以前ここの日記でさんざブーたれた森美術館の企画展の受賞作が
ようやく発表になっていました。
「オーディエンス賞」
投票資格: 来館者対象
投票方法: 投票用紙を会場入口で配付、展覧会出口に設置された投票所で行いました。
受賞者: 笹口 数
トラベル賞: ヤノベケンジ
「MAMコンテンポラリー賞」
投票資格: 森美術館MAMコンテンポラリー 個人メンバー、法人メンバー対象
投票方法: MAMCメンバーカードをご提示の上、森タワー3FMAMコンテンポラリー受付カウンターで投票用紙を配布し、展覧会出口に設置された投票所で行いました。
受賞者: 深澤直人
トラベル賞: ニブロール
インターナショナル・アドバイザリー・ボード賞
投票資格: 森美術館の国際アドバイザリー・ボードのメンバー
受賞者: 加藤美佳
トラベル賞: 小谷元彦
深沢直人氏の作品はこちらで、
それ以外の受賞者の作品はこちらで見られます。
・・・なんというか、予想通りというか。
いやいや、正直、「誰が受賞しても、特段の驚きも感慨もおそらくないだろうなぁ」というのが感想です。
こうやって受賞者の顔ぶれを見ても、この企画展とこの賞の意義がどこらへんにあるのか、
やっぱりわからない。
おそらく、意義を獲得するのに失敗したんだと思います。
この「六本木クロッシング」は今後も続けるとのことですが、もし次回があるならば、
作家のチョイスの部分から一般の人を参加させたら面白くなるかも。
運営側の予測が全く不可能な状態ぐらい自ら課さないと。