大変大変!
パリケーキツアー、残り日数なくなってきたのに、まだ行かれてないお店がたくさん!
どうしよう・・・
・・とは言うものの、実は行く前からわかってたんです。
行きたいと思ってる店、全部は無理だなーって。
だからどうしたって悔いが残るのは、もう仕方がないです。
今回行かれなかったお店は次回(があれば、ですが)行くことにします。
そんなわけで、残り少ないパティスリーのチョイス、
悩まみましたが、結局ここにしました。
この駅といえば、ケーキ詳しい人はご存知ですよね。
はい、カールマレッティです!
カールマレッティ、自分のブログにいただいたご意見で、
すごく美味しい!おすすめ!というご意見と、全然美味しくなかった!期待はずれ!というご意見と
両方を頂戴していて、どっちが正解?かを自分で確かめようと思い。
訪れてみることにしました。
カールマレッティ、思ったよりずっと小さいお店でしたが、ケーキの種類は半端なかった!
美味しそうなケーキがズラリ。
そして、ショーケースの奥に、キラキラと輝く、フレジエのアントルメが何台も。
カールマレッティのフレジエアントルメ、確か予約しないと買えない・・みたいな記事を読んだ記憶があり、
でもダメ元で聞いてみたら、買える!とのこと。
そりゃあもう、買うでしょう。
アントルメ、3サイズぐらいありましたが、一番小さいのを。
フレジエアントルメに、プチガトー4つに、お土産のパウンドも購入。
ほくほくしながら、次に向かったのがこちら。
オ・プティ・グレック(小ギリシャ)という、クレープリーです。
いかにも街場のクレープ屋さんですが、なんだか「トリップアドバイザー」で高評価で。
一応チェックしてたのです。
メニューはこちら。
一番右がシュクレ系、あとはサレ系と、基本的には塩っぱいクレープがメイン。
じゃあ、ということで、店名を冠したクレープ、オ・プティ・グレックを。
ギリシャ人のおじさんが焼いていきます・・
しばらくして、出来上がりました。
こちらが、オ・プティ・グレックのオ・プティ・グレックです。
なんかすごいの出てきた!
ボリュームが・・
おそるおそる食べてみました。
おー。
クレープ生地はサクサク。かなり固いです。
具材は、ギリシャ風だけあって、なすとチーズがメインでした。
チーズが酸っぱい!かなりの酸味で、まろやかななすと相性よし。
そして、めっちゃお腹いっぱいになるー。
だけどまあ、そこまで美味しいか?
やっぱりトリップアドバイザーも、食べログ同様、あんま宛になんねー。
そんなわけで、満腹。
フレジエ買ったのに大丈夫か?
・・ということで、お腹かなりふくれてしまいましたが、
地下鉄に乗って、帰りはシャトレー駅へ。
そこから、
ジョルジュ・ラルニコル
メール
と回って帰ってきました。
疲れたー!
アパルトマンに戻って、しばし休憩。
クレープが消化されるのを待ちます。
そして、午後のおやつの時間ぐらいから、
カールマレッティのケーキ食べますよー!
まずは、買っちゃいましたフレジエのアントルメだ!
どーだ!
美味しそう!!
ワクワクしながら切ってみました。
食べてみると・・
おー!!!
さすが、美味しい美味しい言われているだけのことはある。
すごく美味しいです!
ムースリーヌはややザラッとした舌触り、カスタード感多め、バニラ多め。
いちごは大粒なのがいっぱいで、やっぱりフランスのいちご美味しいです。
スポンジは薄めで、トップは焦げ目のついたマジパン。
クラシカルなフレジエの決定版と言っていい出来。
もたっとしたクリーム、ねちっとしたマジパン、甘くて酸っぱいいちご・・
幸せ。幸せすぎる。
そんなわけで、一気に
食べてしまいました。
フレジエって、不思議なことにいくら食べても大丈夫なんですよね。
ということで、引き続きプチガトー。
まずは、ババオロムから。
デカい!生クリーム山盛り!
