コンビニで、「松本人志 世界の珍獣」という食玩を発見。
食玩関連のポータル「食玩地獄」http://www.syokuganjigoku.com/
にも載ってなかったし、全くノーマークでした。
で、2つばかり買ってきたのですが、これが非常に良く出来ている。
パッケージの中には精巧に作られた珍獣と、その生態を解説した
カード(と、ガム)が入っています。
ネタバレになるので珍獣の詳しい内容は書きませんが、
「ガキの使い」のフリートークで、松ちゃんが即興で考えつく
架空の生物を実体化したものと考えていただければ、なんとなく
イメージが湧くでしょうか。
洋の東西を問わず、昔から「実在しない生物」を捏造する、
というのは結構よくある話で、「人魚のミイラ」とか、
「一角うさぎ」とかは有名ですし、日本でも見世物小屋なんか
では、そうした奇妙な生物であふれていたわけで。
その「強引なリアリズム」を、チョコエッグを始めとする
食玩のもつ「奇妙なリアリズム」に重ね合わせようとする
発想は、かなり卓抜していると思います。
ただ、難を言えば、肝心の珍獣のアイデアが
あんま、おもんないのです。
おそらく、わかりやすさを優先した為だと思うのですが、
駄洒落レベルがちょっと多いのが、とても残念。
その場でクスリと笑えても、松ちゃん独特の、遅効性の毒の様な
笑いまでは行っていないような気がします。
もし第2弾がでるのであれば、もっとディープな珍獣を
作ってほしいんだけど・・・・でるかな、第2弾・・・・。