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おこもり中でも美味しいケーキ食べたい人は・・紹介記事書きました。


今年もラヴィルリエがマパテにやってきた!

実は、ここのところ甘いものを自重していました。
先日も、「シャインマスカットのパフェが超食べたい!」となったのですが、
なんとか欲望を抑えきりました。
それもこれも、今週からスタート、大阪ラヴィルリエ恒例の新宿伊勢丹マ・パティスリー催事に備えるため。
甘いもの我慢は辛かったですが、ようやく解禁!喜び勇んで新宿へ向かいました。

今回のラヴィルリエ催事、特徴としては、
・姉妹店の三重r26のケーキをいくつか持ってきている
・催事の前半と後半でいくつかのケーキが入れ替わる
というのがあります。
そうなると、今回は2回行かないとダメかも?
どうだろ、難しいかもなー。

・・とか思いつつショーケースを見たのですが、
定番のアイテムから、新作まで幅広くケーキが揃っていました。
ケークや、これも恒例の巨大フルーツタルトも、各種取り揃え。
その中から、新作や目玉のケーキを中心に、色々買ったら、やっぱりかなり買いすぎ。
本当は、余裕があれば18日にオープンしたアルノー・ラエールやル・グルニエ・ア・パンの新業態店でもケーキ買おうかと思ったのですが、そんな余裕はまったくなく。
重い荷物抱えて帰ってきました。

家について、さっそくケーキいただきます!
まずは、今回の目玉!可愛いうさぎケーキ2つです!
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左の白いうさぎが、ラヴィルリエの「ラパン」。
右の茶色いうさぎが、r26の「リエーブル」。
この2羽のうさぎが並ぶことは基本的にない、ということで、とても珍しい組み合わせらしいです。
とにかく可愛いです!

まずは、白いラパンから。
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こちらは、ホワイトチョコのまろやかな甘さ、いちご+野いちごの、煮詰めた甘さ、ほんのりライチの香りで、とても甘くて幸せな、ファンシーな世界。女子力高めの、見かけ通りの可愛い美味しさです。
そして、茶色いリエーブル。
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こちらは、口に入れると紅茶の香りがふわっと立ち上る。
チョコの甘さは優しめで、紅茶の方が強いぐらい。
そして、レモンの酸味がけっこう。
なので、食べているとレモンティーとチョコレートのペアリングをしているみたい。
ラズベリーの甘酸っぱさもちょっと。
こちらも、ややビターな部分もありつつも、やっぱりファンシーな美味しさですね。可愛い。


次に、桃のケーキ、ペッシュ・ミニョンです。
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これ、切ってみると・・
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汁気がすごい!
これは、白桃のムースの水分と、シロップも打ってあるのかな、びしゃっとしています。
それだけ、白桃のムースは桃らしさが前面に出ていて、果肉はないんだけど、桃まるかじり感覚。
そして中央の赤桃ジュレは、より味が濃くて、酸味もちょっと。
桃の繊細さと甘さがしっかりと味わえる桃ケーキです。


そして、R18というケーキ。成人指定なのでしょうか?多分違うと思いますが・・・
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このケーキは、アーモンドスポンジと固練りのバタークリームということで、ちょっとミゼラブルを想起させる部分もありますが、バタークリームの中に大きめにカットされたいちじくを始めとするドライフルーツがごろごろと入っていたり、白ワインが香ったりと、実際に食べてみると非常に個性的。でもミゼラブル好きな人は絶対気にいると思う。すごく美味しいです。バタークリームの香りと味わいがすごく良い。


次に、ラ・モンターニュという、ヴェリーヌですね。
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これ食べてみたかったんですよねー。
断面は、白、紫、茶色の地層になっています。
スプーンですくうと・・
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こちらは、ヴェリーヌ仕立てのババが基本。
そこに、赤ワインとカシスをたっぷり加えた構成。
食べてみると、赤ワインの香りや渋みがすごく強い。
そして、カシスって赤ワインのぶどうと味わいがけっこう近いんですね。カシスが加わることで、赤ワインっぽさがさらに増加させられる。
赤ワインを飲む以上に赤ワイン。
ババはややとろけた感じ。
チョコのムースが軽めだけど効いていますね。
そして、スポイトに入った赤ワインを加えると、
さらにワインの風味と渋みと香りが増して、・・そして、このスポイトの赤ワイン、それ自体めっちゃ美味しい。いいワインだなーというのが伝わる。
アルコール分はそこまでではないんだけど、美味しさに酔いしれる。
これはワイン好きならマスト、アルコール弱い人はスポイト使わなくても十分美味しいです。


そして、これは定番のマルジョレーヌ。
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このマルジョレーヌ、チョコレートの部分も濃いんだけど、とにかくプラリネの濃厚さが圧倒的。
ナッツの香ばしさとねっとりした味わいが、チョコと一緒に味わうと、深く濃い空間を作り出す。
大きさはやや小さめだけど、濃厚な風味はすごいです。


生ケーキ最後はフォレ・ノワール。
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これもやや小さめのポーションですね。
断面を見て分かる通り、キルシュ漬けのチェリーがいっぱい。
表面の生地はやや固めでさっくりしていて、中のムースはふわっふわ。
チョコの濃さが感じられる中に、チェリーの甘酸っぱさとキルシュのキレが効いていて、
これはもう、美味しいフォレノワールの見本みたいなものですね。


ということで、生ケーキは以上!
相変わらずどれも美味しかったけど、今回はR18とラ・モンターニュが特に美味しかったなー。


そしてそして、いつものタルト・アラカルトと、ウィークエンド・シトロン。
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こちらが、ウィークエンド・シトロン。
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ちょっとレモンケーキっぽいですよね。
断面はこんな。
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こちらのケーキ、生地はみちっとしている。
レモンのピールも入っていてレモン感はあるんだけど、酸味はやや弱いかな。
表面の加工も含めて、味もウィークエンドとレモンケーキの中間っぽい。

タルトはこちらの3種。
ミラベル
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ペッシュ・ヴィーニュ
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いちじく
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どのタルトも、タルト生地はパイ的に薄くさくさく、クレームダマンドは甘さやや控えめ、フルーツはジューシーさを残しつつしっかり焼きこんであって甘さが際立つ。
シンプルながら、フルーツの美味しさを引き出したタルトですね。


とりあえず、今回購入したのはこんな感じ。
かなり買いましたねー。
そして、商品入れ替わりの後半戦、どうしようかやっぱり悩む・・
余裕があればチェックしてみたいと思います。