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 カラオケにて(その1)


久しぶりの更新ですねぇ。
月曜日に遅い夏休みを1日もらって、昨日までの3連休を
目一杯遊んできたので、日記を書く暇もなくて。
平日の更新が多いのは、この文章を書くのを
仕事の合間のストレス発散としているからなのですね。


その時に、久しぶりにカラオケに行きました。
で、改めて認識したのですが、
男性歌手の歌って、演歌とか昔の歌謡曲以外の曲、
めちゃめちゃキー高くないすか?
自分はファルセットはかなり出るんですが、地声はどちらかというと
低い方なのです。それで自分の好きな歌手の曲を選曲すると、
もう、ずーーっと裏声だしっぱなし。
かといって、キーを下げると、曲のイメージが変わるから
あまりしたくないし。
キリンジやスガシカオや山達なんかは、もう高いの分かってるから
しかたないけど、
SMAPの曲があんなに高音だとは思わなかった・・・


で、逆に自分の音程にあってる曲はというと、
フォークルの「悲しくてやりきれない」とか、クレイジーキャッツとか。
一昔前どころか四昔前の曲になってしまうのです。
本当に、昔の曲と今の曲ではゆうに1オクターブ違います。
「低音の魅力」なんて言葉は、完全に死語になってしまいましたよね。
バリー・ホワイトもお亡くなりになってしまいましたしねぇ・・・。
乱暴な分類をすれば、

  • 低音=大人
  • 高音=子供

ということで、今の曲はほとんどが「若者の若者による若者のための音楽」
だから、どうしても低音の曲は少なくなるんでしょうね。
日本人がマーヴィン・ゲイやフィリップ・ベイリーのような艶のある
ファルセットを出せれば、それはきっと大人の音楽として
機能するんでしょうが、
なんか、彼らとは体の構造からして違いそうだからなぁ・・・・


あと、JOYサウンド、なんで「カサブタ」が入ってないの〜〜!?
上戸彩は入ってたのに・・・。

 カラオケにて(その2)


ここまでカラオケの話書いておいてアレですが、
実はカラオケ、基本的に嫌いなんです。
素人が、大声張り上げて歌うと言うのは
鼻歌や労働歌や浪曲でもない限り、聞いていて
あまり気持ちの良いものではない。
昔、歌声喫茶なるものがあったそうですが、
話を聞くと、なんだか「集団催眠的連帯感」が
あったみたいで、キモチワルイ。
カラオケは密室空間だけに、その連帯感が
より強まりそうな気がするのに、
誰も他人の歌なんか聞いていない。
歌う方も歌いっぱなし。
普通、人が集まれば「集団」が形成されるのに、
そうではなくて、「たくさんの個」があるだけなのです。


それで思い出すのが、最近のゲームセンター。
対戦ゲームもいまや下火で、人気があるのが、
多人数での麻雀やサッカーやシミュレーションゲーム。
見知らぬ人同士が同じフィールドで戦う、という部分は
対戦ゲームの延長線上なのですが、
人数が増えたことで、対戦相手との関係性が
より希薄になっているように見受けられます。
以前だったら、筐体の向こう側にいる人間が
どうしても気になっていたのが、今は全員が同じ方向に
並んだ画面にしか興味が無いみたい。
対戦格闘ゲームでは何人かのカリスマプレイヤーが
出現しましたが、今の多人数プレイのゲームでは
そういった類の人間は出ないような気がします。


思うに、「たくさんの個」という状態が、最も「個としての自分」を
意識しないでいられる状態なのではないでしょうか。
「集団」の中では、どうしても個と他人の集団との関係性を
気にしなければならないし、「孤独」は最も自分自身に目が
いってしまう。
「たくさんの個」が胞子のようにふわふわとつかず離れず
空中を漂っている状態、それがもっとも心休まるのでしょう。
今のカラオケなりゲーセンなりは、そういった心の安定の
場になっているような気がします。


その事自体は悪いとは思わないけれど、
自分はちょっと。
集団ヒステリーよりは、ほんのわずかだけマシ、ではあるけれど。