御年75歳のロイ・エアーズ。
高齢にもかかわらず、よく日本に来てくれる。
自分も3回ぐらい?ライブ見てます。
だけど、今回のブルーノート東京公演に行こうと思ったのは、さすがにもう年齢が年齢だし、いつ最後になるかわからない、というのもあったし、今回は「Roy Ayers Ubiquity」名義でのライブ、ということもあって、この名義で来られたら行くしかないでしょう。
そんなわけで、(もう日付が変わってしまったので)昨日、青山に行ってきました。
いっつも悩むのが、どのステージに行くのがベストなのか。
今回、公演は3日間×2ステージ。合計6回。
その中で、どのステージがいいのか。
今回は、2日目の2ステージ目をチョイスしてみたんだけど、どうかなー?
指折り数えて待っていた2月12日。
若干緊張しながら表参道に降り立ちました。
まずは、ステージの前に腹ごしらえ。
ブルーノート東京近くで美味しいものといえば、ここでしょう。
クリントン・ストリート・ベイキング・カンパニーです。
クリントン、2月は週替りで限定パンケーキがあって、今週はピスタチオとチェリーのパンケーキらしい。
その組み合わせ、そりゃあもう大好きですよ。ぜひ食べておきたい。
と思って。
こちらが、週替りパンケーキのメニュー。
この中の、「ピスタチオフランジパーヌパンケーキ」が、ピスタチオとチェリーのパンケーキだということみたいです。
じゃあそれと、コーヒーを。
先にサーブされたコーヒーを飲みながら待つこと7~8分、パンケーキやって来ました!
美味しそう!
まずは、メープルバターなしで一切れ。
切ってみると、中には刻んだピスタチオが大量に。
このピスタチオと、甘酸っぱいチェリーとで、美味しいパンケーキになっています。
でも、やっぱりメープルバターかけたほうが美味しい。
そして、ここのパンケーキは、ボリューム多いので、お腹いっぱいになる。
クリントンでパンケーキ食べて、まだ時間があるので青山をうろうろして、いよいよブルーノート東京へ。
今回は指定席を取っていたので、余裕の入場でした。
席はステージ真正面の最高の位置。
期待が高まります。
まずは食べ物と飲み物を発注することに。
ブルーノート、正直食事も飲み物もめちゃめちゃ高い。そんで大して美味しくない。
んだけど、なんか頼まないといけない雰囲気なのですよね。
今はバレンタインのスペシャルメニューがあるとのことで、限定カクテルはこちら。
食事の限定メニューはこちら。
じゃあせっかくだから限定のカクテルと限定のスイーツを注文しますかね。
そんなわけでこちらがカクテルとスイーツ。
そして、こちらが「チョコレートのエクレア、フランボワーズのソルベ」です。
うん、美味しくないぞ。これがブルーノートクオリティ。
まあいいんです。気分ですから。
そうこうしているうちに、DJ沖野修也氏が曲を回し始めました。
会場は徐々に熱気が高まってきました。
その中、いよいよライブがスタートです!!
ライブは・・・もう、圧巻でしたね。
ロイ・エアーズ、年齢を感じさせないパワフルなバチさばき。そして渋い喉も存分に聞かせてくれます。
オープニングの「Sweet Tears(He's Comingバージョン)」から「Third Eyes」と、メロウで激渋な選曲。
そこかから畳み掛けるように名曲の数々が次々と披露されて、もう感動しっぱなし。
古い曲から新し目の曲まで、かなりバラエティに富んだ曲の数々でした。
1972年の「We Live In Brooklyn Baby」から、1983年の「D.C. City」まで、ほんとに幅広かった。
ほんともう、最高でした。
ただ、ひとつ残念だったは、自分の一番好きな「Searchin'」が演奏されなかったこと。
これだけが心残りで。
ステージが終わった後、サイン会が開かれるとのことで、狂喜して列に並びました。
もしかしてそういうこともあるかと思って、念の為にCD持ってきてたのです。
緊張・・・
そして、ロイ・エアーズのサイン会、自分の番になって。
いろいろ話したいことはいっぱいあったのですが、頭真っ白になって、あわあわしてしまって。
でも、なんとか「Searchin'演奏してくれなかったのは残念でした」的なことを言ったのですが、そうしたら1stステージでは演奏したとのこと。なんと!
でも、CDにサインしてもらったし、握手もしてもらったし、あまつさえ2ショット写真まで撮ってもらえたので、うまくお話できなかたけど、まあよかったのかな?
こちらがサインを貰ったCDです。
ほんとはねー。「あなたのことが大好きで、本当に好きで、ほとんどのアルバムをCDで持ってて、何度も何度も聞いてるんですよ!」って伝えたかったのに・・・自分のふがいなさが悔しい。
そんなわけで、今は嬉しさと悔しさの間で煩悶しながらこの文章を書いてます。
長い一日でした。
ロイ・エアーズ、やっぱり最高です。自分にとってのヒーローだし、尊敬してるし、崇拝してると言ってもいい存在。
その伝説の人と2ショット写真撮れたんだから、これはもう、冥土の土産ができたというもの。
サイン入りのCDと共に、一生大事にします。
今日の思い出と一緒に。