新装版ディスコミ、1巻 2巻 3巻 4巻 5巻にひき続いての6巻です。
新装版 ディスコミュニケーション(6)内宇宙編 (KCデラックス アフタヌーン)
- 作者: 植芝理一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/03/22
- メディア: コミック
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
「光るゴミ」に出てくる100年後の戸川と松笛ですが、本編の姿とはだいぶ違います。オリジナル。
ディスコミュニケーション、実質的な最終巻は、旧版には収録されてなかった3編がついに収録されました。
もう、これのために買い続けてきたようなもの。
でも、この巻のあとがきで植芝先生が書いているように、内宇宙編、前半と後半とに分かれるんですよね。
前半は戸川と松笛の2人だけで奇妙な体験をするお話、後半はゲストキャラが出てきて、戸川と松笛がそのゲストキャラに巻き込まれるお話。
で、自分は前半のお話が好きなんです。1巻の、読み切り〜冥界に旅立つ前のストーリーが、より深く細かくなって描かれている。
元々書き込みがすごいディスコミですが、この内宇宙編前半にはその書き込みの細かさが頂点に達している。「光るゴミ」の100年後の世界や、「満月」の「心の中の悪魔」の描写とか、完全に常軌を逸してる。
そうした書き込みと、内省的なストーリー。読んだら決して忘れられない。
「永遠の時間」もいい話だなあ〜改めて。
背表紙を並べてみました。
お、端っこに塔子ちゃんが見えてますね。
そう、最終7巻は塔子ちゃんの話。夢使いのはじまり。
新装版ディスコミ、6巻は新宿アニメイトのけっこういい場所に平置きされてた。
2巻〜3巻あたりは冷遇されてたのに。
売れてるのかな、売れてるのかな。
売れてるといいなあ。