ところで、「ふゅーじょん」という言葉が嫌いです。「クロスオーバー」のほうはまだ我慢できるけど。
なんでかというと、ふゅーじょん全盛期に、音楽雑誌やなにかで評論家とかが
つまんないレコードばっかり称揚してたから。
典型的なのは
「テクはすごいんだけど、眠たいインプロビゼーションが延々続いてぜんぜん気持ちよくない」曲。こういうのに限って「本格派」とか言われて変な金メダルのシールがジャケットに貼ってあったりする。
その後自分も成長して、逆に「ジャズファンク」の方向から掘り進めて行ったら、当時ふゅーじょんのくくりになっていた音楽にもカッコいいものがたくさんあるとわかって。
しかもそういうレコードに限って、リリース当時はカス扱いされてたりしてるんですよね・・・。
そんなわけで、今回の再発ラインナップでも、すごく好きなアルバムと、全然好きじゃないアルバムの両方が混ざってます。
とりあえずジョージ・ベンソンとジャコパスの日本ライブはすごく好き。ビリー・コブハムは好きなのとそうでもないのと。スタッフはカッコいい。あとのは・・・えーと・・・。