「それはまるで血に飢えた狼のような・・」という表現はカッコいいですが、
「それはまるで桃に飢えた・・孫悟空のような?」ではあんまりカッコつかないかもですねー。
でも、自分ここ最近はかなり桃食べてましたねー。われながら。
そのレポートをまとめて書いておこうかと。
8月2日は、シャンドワゾーでケーキ買って、その様子はこちらに書きましたが、
www.nyao.club
ケーキを家に保管してから、友人と待ち合わせるために新宿のMUJIカフェに行ったのです。
MUJIカフェ、実はシンプルなパフェを安価で提供していて、季節によってフルーツが異なる。
自分は、柑橘のもマンゴーのも食べましたが、今の時期は桃。
こちらが、その桃のパフェ、800円です。
無印にしては高いアイテムですが、フルーツパフェとしては安価。
そして、ここはソフトクリームが超美味なので、それに桃のコンポートもたっぷりで、なかなか美味しいですよ。
新宿で待ち合わせる場所に困ったら、ここオススメ。休日は混みますが平日はすいてる。
8月7日は、またしても新宿。その日は映画「カメラを止めるな!」を友人と見に行って。
映画を見る前に、新宿高島屋のパティシェリアで恒例の「福島の桃フェア」最終日、すべりこみで。イートインで。
最終日の桃は、これだけありました。
ラ・ヴィ・ドゥースの桃パイ。
福島の桃がめっちゃ美味しくて、パイは塩気強めで、一緒に食べるとすっごく美味しい。
ノリエットのベリーヌペッシュ。
とてもさっぱりとした美味しいヴェリーヌ。
プラネッツの桃のトライフル。
こちらは、トライフルというだけあって、桃のショートケーキをヴェリーヌにしたような、やや重めの展開。
それぞれ、お店の個性が出てて、美味しかったです。
そして、映画「カメ止め」は・・もうもう最高で、その後ジンギスカンをつつきながら熱く語り合ったのですが、それでも語り足りずに、新宿高野のフルーツパーラーへ。
ここでも桃。桃のプレートデザートです。
豪華ー!!もちろん桃は素晴らしく美味しい。
8月10日は、朝から東京駅へ。
目的は、8/9・10に開催される、「おかやま白桃パフェDays」。
このイベント、毎年やってて、美味しい桃のパフェが格安で食べられるということで大人気ということも知ってたのですが、参加するのははじめて。
やっぱり、最近ツイッターでもパフェに関する美味しそうな画像よく流れてくるし、特にパフェ評論家の斧屋さんをフォローしたこともあって、このイベント限定パフェの画像がぐるぐる回ってるのを見て、もうしんぼうたまらん!ということで。
このイベント、今年は、8軒のお店がエントリー。うち丸の内地区は7軒。すべてパフェ1杯800円。
そのうち3軒は11時同時スタート。
この同時スタートの3軒、どこも人気らしく、全部を回るのはほぼ不可能。というのも、どのお店も、パフェは限定50杯×2日、合計100杯と決まっていて、人気店は瞬殺らしいのです。
なので、11時スタートの3軒は、三者択一になる。
どうしようかなーと迷ったのですが、とりあえず初回参加ということもあり、一番人気のアフタヌーンティー・ティールームをチョイス。
10時半頃に新丸ビルに到着。
自分が到着した段階では、先客は20人ぐらいかな?でも、その後ものすごい勢いで行列が伸びて、15分前ごろに整理券を配り始めたのですが、50枚の整理券、開店前に終了。恐ろしい。
そして11時開店。すぐにパフェがドコドコ出てきました。
自分のところもかなり早く来ました。
これがアフタヌーンティー・ティールームの今回のイベント限定パフェ。
・・・なんだけど、ちょっと公式サイトにあった写真よりしょぼい?
かなり作り雑かなー。かき氷は溶けてるし、桃の量もちょっと・・
桃自体はすごく美味しかったけど、感動ぅぅーという感じではなかったです。
うーむ、チョイスミスったか?
ちょっとモヤりながら食べ終わって、次にCAFE LEXCEL 丸の内ビルディング店へ。
ここはドトールの運営するカフェ。
ここもパフェやってるのですが、ここはまあドトールだしねー・・ということで、行列などもなく余裕で食べることが出来ました。
こちらがそのパフェ。
パフェはまあ予想通りかなー・・という感じですが、ロケーションは最高。パフェの後ろに東京駅がバッチリ写ってます。
3軒目に、新丸ビル7F「HENRY GOOD SEVEN」に向かいました。
ここは、公式サイトでは2時スタートとのことだったのですが、自分が行ったら、前倒しで提供開始してました。早めに行った自分ラッキー。
ここでは、パフェと黒豆きなこのかき氷を。
パフェはこんな感じ。
ここのパフェはかなり本格的で、これが800円は安いわー。
桃も美味しい。
ここまで3軒、パフェ食べてきて、そろそろランチでも・・と思って、新丸ビルのPASTA HOUSE AWkitchen TOKYOへ。
ここのお店も実はイベント参加店で、でも11時スタートだし、人気店みたいだし、多分アフタヌーンティー・ティールームのパフェ食べてから行っても無駄かなーと選択肢からはずしていたのですが、パスタも人気らしいから、パスタ食べに行こうっと。ということで。
そしたらなんと!どういうわけか、超限定でパフェ提供できますよ!ということで。
そりゃあもう、一も二もなく食べますよ!
