先日オープンした東急プラザ銀座。
そこの4階に2軒のパティスリーが入っています。
レザネフォールとエスキスサンク。
レザネフォールのケーキは、先日買って食べました。
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そこで今回はエスキスサンクのケーキを買うことにしました。
エスキスサンクのケーキ、ショーケースの前の店員さんに「これ、店内で食べたいんですけど・・」と言ったところ、「店内はアシェットデセールのみになっておりまして・・・」
あ、そうか。
そういえばそんなこと何かに書いてあったかも。
すっかり忘れてた。
でも!
自分はこういう時のために紙皿とプラ製ナイフ&フォークを常備しているので、問題なし。
飲み物は、プラザの地下にあるタリーズでエノルメサイズのアイスカフェオレをゲット。
屋上でケーキ食べることにしました。
東急プラザの屋上、見晴らしすごく良くて、気分爽快!
銀座の街並みが一望できます。
そんな絶景を見ながらのケーキ、いきますよー!!
まずは、「アルマニャック」というケーキから。
断面。
食べてみました。
こ、これは・・・
下の方は、ナッツがギッシリで、ガリガリと香ばしく、ナッツが口の中いっぱいに広がります。美味しい。
上の方は、繊細な味のキャラメルムースにクレームブリュレ。美味しい。
なんだけど、この2つが合わさると、お互いに味を相殺しあってるんですね。
ナッツの味が強すぎて、上の繊細なキャラメルの味を潰してしまってる。
キャラメルの味を生かすならこんなにナッツは必要ないし、ナッツを生かすならキャラメルはもっと濃厚であるべき。
それぞれの味のパーツは美味しいだけに、なんとも残念な感じ。
気を取り直して、次は先日発売の「dancyu」でも好評だったタルトレットキャラメルを。
姿形がいちいちアーティスティックだな!
断面。
このケーキも、アルマニャックと基本的な構成はほぼ同じ。
下がナッツ、上がキャラメル。
下のナッツは、ピーナッツの様な味で、豆源の炒り豆を思い起こしました。
それに対して、キャラメルがやっぱり弱い。
これだけひとつひとつが美味しくなる要素満載なのに、結果的にあんまり美味しくない、というのは、意外というか、ちょっとショック。
先日食べたマテリエルのケーキが、絶妙なバランス感覚で、それぞれのパーツはさほど目立たないのに全体を食べるとめちゃめちゃ美味しかったのとはまさに正反対。
まあ、かなり期待して食べただけに、ハードルが上がりすぎた?かもですが、それにしても・・・
最後に、ミルフィーユ。
エスキスのミルフィーユは、催事なんかで以前から販売されていましたがその時の値段は確か1200円ぐらいしたんですよね。自分はそんな高いケーキは買えないのでスルーしていましたが、エスキスサンクのバージョンはかなり大きさ小さいけど買いやすい値段に。
それでは、絶品と言われるミルフィーユ、食べてみましょうかねー
・・・。
うん、確かにパイ生地は素晴らしく美味しいですね。
さくさく、ふわはらりとした軽やかな食感。
中のカスタードクリームは、バニラたっぷり。ちょっと個性が弱いかなー。
軽め軽めのミルフィーユが好きな人にはかなりおすすめできる美味しさです。
自分はミルフィーユといえばガッツリと焼きこまれたパイに濃厚なクリームの組み合わせが好きなので、先日食べたビガローのミルフィーユが忘れられません。それと比べると、ややたおやかな印象かな。
これは好みなので、決して悪く無いミルフィーユだということは強調しておきます。
ということで、絶景の銀座を見ながらのエスキスサンクのケーキ、3つ食べました。
どのケーキも、銀座という立地にふさわしい、ゴージャスなケーキでしたね。
ケーキの上の飾りも見目麗しく、お味の方も豪華絢爛。
こういうケーキも、悪く無いと思います。
ただ、自分が本当に惚れるケーキとは方向性がちょっと違うのは正直なところ。
東急プラザ銀座4階のケーキ店で言えば、自分はレザネフォールを推します。
レザネフォール、ほんと場所がかなり厳しいので頑張って欲しい。
エスキスサンクは、まずは店内でケーキ食べられるようにして欲しい。
どちらのお店も、負けずに頑張って欲しいですねー。