拙著「ケーキツアー入門」、発売まで1ヶ月切りました。
切りましたが、ほんとに出るんですかねー?
多分本を手に取るまではずっとこんな不安な気持ちが続くんでしょうねー。
でも、出ると信じて、できることを頑張るしかない。
みなさん、よければ予約してくださいねー。
こちらを参考に。
ケーキツアー入門 | 青弓社
さてさて。
5月の後半は忙しかったり金欠だったりであんまりケーキ食べられずに、鬱屈がたまってたのですが、
6月になって給金直し。さっそくケーキ買いに行ってきましたよー。
行きたいパティスリーはあっちもこっちもいっぱいあって、どうしようか、というぐらいなのですが、
今回行くことにしたのはこちら。
これ見てピンときた人はセレブか重度のケーキマニア。
正解は、そう、六本木のグランドハイアット東京フィオレンティーナペストリーブティック!
フィオレンティーナ、現在、旬のチェリーを使ったケーキを大展開。
毎年やってますが、今年は特に力を入れているみたいで。
そして、自分チェリー大好きっ子さん。
そりゃ行くでしょう。買うでしょう。
フィオレンティーナのショーケースを見ると、チェリーのケーキだらけ!
フォレノワールはもちろん、チェリーを山ほど飾ったアントルメや焼き菓子、それにタルトまで!
もう、それを見てるだけでテンションダダ上がり!
久しぶりのケーキだったこともあり、あれもこれもと、買いすぎた・・・
こちらが、今日買ったケーキです!
ジャン!
壮観だ・・・
うっとり。
まず最初に食べたのは、これはチェリーを使ってないケーキ、エスターテ。
このケーキ、飾りのホワイトチョコも、表面のグラサージュも、真珠のようにキラキラと輝いているの。
こんな粉、食用であるのか。知らなかった。まさか本物のパールということはないだろうけど。
それにしても、ケーキというより、ほとんど服飾雑貨・宝飾品のような姿ですね。
そして、断面を撮り忘れた。
ごめんなさい。
このケーキ、見かけも本当にエレガントだけど、味の方もエレガント。
全体はホワイトチョコと紅茶のムース。
紅茶がしっかりと香る。
そして、中には果肉入りの桃のジュレが。
ホワイトチョコの甘さと、パールクラッカンのカリカリとした食感、そしてほんのり香る紅茶と桃のいい香り。
とても繊細で華やかな味わいにうっとり。
乙女心をくすぐられるケーキです。
さあ、ここからはチェリー祭りですよ!
まずはフォレノワールから。
断面。
このフォレノワールは、トップのチェリー以外にはチェリーの果肉がない、という変形スタイル。
バニラムースと、意外にもチョコの味わいが濃い。
そして、ピスタチオとクルスティアンな生地が香ばしい。
チェリーはというと、トップのジュレと、中にもジュレが入ってるけど、酸味がちょっと弱いかなー
自分としてはチェリーがもっと前面に来てほしいのです。チェリー好きとしては。
てっぺんのチェリーをかじりながらケーキを食べるのがよいですね。
さてさて、そして、これがアントルメのチェリーケーキ、「ガトーナンシー」です。
わーお!
切ってみます。
断面図から分かるように、これは全面的なチョコレートケーキ。
生地はどっしり。チョコレートいっぱい使ってるなーというのがよくわかる、超濃厚で重い生地です。
そこにふんわりとした生クリーム、さらにチェリー。
ものすごく重いけど、自分の好きなものだけで構成された、幸せのケーキ。
一気食いはできないけど、思う存分チェリーとチョコと生クリームを楽しめるなんて、素晴らしいご褒美。
うふふ。
そして、こちらがフィオーレ。
クグロフみたいですよね。
断面。
穴の中にもチェリーがたくさん!
そして、このケーキ、すっごい美味しいの!
サクサクのアーモンドクリームの生地、あまーいフォンダン、そして生地の中にもたっぷりのチェリーが練り込まれていて、周りにもこぼれんばかりのチェリー。
これはもう、至高の食べ物。美味しすぎる。
かなり甘いのですが、これは思わず一気食いしてしまいました。
・・ということで、6月のチェリー祭り、第1弾は大盛況のうちに幕を閉じました。
まだガトーナンシーは残ってるけど。これからチビチビ食べます。
やっぱりチェリー最高ですな。いちごも大好きだけど、もしかしたらチェリーのほうが好きかも。というぐらいチェリー好き。
なので、チェリー祭り、まだまだ続く気配です。
次のチェリーはどこに行こうかな・・・