そしてパスタも食べます!
このお店、パスタランチセットだと、サラダバーが利用できる。
サラダバー、かなりバラエティあって、値段以上のお得感。
そして、パスタはゴーヤーとトマトのパスタ。
このパスタ、ゴーヤーの苦味がキツくて最高!すごく美味しい!
そして、食後にパフェですよー!
このパフェは最高でしたねー!見栄えも、桃の量も、桃の質も、どれも最高。
自分はこれ食べられて超ラッキーでしたが、最初の三択ではこのお店をチョイスするのが正解だったみたいですよー
そして、4軒のパフェを食べて、最後に向かったのは京橋千疋屋丸ビル店。
ここも提供開始の時間より早く到着して様子を見てみたのですが、そうしたら、パフェの提供は15時からなんだけど、予約は14時からスタート。とのこと。
となれば、慌てて予約するでしょう。
自分は14時15分ぐらい?に予約したのですが、その時点でほぼ滑り込み。
ということあり、スタートは15時からだけど、案内されるのは16時過ぎ、ということらしく。
でも、実は自分、その日、16時から病院の予約入ってたんですよねー。
どうしようかー?と思ってたら、店員さんが、17時ぐらいまでなら待ちます、とのことで。
それじゃあお言葉に甘えて・・ということで、
東京駅→四ツ谷に舞い戻って病院→東京駅
という強行軍を決行して、なんとかありつけましたパフェ。
ちなみに、ここではイベントパフェと、千疋屋のオリジナル桃パフェと、両方オーダーしました。
こちらが、イベントパフェ。
おー、さすがパフェ作りなれているだけあって、手堅い。優等生的。値段以上の価値は間違いなくあります。すごく美味しい。
でも、その後出てきた、2000円超えの千疋屋桃パフェは・・
うん、やっぱすごいわ。桃の質・量とも、格が違う。
・・・とはいっても、このおかやま白桃パフェDaysのパフェ、全体にバリューすごいし、お店ごとに違うアプローチで楽しいし、いくつ食べられる?というスリルもあるし、かなり楽しいイベント。
来年もあれば参加したいなー。来年はもうちょっとゆるい感じで参加したいです。
そして今日、8月12日。
今日は早起きして、やってきました自由が丘。
目的地は・・超久しぶりのパリセヴェイユです!
パリセヴェ、以前からデセールやってるのは知ってて、でも、休日限定、超並ぶ、その他もろもろ、ハードルが高すぎるよーと思って敬遠してたのですが、これもやっぱりインスタで・・ペッシュメルバの画像がガシガシ上がってきていて・・ていうか、パリセヴェいつの間にか写真OKになったんですね。どうやら店内風景はNGだけどケーキやデセールのアップは黙認、ということみたい。
でまあ、その画像を見てて、食べたし!となってしまい。
久しぶりにチャレンジです。
自分が到着したのは、開店15分前。
その時点では1番乗り。
その後数組お客さんが並んで、開店。
自分はヴァシュラングラッセ、ペッシュメルバ、そしてケーキを発注。
自分の後ろの人もペッシュメルバを。
そしたら、3番めの人は「ペッシュメルバ売り切れなんですー」とな。
話聞いてたら、どうやらペッシュメルバ、事前予約でほぼ完売してしまっていたらしく。
おわー。自分一番乗りでギリギリセーフだったのかー。ラッキーというかあぶねー・・
デセールの提供は11時から。ということで、まずはケーキをイートインして待ちます。
パリセヴェのケーキ、まずは「セイロン」。
スプーンがついてきたので、スプーンで食べます。
これは、表面があんずのジュレ、中は紅茶のムース。
あんずが甘酸っぱくて、味が凝縮されていて美味しい。
紅茶は、やや渋みを感じるかな。
あんず自体も、独特のエグみがあるので、ちょっと喧嘩しているかも。
美味しいとは思うけど、一体感があればもっとよかったかも。
そして、こちらはイートイン限定、リッチジャスマン。
断面はこんな。
このケーキは、ライチ、ジャスミン、グレープフルーツの組み合わせ。
イートイン限定というだけあって、かなり柔らかい。
そして、味わいが繊細ですねー。繊細かつ複雑。やや難しさも感じるかな。
美味しいです。が、パリセヴェの良さである剛速球ではなく、やや変化球の味わいなので、少し戸惑いも。あ、でも、タルト生地がカリッカリに固くて、このあたりがらしさかも。
ということで、ケーキ2つ食べ終わって、11時を待ちます。
待つのには慣れてますからねー。
そして、11時少し過ぎ、まずはヴァシュラングラッセが到着。
グラスに刺さっているスイスメレンゲは胡椒がまぶされています。中はバニラアイス、苺バルサミコ。
苺バルサミコは別添もあり。あとはライムのゼストがかかったチュロス。
これがまあ、すっっごく美味しい!
