ピーター・バラカンが著書「魂のゆくえ」のなかで、自分の過去を振り返って、こんなことを書いています。
モッズになるのには三歳ほど若かった私も、とりあえずそれ風の洋服を揃えたり(今思うと相当生意気なガキだった)、珍しく親の許可が出た時にウェスト・エンドのクラブへ、R&Bに近いイギリスのバンドを観に行ったり、中古のランブレッタのスクーターを買うことができる十六歳の誕生日が永久に来ないんじゃないかと思うほど憧れていた。ようやくその日が訪れた一九六七年にはモッズはもう存在しないものになっていたのにもかかわらず、中古のランブレッタは買った。そして乗りまくった。
切ない。
で、なんの話しかというと、カウンター。50万超えました。ハーフミリオン。約5年かかりました。
でも、時代の空気は「カウンター=アクセス厨」だったり「キリ番祝いたいならmixiに足跡帳でも作ってろ」だったり。
5年前は、そんなことなかったのに。
前に話題になった「トップページ以外リンク禁止」騒動が、ろうそくの炎の消える前・・だったのかもしれない。
ともあれ、5年後。
ここのダイアリーはまだ続いているのか、100万アクセスを祝うことができるのか、そもそもはてなが存在してるのか、それよりも自分が生存してるのか。
別に知りたくはないけれど、世界の不確実性に思いを馳せるのはちょっと楽しい。