(承前)
笑いの要素として、「ギャグ」「ユーモア」「ウイット」「ペーソス」
などがあると思うのですが、これを強引に分類すると、
ドライ ウエット
過激←ギャグ ユーモア ウイット ペーソス→保守的
下品 上品
・・・という感じでしょうか。
これだけ見ると、ギャグは笑いの質としては圧倒的に不利なような
気がしますが、これに「笑いの純度」を指標とすると、
濃い←ギャグ ユーモア ウイット ペーソス→薄い
笑いの純度
この一点において、「我輩はカモである」のような、狂気としか
思えないギャグの爆弾は、あらゆるコメディーを凌駕して永遠の
スタンダードになるのでしょう。
ちなみに、この前NHK教育の「トップランナー」に出ていた
ケラのフェイバリットは、
1.モンティ・パイソン
2.マルクス兄弟
3.植木等
4.バスター・キートン
5.ウッディ・アレン
でした(だったと思う)。