@niftyのデイリーポータルZの記事で、さつまいもの天ぷらを使ったデザートの作り方が載ってるとのことで見てみたのですが、要は砂糖をかけてブランデーかけて火をつける(フランベ)・・・というものでした。うん、確かに手軽かも。
面白かったのは、そのさつまいもの天ぷらを食べながらの、記者(大塚 幸代さん)と知人の会話。
以下引用。
この天ぷらスウィートポテトを食べてる時のこと。
彼女に、
「ねえねえ、インターネットで話題になってる、『スイーツ(笑)』ってどういう意味?」
ときかれてしまった。
「ええと、私もよくわかんないんですけど……。お菓子のことを『スウィーツ』って呼ぶのが、気取っているイメージがあるとかで、そういう女性はメディアに踊らされてるよね、みたいなことらしいですよ」
「……? 何が変なのか分からないんだけど」
「女子サイドとしては、『スウィーツ』って語彙は、もう15年くらい前から接してる言葉だから、『甘いものの総称でしょ?』くらいの意識で、お洒落な言葉とはもう思っていないから、何で揶揄されるのか、ピンと来ないんですよね…。なんで今さら? というのはナゾです」
「だよねえ。『スウィーツ』って、そんなに違和感ある言葉だったんだねえ」
「媒体に踊らされる、っていうのも、老若男女がしちゃう行為だし。なぜ女子の『スウィーツ』だけが、代表的な言葉として話題になったのかなーって…。
ジャンルの違う人同士って、交流がないから、情報交換しないままきちゃった、とか単純な理由なのかも。……例えば『フラグが立つ』って言葉、知ってます?」
「……フラグ? 旗? なにそれ」
「ええと、ゲーム用語で、何らかの出来事が、ゲームの中で起こる要素を満たすことなんですけど。何かをクリアしたら、頭の中で旗がポン! と立つイメージ」
「へえ。……『フラグが立つ』は、みんな使う言葉なの?」
「うーん、ゲームに興味がある人は使うかなあ…。日常会話にも応用しますね」
「それは、揶揄されないの?」
「されないですね、べつに」
「どんな業界にも、そういう独特の価値観を持った言葉ってあるんじゃないの?」
「あるんでしょうねえ。でも、なんかこう、ネットで話題になりやすいものって、あるみたいなんですよ。」
「あるみたいなんですか。よくわからないけど、インターネットって大変なのね〜」
「どうなんスかね〜」スウィーツ(笑)食いつつ、ネットの未来を考える私たち。
とりあえず「今、食ってるイモは、全くお洒落ではないと思うのだが……」と、思っていた。
自分は、「スイーツ」も「フラグ」も普通に両方使いますけど、それはやっぱり蝙蝠さんなのだろうか?