スティールドラムの音を求めて行ってきました

恵比寿ガーデンプレイス。

本格的なインプロビゼーションを聴かせる、日本を代表するスティールパン奏者として、またコンポーザーとしても様々なアーティストと音楽制作を行う原田芳宏。
今回、16:30〜のセンター広場でのステージでは、原田が率いる「PANORAMA STEEL ORCHESTRA」が、midium orchestra setで、思いっきり“夏”を感じさせてくれます。
19:30〜のグラススクエアでは、ベース：古屋栄悦、コンガ：小川岳史に、スペシャルゲストとして、ペダルスチールの人気者、ハナレグミ、ポラリス、アン・サリー、サンディーなどなど、数多くのセッションに参加している高田漣を迎えて、しっとりとスティールパンの音色をお楽しみいただけます。

ここのダイアリーでも何度も取り上げているスティールパンの第一人者、原田芳宏さん。その（中規模とはいえ）ビッグバンド形式とジャムセッション、2つの側面が1日で楽しめる！しかも無料で！
しかもゲストがあの高田漣さん！
こんな美味しいイベントはまたとないと思って、ガーデンプレイスまで行ってきました。

16:30〜は屋外センターコートでのパノラマ・スティール・オーケストラ編。
midium orchestra setとはいっても20人規模でのバンド演奏は、やっぱり盛り上がります。
ガーデンプレイスのセンターコートはすり鉢状になっていて天井もあるので、音が回り込んでしまって音場的にはあまり良くないのだけども、その緩さもまた屋外イベントの楽しさのうちかも。なにより皆さんが楽しんで演奏しているのが間近に伝わってくるのが嬉しい。

夜の部は屋内のグラススクエア（地下のカフェバーみたいになっているところ）での、原田さんのソロプレイを中心とした、しっとりとしたジャムセッション。
スティールパン+スティールギター+ベース・パーカス・ドラムという、非常に珍しい編成だったけど、とてもしっくり来るんで驚きました。
カリプソmeetsハワイアン＝とてもドリーミーでノスタルジックな、（演奏は夜だったけど）夏の海で夕陽を見ているような気分で。

また、今回のジャム・セッションとほぼ同じ編成で、今度CDが発売されるということでした。