4月の新宿伊勢丹マ・パティスリーはずっと全回転状態。
今週も大好きなパティスリー、ビガローが登場です。
ビガロー、マパテ来るのは3回目？かな？
今回は、ショーケース見ると、プチガトーの他に焼きっぱなし系やアントルメがたくさん並んでた。
アントルメもちょっと魅力的だったけど、今回はまずはプチガトーメインで。
こんな感じで買いました。
ううむ、なかなか渋い色合いですねー。
ビガローらしい。
それでは、パティスリービガローのケーキ、行ってみます！
まずは、さっぱり系から。その名もズバリ「シトロン」です。
これはもう、見ての通り。
レモンのバタークリームとスポンジ、表面はホワイトチョコでコーティング。
レモンの酸味もしっかり。でもやっぱりスポンジが美味しいですね。
なんとはなしに、ロトス洋菓子店の卵のショートケーキを思わせる。
シンプルで美味しいケーキです。
次に、タルトレットフレーズを。
断面。
このタルトは、タルト部分に砕いたパイ？が大量に貼り付けられているんですね。
もふもふと香ばしくて美味しい。
カスタードもブリンと濃厚で、甘酸っぱいいちごのさわやかさを引き立てています。
すごく美味しいタルトですよ。
そして、フォレノワール。
このフォレノワールもスポンジが美味しいですねー。
チョコスポンジとチョコのクリームで、しっかりとカカオを感じさせる。
チェリーの量はもうちょっと欲しかったかなー？？
でも、シンプルながら美味しいフォレノワールでした。
さらにモンブラン。
バルケットのモンブラン、どんなだろう・・・
断面。
こちらのモンブランは、ラム酒を効かせた洋栗に、アクセントにローズヒップを使っているとのことですが、これがいいですね！すごくいい。
栗にカシスは、もはや王道のスタイルで、みんながやっているし、新しい酸味を模索する中で、このローズヒップの酸味は、香りも上品だし、酸味も適度な酸っぱさで、栗によく合っている。
このマリアージュはとってもステキだと思います。
下のタルトは、ここでは出しゃばりすぎないように、あえて焼きを抑えた印象。
そして、ここからは焼き系。
ガトーバスク。
このガトーバスクは、ゆっくりしっかり火を入れたタイプ。
生地の食感はもっそりほろほろ。ちょっと飲み物が欲しいタイプ。でも香ばしくて美味しいです。
中に入ってるのは、これはレーズン？チェリーではないようですが・・・
ピティビエのカット。
こちらのピティビエは、黄金色になるまでギリギリに火を入れた表面と、内部のコクのある味わいが的確な美味しさ。シンプルでごまかしが効かないケーキなので、このシンプル美味しいのは間違いない。あまりにそっけないので、もう少し遊びがほしいかな、という気も。
最後、ウイークエンドシトロンを。
このウイークエンドは、レモンピールがたっぷり入っているのが見て取れる。
だから、どんなにか酸っぱいのかと思ったけど、酸味はほんのり。
その代わり、レモンの皮のいい香りがしっかり香る。これがすごくいいです。
生地の焼き加減もちょうどいいし、しっとり美味しいレモンのウイークエンドでした。
そんなわけで、今回はオーソドックス・シンプルなケーキが中心でした。
このあたりがやっぱりビガローの本領発揮！という感じですねー。
今週余裕があればアントルメと、懸案のテリーヌを買いたいところですが・・・