断面はこんな感じ。
食べてみました。
おー、なるほど。
ババ生地はかなりシロップめいっぱい吸ってますが、甘さは控えめ、ラム酒のキリッとした辛さが強いけど、アルコールもそこまで強くはない。甘さは生クリームで補給する形ですね。
ですが、スポイトでシロップを追加すると・・一気にラム酒のアルコールが強烈に!甘さも強くなりました。
スポイト効果抜群で、そのままだと全年齢版、スポイトのシロップを足すとR18+版、と、2種類の美味しさが楽しめる。
いいですね。すごくいい。
次に、リリーヴァリー(Lily Valley)というケーキを。
これ、ユニークでロマンティックなフォルムでしょ?
これもデカい!そして生クリーム山盛り。
断面はこちら。
これは、「すみれのサントノーレ」とも言えるケーキ。
生クリームはすみれの香りがかなりしっかりと香ります。
中央にはカシスのコンフィチュールが。
やや人工的な香りではありますが、すみれの高貴な香りが広がる、
見かけ通りロマンティックなケーキでした。
そして、ミルフィーユアラヴァニーユです。
これもデカい!そしてパイが波打ってる!
このミルフィーユですが、波打ってるパイ生地は、さっくり(湿気ってなかったですよ)、焼きも強くてかなり焦げに近い香ばしさがあって、すごく美味しい。
カスタードクリームはぼてぼての重さで、味も濃厚で、薄いクリスピーなパイと良く合ってる。
正統派のミルフィーユですね。濃厚だし、ボリュームもあるし、美味しいです。
最後、シャンティヌガティーヌです。
生クリーム山盛り!
飴好きとしては、買わずにはいられなかったという。
断面はこちら。
このシュークリームは、トップがあまーいベッコウ飴、シューの下はヌガティーヌ入りの生クリーム、シューの中にもヌガティーヌ入りカスタードクリーム、という構成。
ベッコウ飴とヌガティーヌのカリカリとした食感、甘さ、がアクセントとなって、かなりのボリュームですが、美味しく食べられました。
・・ということで、カールマレッティのプチガトーは、どういうわけか自分生クリームてんこ盛りのばっかり選んでしまいましたが、美味しかったです。しっかり丁寧に作られている感。ポーションが大きいからと言って雑ではなかったです。
ただ、このボリュームを日本で展開するのは、ちょっとキツいかも。
とは思いました。
そんなわけで、カールマレッティのフレジエとケーキ、どれも大きかったのでお腹いっぱいいっぱい。
でも、これは食べますよー。
はい、メールのゴーフルですね。
メールのゴーフル、味4種類ありましたが、一番オーソドックスなバニラを2枚。
中はこんなです。
食べてみましたが、あっっっっまーい!
激烈に甘い!
甘いの大好きな自分でもたじろぐ、中のフィリングの甘さ。
でも、バニラの香りが良くて、すごく美味しい。
飲み物は必須ですが、甘くて甘くて、美味しいです。
そして、ジョルジュ・ラルニコルのガトーナンテ。
これは一応お持ち帰りを画策してますが、店員さんに何度も超壊れやすいので気をつけて!と言われたので、大丈夫かな?と心配しています。
実は、メールのゴーフルと、ラルニコルのガトーナンテは、先日、自分が出発する直前に購入した、大森由紀子さんが出版された本「パリのスイーツ手帖」に掲載されていたのです。
- 作者: 大森由紀子
- 出版社/メーカー: 世界文化社
- 発売日: 2019/04/19
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パリに行くならぜひ買っておいて損なしです。
・・・ということで、明日はいよいよパリ最終日!
あっという間過ぎてビビっていますが・・
明日は、3時までにアパルトマン退去。
ということで、軽く流す感じになります。
あと1日、マイペースで楽しみたいと思います!