん載っているんだけど、このりんごが半生なんですよね。まあ半生でもいいんだけど、「タタン」という名前を名乗るのであれば、もうちょっと火を入れて欲しいところ。キャラメル化してにちゃっとしたりんごなら更に美味しいこと間違いないだろうと思います。
最後、モンブラン。
切ってみます。
モンブランにカシスを合わせるのはもはや当たり前になってきていますが、これはブルーベリーを合わせている。
その試みは面白いと思う。
マロンペーストの量がちょっと少ないかな。もうちょっとコクが欲しいところ。
ということで、エクレール・ドゥ・ジェニのエクレア、結論としてはフォションのエクレアよりは美味しい。ケーキを意識したパーツの作り方は新しいと思う。シュー皮は今ひとつ。
だけど、こういったゴージャスなエクレア、これから増えていくかもしれないですね。今でもドゥー・パティスリー・カフェやユウササゲなんかでは凝ったエクレア出しているけど、このエクレール・ドゥ・ジェニの出店を機に追従するお店が増えるかもとは思う。
インパクトは強いと思いますよ。
なので、もし興味があるようであれば、試しに一度買うのもいいかも。
高いけど。