全然知らなかったのですが、えらくカッコEですね。
「ヴィック・ダモーンは業界一の声帯の持ち主だ」というフランク・シナトラの言葉の引用はよく目にするが、実はこれにはあまり引用されない続きがある…「でも彼はその使い方を時おり誤っているようだ」という。
(中略)
ダモーンのピュアなヴォーカルは春先のパリ以上にロマンスの予感を感じさせてくれるし、小規模なジャズ・バンドをフィーチャーした59年のアルバム『This Game of Love』などは穏やかな唱法と刺激的なスウィングが完璧に調和した傑作だ。
スティーヴィーの"For Once In My Life"のカバーバージョンを探していて出会ったのですが、他の選曲もかなりツボをついてきます。
"MacArthur Park"や"By The Time I Get To Phoenix"、"Didn't We"のようなJimmy Webb作品、"The Look Of Love"、"Top Of The World"などのソフトロック系の名曲をすこし古臭いけど、味のある声で歌ってます。
バーンズ&ノーブルのサイトで試聴ができます
No Results Page | Barnes & Noble
個人的にいちばん気に入ったのは"Can't Take My Eyes off You(君の瞳に恋してる)"だったのですが、上記の試聴ファイルでは美味しい部分が出てこないので、
↓これを聴いてみてください。
最初はちょっとおとなしいのですが、1分20秒あたりから、かなり良いです。
ここに書いた曲をほぼ収録したベスト盤はかなり安く出ていました。
- アーティスト: Vic Damone
- 出版社/メーカー: Castle Pulse
- 発売日: 2002/10/15
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (1件) を見る