本屋さんごっこ（はたき不要）

ネット上の本屋さんはたくさんありますが、どこを利用されて
ますか？
やっぱり有名どころでは、es!booksとamazon.co.jpが双璧なんで
しょうかねぇ？
es!はセブンイレブンで受け取れるのが嬉しいし、
amazonは、ある程度買うと送料無料の上、よくキャンペーンを
していて、なかなかお得感があります。
品揃えはどちらもほとんど変わらないかな？
だけど所詮本屋さんは再販不可のしばりがある以上、
なかなか差別化はしづらいとみえて、ネットならではの
顧客サービス充実に努めているようです。

先手を打ったのがes!の「みんなの書店」という企画で、
これは、ユーザーがes!のカタログの中から好きな本を選んで
自分だけの品揃えの「仮想書店」を作ることが出来る、という
サービスで、ジャンル分けができたり、おすすめコメントが
書けたり、似たような品揃えの「本屋さん」同士がグループを
作ったりと、相互コミュニケーション機能が充実していて、
既にユーザーの「本屋さん」の数は１万５千人にもなっています。
ただこの「仮想書店」、ちょっと不満もありました。
それは、
・１ページあたりに置ける本の数が少ない
・自サイトとの連携があまりサポートされていない
・デザインのカスタマイズ機能が貧相
・本の並べ替えが面倒
・・・こうした欠点を、何とかならないかな〜と思っていて、
試しにライバルのamazonを覗いてみました。
そしたら、ありました。理想のサービスが。
それが、amazonの「アフェリエイト・プログラム」です。

「アフェリエイトぉ？」と眉をひそめる方もいるかもしれません。
たしかに、アフェリエイトというと、汚い手を使っての小遣い
稼ぎのイメージが強いと思います。実際にはぜんぜん儲からない
のにね。
私も、以前「絶対儲かるから！」と勧められてやったことがある
のですが、まあ儲からなかったですね。それで、すぐに止めて
しまいましたが。

ただ、amazonのアフェリエイト・プログラムを「仮想書店」と
して考えると、結構使える機能満載なのです。例えば、
・自サイトに組み込める（自由にデザインができる）
・特定の作家さんやキーワードからの検索機能がある
・キーワードに基づいたおすすめ本リストを自動更新してくれる
・どの本がどうやって売れたかがトレースできる
・・・と、es!の「みんなの書店」に欠けていた機能を
サポートしているのです。使い方によってはサイトを訪問される
方にとっても、運営する側にとっても、かなりフレンドリーな
ものになるような気がします。
ですから、特に自分のＨＰを持っていない人が、簡単に「仮想
書店」を体験したい場合は、es!の「みんなの書店」が使いやすい
と思うし、
自分のホームページの一部として「仮想書店」を考えた場合は、
amazonのプログラムが有用、と使い分けられると思います。