David Mancusoさんが青山でプレイするということで、行ってきました。
デイヴィッドさんはけっこうよく日本に来てるのは知ってたのですが、これまでは縁がなくて。ちょっと風邪気味だったのですが、今回は行ってみようかなと思って出かけてきました。
会場は6時スタート。フロアの天井には(もちろん)たくさんのカラフルな風船が。
行く前は、彼の独特のプレイスタイル*1でどう盛り上がるんだ?それかまったりとしたなごみ系の空間になるのかな?なんて思ってたのですが、いやあ盛り上がるもんですね。毎回あんなに盛り上がるものなのかな?
有名なサウンドシステムも確かに高音質で、「大音量」ではあるけれど「爆音」ではなく、年寄りの弱った耳にも優しい音でした。
それと、彼のプレイする手元を見てたのですが、1曲ごとに必ずレコードの盤面をきれいに拭いて、針先のお掃除をしてからセットするんですね。ものすごいレコード愛。びっくりしました。
そうした、緻密に設計された音響と丁寧な仕事で、「曲のもっているポテンシャルを最大限に引き出す」という言葉の意味がよく分かりました。
ロフト・クラシックスと呼ばれる曲のいくつかは、自分の家で聴いているときは「なんでこの曲が?」と思うこともあったのですが、フロアで音を浴びると「ああ、こういう音ならば確かに」と納得。プリンスの「I Wanna Be Your Lover」や「sexy dancer」があんなにダンサブルでカッコよく聞こえるなんて思わなかった。
- アーティスト: プリンス
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2005/05/25
- メディア: CD
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そんなんで、ハッピーな空間でお酒飲んで、踊って、気持ちよくて、汗かいて、汗だくで帰途について・・・
翌日しっかり風邪が悪化してしまいましたとさ。でも後悔はあんまりしてない。
また機会があれば行きたいな。
関連:
- hotdiscomix :: Club Charts :: The Loft Top 100
- http://blog.soundfinder.jp/soundfinder/2005/12/david_mancuso__f89a.html
*1:曲のつなぎは一切なしで、1曲の頭から終わりまで全部かける