昨日録画したのを遅ればせながらさっき観ました。
教授、年とったなぁ・・・。最近は昔のビデオ整理していた関係で
'80年代の教授の映像ばかり観ていたから、ちょっとびっくり。
老化は口元からきますね。
最近は教授の活動も以前ほど熱心に追っかけていなかったので、
"War & Peace"という曲も今日初めて聴きました。
前半はPV風、後半はHUMAN AUDIO SPONGE(細野・高橋・坂本)
+ギター小山田くん、ターンテーブルがムーグさんという豪華布陣による生演奏。
だったのですが。
正直な感想を言ってしまうと、う〜ん、
あまりいい曲とは思えなかったです。
言葉がね、脆弱なんですよ。
市井の人の言葉が必ずしも真理を穿ったり人を刺すとは限らないわけで。
そんなのはクリエイターとしては「逃げ」ですよ。
と思いました。
吉本ばななさんが全編詩を書いたら、なんでいけないのだろう。
彼女はれっきとした表現者なんだから、普通の人々がなかなか
言葉にできない思いを形にするのが仕事なのだから、彼女が
あんなひ弱な言葉の断片でない「詩」を書くべきだったんじゃないの?
バックトラックはさすがに洗練されていました。
あのメンバーで練りに練ったアレンジで「2004年の戦メリ」を演奏した方が
なんぼか視聴者にメッセージを伝えられたんじゃないかと思う。
あるいは「さよならアメリカさよならニッポン」とか。今の時代有効だと思うけど。