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吉祥寺でフレジエとガレットデロワと

今年は、というか去年ですよ、フレジエのシーズンが去年の11月から始まってしまって、早すぎるよなーとかブツクサいいながらうまうまと食べてたのですが、自分の中では、エピファニーが終わってからがフレジエの本番!と思ってて、そういう意味では、本当のフレジエの季節、到来ですよ!
(でも、これからは12月ぐらいからフレジエ出すのが普通だと頭の中のカレンダーを書き換えないと・・)


そんなわけでフレジエ!
心ゆくまで堪能したい!
・・・ということで、こちらやってきました。
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はい、吉祥寺レピキュリアンですね。
自分、去年はじめてレピキュリアンでフレジエのアントルメ食べて、いたく感銘を受けたのです。
あの美味しかったフレジエをまた食べたい!
と思って、馳せ参じた次第。

レピキュリアン、営業している日のほうが珍しい不定休ですが、土日はやっている確度が高い、ということで今日訪れたのです。
時間は14時ごろ。
これも、レピキュリアンは生菓子は13時からの提供なのですが、13時の時点ではラインナップ揃ってないのですよね。そして、ラインナップが揃う前にどんどん売り切れていき、結局フルで商品が並ぶことがないという・・
フレジエのアントルメも、何時なら売ってるか判断が難しいのですが、いちばん置いてある可能性が高いと読んだ14時に訪れた、というわけなのです。

ドキドキしながら店内に入ってショーケース見たら、ありましたフレジエ!プチガトーはいっぱい並んでいて、アントルメは1台鎮座ましましていました。
よかった!
あと、タルトフレーズのアントルメが大小2つあって、それがまた素晴らしく美味しそうだった!
でも初志貫徹。フレジエを購入しました。
そして、やっぱり目が合ってしまいましたガレットデロワ。
レピキュリアンのガレットデロワは、表面がこげ茶色でピカピカ光ってるんですよね。この焦げの美しさ見たら、買うしかないでしょう。
もう今年はガレットデロワは打ち止め・・と思っていたのですが、ついつい購入。


レピキュリアンではそんなわけでホールサイズのケーキ2つを購入して、公園口から北口へ。
次に向かったのはこちら。
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リベルテパティスリーブーランジェリーです。
リベルテでもフレジエと、ガレットデロワ買ってしまえ!ということで。
リベルテでは予約すればフレジエのアントルメも購入可能なのですが、店頭ではカット売り。
ガレットデロワもカット売りでした。
なので、2つのカットケーキと、パンを購入。
袋をえっちらおっちら持って帰ってきました。


この時期ならではのフレジエとガレットデロワ食べ比べ、まずはリベルテのものから。
こちらがフレジエですね。
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このフレジエは、お皿に載せた段階であまーい香りが。
これは、いちごのコンフィチュールと、キルシュですね。
ふんわり春の香り。
ムースリーヌはやや固めでしっかり。甘さはそこまで甘くはないけど、表面のコンフィチュールが甘いのでバランスは取れている。
いちごはかなり酸味が強いかな。ムースリーヌが甘さ控えめなので、酸味がちょっと立つ感じ。
でも美味しいです。

ガレットデロワはこんなです。
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これ、断面からアーモンドが見えているから、当たりですね!
フェーブはないですが。
そして、このアーモンドはどのカットにも入ってるのか、自分が幸運なのかは不明。
そんなガレットデロワですが・・
パイ生地はかなり層がふわっと膨らんでいて、はらはらとした食感。
バターの香りがすごくいいです。
がっしり焼かれてはいないけど、バターの香りが引き立つ焼き方。
フランジパーヌもアーモンドの香りがしっかりで、重すぎないけど美味しい。
香りがとても良いガレットデロワです。


・・・ということで、次にいよいよ!レピキュリアンの登場ですよ!
まずはフレジエ!
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キャー!!
テンションあがる!
だって、フレジエってだけでテンション上がるし、アントルメでもテンション上がるし、特にレピキュリアンのフレジエは美しさも殊の外でテンション上がる上がる。
特別感ありますよね。
そして、アントルメだから、好きな大きさに切ってもいい!
なんてすてきなの!
ザクッと大きく切りました!
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いちごは、表面にきれいに並べられているだけでもものすごい数使っているけど、中にもたっぷり入ってます。
一年ぶりのレピキュリアンのフレジエ・・
やっぱりすっごく美味しい。

フレジエって、基本的にはいちご、ムースリーヌ、ビスキュイの3つのパーツで出来ていますが、この3つのパーツのバランスがお店によってぜんぜん違うのが面白い。
いちごは多いのがいいのか、適量がいいのか。ムースリーヌは固いのがいいのか、柔らかいのがいいのか。
自分の経験では、ムースリーヌが最も柔らかいのがパティスリーリョーコのフレジエ。逆に先日食べたアコテのムースリーヌは最も濃厚かつ固いムースリーヌでした。
だいたいのフレジエはこの範囲内に収まると思うのですが、どのポイントを理想とするのは人それぞれですよね。
で!レピキュリアンのフレジエは、かなり柔らかめのムースリーヌ。
そして、カスタードの味わいが濃厚なのです。
カスタードの、卵と牛乳の味わいがはっきりと感じられる。
これが、いちごと合わさると、本当に幸せの味なのです。
もう、これなんか、
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幸せしかないでしょう。
レピキュリアンのフレジエは、見かけだけじゃなく、味も特別感あるのですよ。
食べてると幸せ物質がじわじわ出てるのがわかる。
あーしーあわせーというね。
そんな幸せに浸ってたら、アントルメ余裕でした。
あ、あと、いちごもすごく美味しかったことも書いておかないと。


そして、レピキュリアンのガレットデロワ、商品名としては「エピファニー」なのだそう。
この焼き色よ!
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光り輝いていますね。
ナイフを入れると、ザクっというより、パリン・・というのが近いぐらい、表面がパリッと固い。
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この固いパイ生地、絶品です!
焦げる直前まで焼かれた生地独特の、圧倒的な香ばしさ。
フランジパーヌは量はそこまで多くないんだけど、濃厚!
そして、パイとクリームが一体化した美味しさで、フランジパーヌも含めてパイ!食べた!という満足感があります。
やっぱりたまらないですねー。
ちなみにフェーブは焼き込みで、現時点ではまだ出てません。
明日はガレットデロワの残りと、リベルテのパン
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食べるのです!
幸せが明日まで続くなんて嬉しすぎる!

そして、フレジエの季節本格的に開始したわけだし、今年も美味しいいちごとたくさん出会えたらいいなーと思ってます。