先日、久しぶりにグッとくるヒップホップのアルバムが
ありました。
言わずと知れたGangstarrのニューアルバム。
5年ぶり(そんなに経ったか?)とは思えない、
カッチョよいバックトラック、フロウ。
でも、やっぱりちょっと重いというか、深すぎるというか。
昔のヒップホップって、もっと軽薄で無邪気なものだった
ような気がするのですが・・・
「パーティーラップ」という言葉も、今やほとんど
聞かれなくなりましたしねぇ。
昔のシュガーヒルのような、暢気なヒップホップよ、
もういちど!!
・・と思ってるのは僕だけでしょうか?
そんなことを考えていたら、今日の「めざましTV」で、
Kick the can crewの新曲「性コンティニュー」の
紹介をしていたのですが、
これが、あのジャコ・パストリアスの名盤「Invitation」
の「リバティ・シティ」をまんまサンプリングしてる!!
いいですねぇ〜この無邪気さ!
そりゃ、センスという意味では、プレミア先生の足元にも
およばないですよ。どちらかというと、ジョージ・ベンソンを
モロ使いしたあの「DA.Yo.Ne」に近い感覚です。
(というか、「DA.Yo.Ne」、密かに名曲だと思ってるのですが)
でも、いいじゃないですか。
閉塞感の漂う「本場」のヒップホップが失ってしまった
無邪気さ・馬鹿馬鹿しさ、若さがいっぱいで。
和製ヒップホップで久しぶりに食指が動きましたね。
http://www.kickthecancrew.com/index2.html