メレンゲの甘さからの胡椒のピリッとした刺激、バルサミコ酢の甘さ、バニラの香りの強さ。
超絶濃厚で、甘くて、アイスもあるからさっぱりとした部分もありつつ、全面的に強い味わい。
これこれ、これですよ!これがパリセヴェの本領発揮。
チュロスも香ばしく揚げられていて、ほかほかで美味しかった。
いやー、素晴らしいですなー。スプーンを持つ手が止まらなかったですよ。
そしてそして、待ちに待ったペッシュメルバ!
生クリームの下の大きな丸が、ほぼまるごと桃です。
スプーンで少し削ると、こんな感じ。
この名物ペッシュメルバはですねー。
とにかくラズベリーが濃い!超濃い!酸味も強い!
そして、バニラアイスがやっぱりバニラ感がすごい!
そして、アーモンド、カリカリでめっちゃ香ばしいな!
とまあ、味の強いパーツで、桃を攻め立てている感が。
どーだ!どーだ!どーだ!という感じ。
なので、すごく「らしい」味だし、すごく美味しいんだけど、桃が少し負けてるかなー・・・
まあ確かに桃まるごとなので、物量的には互角に戦えるとも思うんだけど、なんというか、主役を盛りたてる脇役、というより、主役を食っちゃうぐらい脇役が賑やか、な印象がなきにしも。
これが白桃ではなく黄桃だったり、桃まるごとでなくソテーとかコンポートとかだと、また違った展開もあったのかな?とも思う。
でもでも、美味しいペッシュメルバであることは間違いないです。食べられたのはほんとうに幸運だったし、満足です。
そして、パリセヴェをあとにして、自由が丘から向かった先は都立大学駅。
桃といえばもう一軒、都立大学はアディクトオシュクルへ行かねばという。
アディクトオシュクルでは、今桃の「スープペーシュメルバ」というのをイートイン限定で提供していて。
これ、テレビ「スイーツマジック」にも出たらしく、このデセールも、インスタでドンドコ画像が上がってきていて、めっちゃ美味しそうー・・と思っていて、これはパリセヴェと食べ比べだな!と思い。
アディクトオシュクルも、お店来るのは久しぶり。
ここでも、スープペーシュメルバ以外にもケーキを。
まず先にスープペーシュメルバ持ってきてもらいました。
拡大。
このメルバは、桃と、カスタードと、ライチ風味の桃のスムージーを組み合わせたもの。
間仕切りとしてホワイトチョコが入ってます。
で、こちらのメルバはというと・・・
あー・・・優しい味だぁ・・・
桃は適度な固さと香りがすごく良くて、繊細で、それに対してクリームやラズベリーソースなども、ごくあっさりと仕上げていて、スムージーも甘さはちゃんとあるんだけど、さっぱりといただける、軽やかで繊細な味わいで。桃の繊細さに寄り添った味付け。
これは癒やされるわー・・
いやー、パリセヴェとは180度反対のペーシュメルバですねーこれは。
どっちも美味しい。どっちも好きです自分は。
そして、アディクトオシュクルのケーキはこちらの2点。
こちらが、ヴェリーヌの「クレール」。
これは、甘夏、晩白柚、不知火などの柑橘を使ったヴェリーヌで、さっぱりとした柑橘の果肉がゴロゴロ。そこにココナッツクリームやメレンゲの甘さが優しく加わって、とても美味しい。下に残ったスープをスプーンですくえば、幸せな世界。
そして、タルトネクタリンドゥース。
断面。
このタルトは、パートフィロを使って、中には生クリームという構成で、ちょっと個性的だけど、クレームダマンドはしっかりしていて、あまーいネクタリンを上手に引き立てている。パートフィロなので重くなりすぎないのも、面白いチョイスですね。
・・・とまあ、そんなわけで、桃!桃!桃!のここ最近でした。
桃の季節ももう終わりが近づいているので、今年はあと何回食べられるかわかりませんが、かなり満足しました。
8月も中旬、あと2~3週間で栗ですよ。早いですねー。
みなさんは、桃、いっぱい召し上がられましたか?