MPS、Impulse!、Cadetなどの名盤が大量再発

ユニバーサルよりジャズ・ソウルの名盤が大量に再発されるみたいです。
発売日は9/6と9/27の2回。価格も比較的買いやすい1,800円均一。

まず9/6発売分は以下の9枚。

• Mark Murphy "Midnight Mood" ("Why & How"含む超名盤！)
• Fats Sadi "Ensadinado"
• Jonny Teupen "Play Harp" (Jazz Harpist)
• Blue Stars "Lullaby Of Birdland & Other Famous Hits"
• Dizzy Gillespie "Dizzy Gillespie & Double Six Of Paris"
• Singers Unlimited "Feeling Free"
• Marion Brown "Vista"
• Don Scaletta "Sunday Afternoon At The Trident"
• Dave Pike "Manhattan Latin"

9/27発売分は以下16枚。

• Pharoah Sanders "Love In Us All" (ヤン富田も元ネタにしたスピリチュアルジャズ名盤)
• Ahmad Jamal "Awakening" (これもサンプリングソースとして有名)
• Yusef Lateef "Before Dawn"
• Harold Land "Peace Maker"
• Rotary Connection "Hey Love" (ミニー・リパートン云々の説明不要の大名盤)
• Ramsey Lewis "Maiden Voyage" (入手困難だった隠れ名盤がついに！→こちら参照)
• Marlena Shaw "Spice Of Life" ("Woman of the Ghetto"等々名曲揃い)
• Mike Westbrook "Love Songs"
• Michael Garrick "Heart Is A Lotus"
• Mary Lou Williams "アンデスの黒いキリスト: Black Christ Of The Andes"
• Rita Reys "Today"
• Tania Maria "Via Brasil: Vol.1"
• Eddie Cano "Brought Back Live From P.j's"
• Jimmy Castor Bunch "Hey, Leroy" (Jimmy Castor Bunchの最初期作品。ソウルフル！)
• Jimmy Smith "Root Down" (最強のオルガン・ジャズ・ファンク・ライブ)
• Milt Jackson "Milt Jackson At The Museum Of Modern Art: 近代美術館のミルト ジャクソン"

正直、不勉強のために何枚か知らないアーティストの作品もあるのですが、この全体のラインナップから見てどれも素晴らしいアルバムに間違いないので、全部少なくともチェックはするつもり。

9/15追記：どうやらこのシリーズ、"Universal Jazz meets Suburbia"と銘打って、橋本徹氏が選定に絡んでいるとのこと。どうりで絶妙なラインナップだと思ったら。
あと、9/27発売分とされていたMilt Jackson "Milt Jackson At The Museum Of Modern Art: 近代美術館のミルト ジャクソン"は9/6へ繰り上げ。9/6には他に5枚追加発売されるようです。追加分は以下の通り。

リオ・リヴィジテッド

モーションズ&エモーションズ

ドロシーズ・ハープ

シングス・フォー・プレイボーイズ

アンド・レット・ザ・ミュージック・プレイ

中でも注目は女性ジャズ・ハープ奏者Dorothy Ashby。彼女のアルバムはどれも黒くてまさに「ドープ」という言葉が似つかわしい名盤ばかりなのですが、これも素晴らしい！